メモと小ネタ帳

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  • 寄り添う(マスコット組:トルガル&アンブロシア)

    20240705(金)04:07
    拠点:インビンシブルにてクライヴが子どもたちにトルガルとアンブロシアについて尋ねられている。


    クライヴ「トルガルとアンブロシアの活躍を語ってくれと言われると長くなるな。
    トルガルは俺が戦っている間ずっと呼吸を合わせて動いてくれている。
    先に敵の気配を察知したり、少し傷が出来た程度なら回復も出来るんだ。
    おかげで俺は迷わず強大な相手だったとしても切り込んでいける。
    それで、戦いが終わった後やふとした時に撫でてやったりちょっとしたおやつを上げるんだ。とても喜んでいるし、なるべく相手をしてやりたいと思っている」

    (子どもたちがせっせとメモを取る)
    ジョスラン「クライヴー、アンブロシアはどんな感じなの」

    クライヴ「気高くそして凛々しいといえばいいのかな。
    雛の時から知っていて、俺に対していつも凛として接してくれていて再会出来た時は嬉しかった。
    群れを引き連れるほど時には荒々しい強さと宝石と呼ばれるに相応しい美しさを兼ね揃えている。
    傍にいくと寄り添ってくれたり、いざという時は自分の目さえ差し出してくれるほど俺のことを大切に想ってくれていたんだ。
    トルガルを頼れる相棒とすると、アンブロシアは愛馬…愛おしいともいえる存在かな」

    ガブ「なんか、恋人を語っているような感じだなあ‥‥うお、なんか急に寒気が…」


    ジル「‥‥‥‥」
    バイロン「まあまあ、戦場によっては馬(チョコボ)に寄り添いながら夜を明かした兵もおることだし」
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    FF16

  • その手を

    20240703(水)05:52
    あなたの手に迷わずに私の手を重ねた。
    俺と彼女の誓いだと、力強く握りしめた。
    これからはこの現実に立ち向かうと。

    私は逃げ出した。手を放した。
    シドルファスの傍にはもういられない。
    バルナバス様はもう私を必要としていない。
    この世界は誰もかもが私を置き去りにして独りにする。
    壊れてしまえばいいとそう思った。

    壊したいわけじゃない。
    変えたいんだ。だからこそこの手に短剣を取ってクリスタル破壊をシドと誓った。
    ベネディクタ、もうお前のような人が人でいられないような世界をそのままにはしない。

    死よりもひとりひとりの人が自らの生を貫ける世界であって欲しいんだ。


    初めてPVを見た時に印象に残ったのが手の表現でした。
    シドにとっては対となっている同い年のクライヴとベネディクタの手の表現から伝わってくる描写が好きです。
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    FF16

  • その音(FF16:クラジル)

    20240628(金)00:43
    ※影の海岸のカットシーンの様に、雰囲気は大人向けなふたり。
    所謂行為的なものではありません。


    沛然たる天から降り注ぐ水の珠は大地を割るのではないかと錯覚するほど轟音を立てていた。
    異変が起きてからそれほど時が経っておらず、果たしてこの空の下で恵の雨は降るのだろうかとヴァリスゼアの人々の不安が別の意味でも搔き立てられていた。これほどの激しい雨はここ何十年も起きてはいなかったからだ。
    かつては召喚獣同士の戦いが起きれば、大地のエーテルは歪み、地形そのものが大きく変動をするーここの所それは連日に起きているマザークリスタル消滅と共にエーテル溜まりが生じ、ますますこの大陸が混沌の焦土と化し終末へと向かっているのだと人々は怯えていた。

    風の大陸の中央黒の一帯ベンヌ湖に浮かぶ拠点ーインビンシブルに戻ろうとしていた道中この強烈な雨を避ける為にすぐに見つけた洞窟の最奥で一組の男女がお互いに寄り添っていた。
    洞窟付近では大地を叩きつけるかのように落ちた水の珠は霧となり、付近を濡らす。これ以上濡れない様に身を寄せることにした。
    今はまだ昼間なのだろう、それでも陰るこの場所でフェニックスの尾が熱くはない神々しい輝きを宿す。
    インビンシブルで合流する予定だった弟の方も近くに相棒である狼と共にいて無事なのだと分かった。
    逞しい身体だけでなく傍に立てかけてある大剣は男の手練れた戦歴を、その精悍な顔つきがまるで何かの運命に抗うかのような意思の強さを、そしてどこか優しさと憂いを含んだ青い瞳はこれまでの出来事を受け入れてきた強さを示していた。濡れた黒髪を少し乱暴に拭いそして静かに雨の音に耳を傾けている。
    この世界に起きている異変と混沌を受け止めているのだ。
    女の方はしなやかな白い肌に白銀の長い髪が非常にマッチしており類まれな美貌と麗しさがそこだけ周囲を明るく見せていた。
    凛とした芯の強さもその透き通るような青い瞳に映し出される。
    外の様子が気になるのか身じろぎしそして小さくくしゃみをした。
    彼女が元の体勢に戻るより前に彼は己の腕の中に再び抱き込む。

    「冷えるぞ」
    「…雨、止まないわね」

    今は休むことを考えようとその言葉に彼女は引き寄せられた胸元で彼の鼓動を子守歌代わりに聴きながら静かに目を閉じた。不思議と雨の音が遠ざかっていく。
    魔法を使えず、今はただふたりだけの時を過ごしお互いに寄り添って生きている意味についてはきっと考えるまでもない。

    早まっていく彼と自分の鼓動の心地よさを全身で感じながら静かに眠りにつくことにした。


    ※影の海岸にて(黒の一帯)魔法が使えないそこにいるのはただのふたりの男女。という意味とテーマ性があるカットシーンもジルのテーマ曲アレンジも含めて好きなのです。



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    FF16

  • ディオンとクライヴのエピローグ

    20240626(水)22:44
    生死は別として(クライヴに関してははっきりとしたヒントが作中に出て来ているので私、というより公式の答えはファンフィクションの中でも結構反映させています)ふたりのエピローグ、結末の運び方は歴代のキャラクターたちの描き方の中でもかなり好きです。
    ディオンは表のブログにドミナントメンバーの語りをリヴァイアサンドミナントも含めて纏めて語る予定ですが、運び方としてはかなり好きで。
    クライヴはFFのテーマ性として、最終的に人に戻れたのだとはっきりと提示した描き方が好きです。ジョシュアは核であり、そして兄を導き、解放もしていったのだと。
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    FF16

  • 鉄拳P原田さんの発言

    20240626(水)22:16
    今私自身はXを使ってもいないし全然見てはいないのですが、上手く纏めてくれていた方がいて。
    開発現場をよくわかっていない経営陣によりIPが立ち行かなくなる、そしてあれこれさせられてスペシャリストが育たない、というのが話の趣旨なのでしょうね。
    自分がゲームから離れる原因となっていたDS時代(携帯機が悪いという訳ではないです、それに甘んじてこのレヴェルでもいいだろうとブランドにラベルを張るだけの上層部の判断から来るファンを舐めた態度があの時代に出たもの・姿勢含めて分かったから国内ゲームそのものに絶望していた)はそうした傾向を察しておりました。
    SIEファーストスタジオに触れる機会があって、開発の方々の熱意も分かって。それに伴う作品群から伝わるパワーや姿勢が好きになれて。
    良いタイミングで戻れたとそう改めて思っています。
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    CSゲーム関係

  • 受け入れる(クラジル+ジョシュア)

    20240625(火)23:52
    拠点のクライヴの部屋にて石の剣のことや、これまでのこと、これからのことを話し合っているロズフィールド兄弟。

    ジョシュア「兄さんにひとつ聞いておきたかったのだけど」
    クライヴ「どうかしたのか」
    ジョシュア「兄さんはジルのどこに惹かれているのか教えて欲しいんだ。はぐらかしたりしないでね、そうする責任もあるのだから」
    クライヴ「…最もな話だな。そうだな―」

    傍に居てくれて、受け止めてくれる。
    本当は怒っていたり、言いたいことは沢山あるんだろう。
    …それでも、俺自身や俺の意思を大切に想ってくれている。そしてそれを何より望んでいてくれるんだ。

    ジョシュア(前にも話し合ったけれど、我慢させている自覚はあるんだよね‥‥)「他にもあるよね」
    クライヴ「…気高く、凛としている。隣に立つとそれを深く感じるんだ。ロザリスに来たばかりの時は居場所がないように考えていたと話してくれた、その時も礼儀正しく真っ直ぐに俺とお前を見つめてくれていたな」
    ジョシュア「覚えているよ。寂しい想いをしていたはずなのに、それを表には出そうとはしないで、ロザリアに来た意味を精一杯受け止めていた。ロザリアにいてもいいんだと受け入れるようになったのは兄さんのお陰だから、ずっと感謝していたんだろうね」
    クライヴ「3人で過ごすようになって、すぐにそれが当たり前になっていったな」
    ジョシュア「僕は屋敷からそう易々とは出られなかったから、兄さんの稽古のことやロザリアの兵達や民のこと、アンブロシアやトルガルを含めて沢山のことを教えてもらっていた。僕が尋ねることも優しく微笑んで受け止めてくれていたよ」
    クライヴ「母様がよく睨みを利かせていたが、ジルは礼儀正しく頭を垂れて上手く対応していたな。
    自治領であの人と向き合った時も脅しではなく逃れさせまいとレイピアを抜いて凛と共に立ち向かってくれた。お前を抱き止めていた時も同じだ。気高く俺が行うべきことを見送ってくれていたんだ、そうした所も、強く惹かれている…」
    ジョシュア「受け止めてくれていたんだと、意識を取り戻してすぐに気づいたよ。ルサージュ卿をあのままにはしておけないのは僕も同じだった。彼が民の為に立ち上がったことは分かっていたからね。僕らの戦いを見守ってくれていた。最後までそうするつもりだったんだろうね」
    クライヴ「ジョシュア、俺は―…」
    ジョシュア「ジルが受け入れられるのは、クライヴ兄さんだけだ。僕もそれは受け止めているし、受け入れている。後戻りは出来ないからね。元気になってくれてからはまた凛としてそして柔らかい彼女だ。そのことに感謝しないとね」
    クライヴ「ああ、そうだな」
    ジョシュア「兄さんが僕とジルが一緒にいることが当たり前だと思っていないのは知っているさ。そのことはとても嬉しいよ。でも偶には怒るよ、子どもの頃から僕だって我慢してきたこと、いっぱいあるからね」
    クライヴ「そうしてくれ」




    ※ジョシュアは子どもの頃から受け入れる選択はしていますね。兄が支えてくれていたからこそ、という自覚もあるのでしょうね。
    ジルは作中では影の海岸にてのみ。クライヴは節目節目でといった形です。


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    FF16

  • Stellar Blade ミリオン達成

    20240625(火)23:10
    Shif upの方々からミリオン達成したと(こうした時フィジカル版が厄介か、押し付けない限りは出荷数になる為。DL版はSIEの方でトラッキングシステムがあるので各国のセールを正確に計れる)発表されました。
    2024年1月から3月までは国産ゲーム発売ラッシュでその後の4月に続いた訳ですが、ミリオンが続いた作品群の中で続いてくれて良かったです。

    おめでとうございます!
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    CSゲーム関係

  • SIEファーストスタジオ作品とそこに集うPSプラットフォーム作品群が好きな理由

    20240624(月)23:06
    理由は沢山ありますが、SIE開発者の方々が各制作者方に対して尊厳を示し、尊敬をしている姿勢もそのひとつです。
    SIEファーストスタジオのCEOはふたり体制となりましたがその内のハルスト氏は元ゲリラスタジオさん所で代表として出られた方だそうで。
    同じくファーストスタジオのひとつノーティドックスの方々はゲリラスタジオ:Horizonのグラフィックを見て、自分達はまだまだだと思い知らされたと発言されていました。
    相手の素晴らしいところをしっかりと認める、これは勇気ある行為ですしだからこそファースト作品は強いのだと。
    サンタモニカやインソムニアックゲームズ等、スタジオ連携が取れている強さもさることながら、PS5(4も)の設計に携わったマーク・サーニーさんのインタビューにあったロードがなくなればそこにコストを割かなくて良くなるから開発者の好きなことが出来るという発言、そしてそれを活かしたサードパートナ作品がどんどん登場しているということを実感出来ている楽しさです。
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    CSゲーム関係

  • Roninのキャラクタークリエイト

    20240624(月)21:58
    Roninの更新したら、翌日PSBlogでキャラクタークリエイトの記事が発表されるという(笑)
    StellarBladeもそろそろだろうと思ってイヴの絵を描いたらちょうど発売日が翌日発表されたのですよね。

    何というかこうした感覚が楽しいものです。
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    CSゲーム関係

  • 必要な人に届ける

    20240622(土)14:56
    マッシュルのコミックス読んでいた時に先生がアビスくんの設定はマッシュにはそもそも通用しないとしっかりと書いていてそうした中でご友人の小さいお子さんにイービルアイについてどう思ったか?と尋ねてかっこいいと思ってもらえたことが嬉しかったと答えられていました。他だとドゥウム戦決着の時にそれほど強くなってどうするんだと尋ねる彼に対するマッシュの答えとロシアウクライナ戦争がその時1年過ぎていたので、平和であるように願っていますと作者さんコメント一覧にのせた先生の姿勢は子どもたちの為に描いているのだとはっきりしていました。

    16も過去作のオマージュはありながら、作風や嫌なものや責任が生じることに関して目を逸らさずに描くべきだ、そうした中で自分の決めたことを最後まで貫く(受け継いだものは彼らしく変化していく)若い人の為の主人公像でした。
    ひとりの人には出来ることに限界があってだからこそ支えてくれる人たちに感謝を欠かさない姿勢もまた。
    混沌とした世の中だからこそ、芯を通せる人物像にしたのだとクライヴ自身からプレイする度にそう感じております。
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    FF16