メモと小ネタ帳
身長差(ロズ兄弟)
2024/11/10 10:30FF16
・少年期
ロザリス城の窓から稽古に出て行く兄クライヴの後ろ姿を眺めながらー。
ジョシュア(僕も兄さんくらいになったらあれくらい大きくなれるのかな…)
18年後、壮年期。
少し休憩を取る時焚き火の火を起こすのは兄と弟が己の手に火を灯し交代で行なっていた。
ジョシュア(少し身を震わせて)「冷えて来たね…」
クライヴ「日差しがなくなったからな。夜になるとかなり寒くなる。ジョシュア、このマントを羽織るか。フードも付いているから頭も覆える」
父エルウィンの忘れ形見でもある。
ジョシュア「うん…いや、大丈夫だよ」
(僕が羽織ると結局追い越せなかった身長差がまたはっきりしてくるし…)
トルガルに声を掛け、ジルにも兄さんの傍に来てと呼びかけることにした。
ジョシュア「子どもの頃を思い出すね」
ジル「そうね、3人でトルガルを連れて遺跡に遊びに行ったわね」
クライヴ「今は遊びに出ている訳じゃないだろう」
ジョシュア「でも、青空をまた眺めるんだという決意が強まるでしょう」
クライヴ「そうだな…お前の言う通りだ」
体格的には追い越せるものはなくてもこうして揃ってその差を無くして。
一緒に居る意味。それは当たり前の様で特別な日々を人として重ねているのだと各々の心に染み渡らせていくのだ。
ロザリス城の窓から稽古に出て行く兄クライヴの後ろ姿を眺めながらー。
ジョシュア(僕も兄さんくらいになったらあれくらい大きくなれるのかな…)
18年後、壮年期。
少し休憩を取る時焚き火の火を起こすのは兄と弟が己の手に火を灯し交代で行なっていた。
ジョシュア(少し身を震わせて)「冷えて来たね…」
クライヴ「日差しがなくなったからな。夜になるとかなり寒くなる。ジョシュア、このマントを羽織るか。フードも付いているから頭も覆える」
父エルウィンの忘れ形見でもある。
ジョシュア「うん…いや、大丈夫だよ」
(僕が羽織ると結局追い越せなかった身長差がまたはっきりしてくるし…)
トルガルに声を掛け、ジルにも兄さんの傍に来てと呼びかけることにした。
ジョシュア「子どもの頃を思い出すね」
ジル「そうね、3人でトルガルを連れて遺跡に遊びに行ったわね」
クライヴ「今は遊びに出ている訳じゃないだろう」
ジョシュア「でも、青空をまた眺めるんだという決意が強まるでしょう」
クライヴ「そうだな…お前の言う通りだ」
体格的には追い越せるものはなくてもこうして揃ってその差を無くして。
一緒に居る意味。それは当たり前の様で特別な日々を人として重ねているのだと各々の心に染み渡らせていくのだ。