メモと小ネタ帳

個人的な愛(クライヴ→ジル)/本質から惹かれた女性(ジル→クライヴ)

2024/10/20 21:06
FF16
・クライヴの精神世界

少女のジルに父親であるエルウィン大公と共に否定されるのですが。
ジルが大人の姿では否定していないのには意味があるのでしょうか。
もっともクライヴにとって影の海岸にてうれし涙を流しながらも笑顔を浮かべていたジルの表情は少女時代の彼女と同じで彼もそれに気づいていたので大きな違いはないのかもしれません。どちらも彼女そのものであると。
彼女そのものには否定されても、弟は少年姿でも青年姿でも兄の名を呼び確立させているのでやはりクライヴの核となっているのはそこなのだと。
あくまで彼が彼女へ向ける愛は彼そのものが人を人として目を向けるという本質を別にすれば個人的な愛情なのでしょうね。

・本質から惹かれた女性

ジルの場合はクライヴの本質、自分を含めてそのひとそのものへ目を向けてくれるのだとそこに惹かれているのが良く分かります。彼女は怒っている時もあるのでしょうがそれを飲み込んでも彼の傍にいたいと願う。
自分を見失わないでいられるという意味でも。彼女のターニングポイントは幾つかあってカットシーンに出ている本編の筋からですとイーストプールでの語り合い、鉄王国突入辺りとジョシュアとの再会、影の海岸辺りになりますでしょうか。それらが印象深いと思われます。
それとは別にタイタン戦の後の待っているだけは辛いからとぽつりと彼女は告げますよね。私はここが重要なのだとそう考えています(世界観のことを合わせると今作NPCの台詞はかなり重要ですね)。
ジルがすぐ我慢してしまうことは終盤サイドクエスト白銀の君にて兄弟のやり取りにも出て来ます。
因縁を断ってからジルはクライヴへの恋愛感情もはっきり自覚し。一緒にロザリスについていくと啖呵を切った矢先フーゴに捕らえられ結局足を引っ張るかたちとなってしまったのでまた引っ込める姿勢になった訳です。
下手に自分が感情を露わにして動こうとすると彼の役に立てないのだと。
クライヴは傍にいてくれるだけでなくどんな形であれ彼女が支えてくれること自体に感謝しているのですが。
彼女自身がそれだけでは納得できないのだと。
人らしくなってから好きになれば好きになるほど不安は募る。本編では大きく描かれていませんが力の差も開いていくので。
その決定打はバルナバスに捕らえられた時。もうこれ以上は傍にいても役には立てないと。
それでもクライヴが、彼本人が変わらないでそして自分に対しての愛は大きく変わっていったのだと受け入れる選択を最終的に取って行ったのでしょうね。

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可