メモと小ネタ帳

○○育ち(色んなキャラで)

2024/10/30 22:23
FF16
・どこで育ったかと言えばー。

クライヴ「城育ち…と言えば良いのか、物心ついた時には屋敷で父上と母様。使用人や侍女たちに囲まれていた」
ジョシュア「僕も同じだね」
クライヴ(ジョシュアが産まれてから…俺が産まれて来た意味を知れた)
ジョシュア「どうしたの」
クライヴ「いや…産まれてきてくれてありがとう、な」
ジョシュア「なら僕は先に産まれてきてくれてありがとう、だね」
ジル「お屋敷…は私も似たようなものね。
クライヴ、あなたと再会して皆とインビンシブルで過ごすようになってからはここに居られるのが嬉しい」
クライヴ「そうか、良かった」
トルガル🐺「ワフ」
ジル「トルガル、あなたもね。北部にいた私と出会った訳ではないけれど。私達と過ごしてきた時があなたが育っていったところ」

ガブ「村育ちなんですよ。なんでバイロンさんが寄付してくれた資金を見て驚きました」
バイロン「ここに来たウォールード王国の彼女をよく面倒を見てくれているのはそういう訳か。いや、産まれてくる子どものことも考えてやれるとは君はそうした意味でも将来有望じゃな」
ガブ「そ、そうですか。照れるな」
バイロン(ダリミルで会ったあの若造とは違い随分と素直でもある。詐欺に引っかからないように教え込んでおく必要もあるな…)
バイロンが考えていることに気づいたガブ。
ガブ「こうみえて、鼻は効くんですよ。ヤバい相手とか嗅ぎ分けられるぐらいには」
バイロン「ふむ、今度わしと張り合える商人にダリミルで会ったとクライヴから聞いた。今度行く時には君を連れて行こうかの」

ディオン「物心つく頃にはオリフレムに。そして神学校に通う様になった。テランスと出会ったのもそこだったな。そうした意味では余は神学校育ち…ともいえるか」
テランス「グエリゴールに関連したことを学ぶのは国教と基づいていますからね。王侯貴族としてもディオン様は頭角を現しておられた」
ディオン「実力を発揮すれば認められるとその時から考えていたからな…」
テランス「…今までずっと耐えておられた。ですからこれまでの歩むしかなかった道以外を選ばれたとしても。私は受け入れる覚悟です」

ある小さな集落。
現タイタンであるドミナント。フーゴが育った村。
彼からの毎月の資金が送られて来た。資源もなく収穫も少なく。商い人も来ないこの場所ではそれだけがここを支えていた…。


スレイプニル「魔法とは不思議なものですね、バルナバス様」
バルナバス「‥‥‥‥」
スレイプニル「私は本来なら実体がない。ドミナントやベアラーたちが放ちクリスタルから用いる魔法と同じ。あの方にさえ始まりがあり、他の大陸で育ちそして巡りながらここに来られたというのに。古い入れ物を捨て、新しい身体を手に入れるために。
魔法生物はあの方からも生み出されているが育つわけではない。主であるバルナバス様が消えれば私も同時に消滅する」
バルナバス「お前は考え、そして動いている」
スレイプニル「ウォールード王国で育ったとでも?ああ、でも。
ここでバルナバスの中から生み出された感覚は私にもありますよ。
生死を掛けた戦いとはいかに愉しいものか。
残念ながら私はまだ味わえていない」
バルナバス「すでに肉体の年は止めた。人としての感覚もだ。もはやそれを味わうことはない」
スレイプニル「どうでしょうかね。ヴァリスゼアで成ったドミナント、そして召喚獣の力。全てはミュトスに集まる。あの御方が事を運びヴァリスゼアで育ってきた。バルナバス様のオーディンの力はミュトスへと渡される。その時に可能性はあると私はそう思いますよ」
バルナバス「期待はしていない」
スレイプニル「自我…意思そのものが消滅するから、ですか。
私はバルナバス様のお考えを映しているだけです」
バルナバス「…オーク族を遣わすぞ」
スレイプニル「そのときは近い、そうですよね。バルナバス様」


後に。ミュトスではなく、クライヴ・ロズフィールドと彼の名を呼びオーディンの力を吸収させ…いや、明け渡すかのようにバルナバスは消えて行った。


カンベルにて、大軍として分裂していたスレイプニルはアルケーの空を見上げながら、満たされるとはこういうことなのですねとどこか愉しそうに笑みを浮かべ。

彼も青い光の軌跡を描くように消えて行った。





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