メモと小ネタ帳

我慢

2024/11/20 21:59
FF16
・君ありてのおまけ
4コマ漫画風味Ver.

タルヤとロドリグにお茶とお菓子を届けようと協力者窓口を通りかかったジル。
ジル(あら、クライヴ)
オットー「すまんクライヴ」
ガブ「俺も付き合うぜ」
クライヴ「頼むぞ」

後日サロンにてカローンの前でくつろいでいるトルガルを撫でているクライヴ。
ジル(話しかけるより…今はちょっと休ませて上げた方が)
ジョスラン「クライヴー」
エメ「いま大丈夫?」
アルトゥル「遊べる?」
クライヴ「ああ、いいぞ」

さらに後日。ジョシュアが合流してから。
ジョシュア「兄さん、ちょっといいかな」
クライヴ「どうした」
ジル(仕方ない…わよね。ジョシュアが優先よね…)

翌日、クライヴの私室にジルが温かいお茶を持って来て。
ジル「ここに置いておくわね…」
それだけ告げて去ろうとする彼女を後ろから彼は抱きすくめた。
ジル「‥‥どうしたの」
驚いたというよりは普段の彼らしくないーいつも真正面から抱きしめてくれるからだー咄嗟の動きに淡々と尋ねてみると。
クライヴ「偶には君の我儘も聞きたいんだ」
そんな風にしっかりと後ろから抱きしめながらそう言ってくれて。
実のところ彼女はすぐに我慢してしまうと兄と弟にとっては共通の認識で。ジョシュアからも時折そのことについて指摘される。昨日もそうだったのだ。
ジル「…じゃあ、少しだけ」

今は、このまま…ここにいさせて。
…ああ。


ジョシュア「戻って来たジルに話しかけてみたよ。朗らかに微笑んでくれていたから、良かった」
クライヴ「ジョシュア」
ジョシュア「何だい、兄さん」
クライヴ「ジルとは一度ふたりで市場に買い物に出たんだ。モブハントついでに俺とお前でダリミルの市に行ってみないか」
小さい頃から我慢する傾向があったのはこの弟も同じで。
すぐに自分へと関心を向ける兄のこの傾向には小さい頃から嬉しかったし慣れてはいたが今だとどこかくすぐったい想いも湧いて来る。
それでも。
ジョシュア「分かった。必要なものに関して僕もルボルに確認しておきたい」
責任への意識を含めながらも楽しみが増えたと弟も朗らかに微笑んだ。

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