メモと小ネタ帳

1年(シドとベネディクタ)

2024/11/04 19:17
FF16
・騎士となって1年後のベネディクタ

シド「酒も覚えたのか」
ベネディクタ「どこぞの騎士団長さんのおかげでね」
シド「今度ワインを奢る」
ベネディクタ「あら、嬉しいわね。ゲルルフたちも一緒でいいのかしら」
シド「たかるなよ。ベネだけだ」
そう呼ばれるようになって、どれくらい経ったのだろうか。
この愛称は自分だけのものだ。
騎士となってからも剣を抜き、厳しい任務ー実戦は続いていた。
それでも、こうしてふたりきりで話合うのが大好きなのは変わらない。
シドルファスの語る人らしく最後まで終わりを迎えるときもそう…最後の時まで呼んで欲しい。
人としての歩みを教えてくれたのは他ならないお前なのだから。

シド「負荷は大丈夫なのか」
ベネディクタ「半顕現のコントロールには慣れてきたわよ。騎士団長こそ自分の身を心配した方が良い」
シド「そう遠くない内に互角になるかもな。召喚獣自体の力に差はない」
ベネディクタ「ここから離れるつもりもないわ。訓練に訓練を積むだけ」
バルナバス様と視線を交わすシドルファスはもっと長い付き合いをしてきたのだろうとそう思う。
すぐに、ではなくとも。重ねて行けばもう誰かに捨てられることも売りに出されることもなくなるはずだ。
しっかりと私でいられる。見つめたその視線の意味するものに気づいてシドも軽く笑った。そう簡単に他の男の前でその顔をするなよ、と。

※バルナバスが狂う前のふたりのやり取りは厳しい中でもお互いに良くものを言い合える仲だったのだろうと。

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