メモと小ネタ帳
受け入れる(クラジル+ジョシュア)
2024/06/25 23:52FF16
拠点のクライヴの部屋にて石の剣のことや、これまでのこと、これからのことを話し合っているロズフィールド兄弟。
ジョシュア「兄さんにひとつ聞いておきたかったのだけど」
クライヴ「どうかしたのか」
ジョシュア「兄さんはジルのどこに惹かれているのか教えて欲しいんだ。はぐらかしたりしないでね、そうする責任もあるのだから」
クライヴ「…最もな話だな。そうだな―」
傍に居てくれて、受け止めてくれる。
本当は怒っていたり、言いたいことは沢山あるんだろう。
…それでも、俺自身や俺の意思を大切に想ってくれている。そしてそれを何より望んでいてくれるんだ。
ジョシュア(前にも話し合ったけれど、我慢させている自覚はあるんだよね‥‥)「他にもあるよね」
クライヴ「…気高く、凛としている。隣に立つとそれを深く感じるんだ。ロザリスに来たばかりの時は居場所がないように考えていたと話してくれた、その時も礼儀正しく真っ直ぐに俺とお前を見つめてくれていたな」
ジョシュア「覚えているよ。寂しい想いをしていたはずなのに、それを表には出そうとはしないで、ロザリアに来た意味を精一杯受け止めていた。ロザリアにいてもいいんだと受け入れるようになったのは兄さんのお陰だから、ずっと感謝していたんだろうね」
クライヴ「3人で過ごすようになって、すぐにそれが当たり前になっていったな」
ジョシュア「僕は屋敷からそう易々とは出られなかったから、兄さんの稽古のことやロザリアの兵達や民のこと、アンブロシアやトルガルを含めて沢山のことを教えてもらっていた。僕が尋ねることも優しく微笑んで受け止めてくれていたよ」
クライヴ「母様がよく睨みを利かせていたが、ジルは礼儀正しく頭を垂れて上手く対応していたな。
自治領であの人と向き合った時も脅しではなく逃れさせまいとレイピアを抜いて凛と共に立ち向かってくれた。お前を抱き止めていた時も同じだ。気高く俺が行うべきことを見送ってくれていたんだ、そうした所も、強く惹かれている…」
ジョシュア「受け止めてくれていたんだと、意識を取り戻してすぐに気づいたよ。ルサージュ卿をあのままにはしておけないのは僕も同じだった。彼が民の為に立ち上がったことは分かっていたからね。僕らの戦いを見守ってくれていた。最後までそうするつもりだったんだろうね」
クライヴ「ジョシュア、俺は―…」
ジョシュア「ジルが受け入れられるのは、クライヴ兄さんだけだ。僕もそれは受け止めているし、受け入れている。後戻りは出来ないからね。元気になってくれてからはまた凛としてそして柔らかい彼女だ。そのことに感謝しないとね」
クライヴ「ああ、そうだな」
ジョシュア「兄さんが僕とジルが一緒にいることが当たり前だと思っていないのは知っているさ。そのことはとても嬉しいよ。でも偶には怒るよ、子どもの頃から僕だって我慢してきたこと、いっぱいあるからね」
クライヴ「そうしてくれ」
※ジョシュアは子どもの頃から受け入れる選択はしていますね。兄が支えてくれていたからこそ、という自覚もあるのでしょうね。
ジルは作中では影の海岸にてのみ。クライヴは節目節目でといった形です。
ジョシュア「兄さんにひとつ聞いておきたかったのだけど」
クライヴ「どうかしたのか」
ジョシュア「兄さんはジルのどこに惹かれているのか教えて欲しいんだ。はぐらかしたりしないでね、そうする責任もあるのだから」
クライヴ「…最もな話だな。そうだな―」
傍に居てくれて、受け止めてくれる。
本当は怒っていたり、言いたいことは沢山あるんだろう。
…それでも、俺自身や俺の意思を大切に想ってくれている。そしてそれを何より望んでいてくれるんだ。
ジョシュア(前にも話し合ったけれど、我慢させている自覚はあるんだよね‥‥)「他にもあるよね」
クライヴ「…気高く、凛としている。隣に立つとそれを深く感じるんだ。ロザリスに来たばかりの時は居場所がないように考えていたと話してくれた、その時も礼儀正しく真っ直ぐに俺とお前を見つめてくれていたな」
ジョシュア「覚えているよ。寂しい想いをしていたはずなのに、それを表には出そうとはしないで、ロザリアに来た意味を精一杯受け止めていた。ロザリアにいてもいいんだと受け入れるようになったのは兄さんのお陰だから、ずっと感謝していたんだろうね」
クライヴ「3人で過ごすようになって、すぐにそれが当たり前になっていったな」
ジョシュア「僕は屋敷からそう易々とは出られなかったから、兄さんの稽古のことやロザリアの兵達や民のこと、アンブロシアやトルガルを含めて沢山のことを教えてもらっていた。僕が尋ねることも優しく微笑んで受け止めてくれていたよ」
クライヴ「母様がよく睨みを利かせていたが、ジルは礼儀正しく頭を垂れて上手く対応していたな。
自治領であの人と向き合った時も脅しではなく逃れさせまいとレイピアを抜いて凛と共に立ち向かってくれた。お前を抱き止めていた時も同じだ。気高く俺が行うべきことを見送ってくれていたんだ、そうした所も、強く惹かれている…」
ジョシュア「受け止めてくれていたんだと、意識を取り戻してすぐに気づいたよ。ルサージュ卿をあのままにはしておけないのは僕も同じだった。彼が民の為に立ち上がったことは分かっていたからね。僕らの戦いを見守ってくれていた。最後までそうするつもりだったんだろうね」
クライヴ「ジョシュア、俺は―…」
ジョシュア「ジルが受け入れられるのは、クライヴ兄さんだけだ。僕もそれは受け止めているし、受け入れている。後戻りは出来ないからね。元気になってくれてからはまた凛としてそして柔らかい彼女だ。そのことに感謝しないとね」
クライヴ「ああ、そうだな」
ジョシュア「兄さんが僕とジルが一緒にいることが当たり前だと思っていないのは知っているさ。そのことはとても嬉しいよ。でも偶には怒るよ、子どもの頃から僕だって我慢してきたこと、いっぱいあるからね」
クライヴ「そうしてくれ」
※ジョシュアは子どもの頃から受け入れる選択はしていますね。兄が支えてくれていたからこそ、という自覚もあるのでしょうね。
ジルは作中では影の海岸にてのみ。クライヴは節目節目でといった形です。