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幻想図書館(日誌)

お風呂に入ってる時に降って来たアリマフ(メモ)

2021/10/22 23:35
オメガバースのアリマフは実際に書いたり描いたりもしたけど、『Dom/Subユニバース』は逆CPなら難無く作られていってたりするんだろうなあ…とか、Domをアリパ、Subをマフちゃんで考えたら出来なくもないけど、普段の彼等で考えてもしっくりするのは逆っぽいんだよなあ…と思って極力考えない様にしてたのに、さっきお風呂に入っていて「これならイケる!?」と思った内容をザックリと纏めておきます。

アリパ→本当は褒めて貰いたいとか守って貰いたい。そんな気持ちもあるけど「そんな不様な姿を誰が曝すか!征服されるの等…屈辱以外の何物でも無い!」って感情が遥かに上回っているSub。その為に体と心のバランスが保てず無理が出て寝込む事も屡々ある。

マフちゃん→俗に言う激しいプレイ等は『美しくない、見苦しい、愛しく守るべき相手に何故その様な仕打ちをしなくてはいけないんだい?』と本気で思っている。征服するよりも優しく見守りたい、甘やかしたい、褒めたいと思うタイプのDom。普段はDomらしい片鱗すら全く見せない為、周りからはSubだと思われている。

因みにエセン君はnormalかSwitch(自分の意志、コマンドでDomにもSubにも切り替えが出来る)だと思う。
勿論そんなアリパなので特定の相手もその日だけの相手も居ないし、マフちゃんも不在です。パッと見て二人のタイプが逆に見える為、同タイプに言い寄られてトラブルに巻き込まれてはウンザリしている感じ。

ある日、Domのモブに無差別に命令されて意に反して屈してしまいそうになったアリパを、より強い威嚇でモブを成敗したマフちゃんを目の当たりにして初めてマフちゃんがDomである事を知るアリパ。
マフちゃんもアリパがSubだと初めて知った。
そこで互いにこれまでの経緯を話して、「そうか…アリ・パシャは何時も本当によく頑張っていると思っていたが、余が想像していた以上に苦しくも戦かっていたのだね」と頭を撫でて褒めて貰った時、何故か素直に受け入れられた自分に戸惑いを見せる。

「余の方は最初からSubだと勘違いされる事が多くてね。相手に苦痛を与える位ならば余が受け入れても構わないが、Dom同士は元から上手くいかないし、傷付けて罵りたい、ただ苦痛を与えて己だけが満足出来れば良い。そう思っている輩が多くて、余はこんな者達と同じDomなのか……そう思うとパートナー等、作らなくとも良いと考えていたのだよ」
「そうか」
「いっそ余とアリ・パシャの性が逆ならば良かったのにね。貴方ならば皆の手本になる様な素晴らしいDomになるだろうに…そうだ」
「何だ?」
「こうすれば良いのだよ、アリ・パシャ。余と一緒の時だけで良いから自分はDomだと振る舞えば良い。余が貴方には従順に従っていれば、周りは勝手に貴方はDomで余の事はSubだと思い、序でに私達をパートナーだと思ってくれるだろう?」
「は?それではお前にメリットが無いだろう。俺の方は無駄に勘違いしたDomからの強制命令に衰弱させられる危険を回避なり緩和出来るだろうが…」
「それで充分だよ、アリ・パシャ。それと余は相手に苦痛を与えるよりも、相手が望むならば此処に受け入れても良いと思う思考のDomでね。貴方が征服されたくない、むしろ相手を征服したいと望むなら…余の体で構わないのなら好きに使ってくれて良いのだよ」
「いやだからお前の方にメリットが全く無いだろうが!」
だから出来ないと渋るアリパ。

「ははは、余にメリットが全く無い?そんな事はないよ、アリ・パシャ。だって余の命令で貴方はDomの仮面をずっと被る事になる、それはなかなかに大変で辛い筈だ。その見返りにこの体を差し出して、余は命令に従ってくれた貴方の頭を撫でて、沢山褒めてあげられる……それもこの身を全部使ってだ。ね?余にメリットが無いなんて事がある訳が無いのだよ」

「まあ、本当は命令をするのも苦手なのだけどね」って笑うマフちゃんと、その言葉に色々吹っ切れてパートナーになるアリパのアリマフ(Dom/Subユニバース)っていうのを考えたまでは良いけど、誰か書or描いてくれないものか…

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