メモと小ネタ帳

魂を込めて(Visions of Mana:ヴァルとヒナ)

2024/09/01 13:29
聖剣V
※本編開始よりちょっと前

火の村が見える小高い丘で夕日と村を眺めているヴァルとヒナ。

ヴァル「もうすぐ、フェアリーが来るんだな」
ヒナ「ヴァルは誰が巫女として選ばれると思う?」
ヴァル「う~ん。巫女は男の人でも女の人でもなれるからなあ…。
僕たちには見えないものをフェアリーが見定めるだろうな」
ヒナ「そうね…分かっているのはヴァルはもうすぐこの村を旅立ってしまう」
ヴァル「そんな寂しそうな顔をするなよ、帰ってくるさ。ライザねえは土の村に…ギドはもうないけれど、どこがで元気にしているだろうし。守り人として役目を果したらちゃんとみんなに旅のことを話す」
マナの樹が世界の中心となっている。村ごとに掟があり。
それぞれの交流はほとんどない。

“ギドでね、大好きな人が出来たんだ”

ライザからの手紙にはそう書かれていて。
それ以後彼女からの連絡が途絶えた。

ヒナ「魂を捧げてくれた巫女のことを、皆にお話しするのね」
ヴァル「この村とこの世界の為に覚悟を決めて魂ごと捧げてくれたんだからな。僕もその魂を受け継いで、守り人の誇りを抱いて皆に語らないと」
ヒナ「楽しみにしているね」


これは僕らがまだマナの樹とこの世界の真実を知らなかった頃だ。


追記
ふたりにとって世界の当たり前が変わる瞬間も大切に見届けていきたい。

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