第19話 砂漠
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◇第19話 砂漠 【スキット】◇
* 兄妹の両親はどこに *
エステル
「アルフとライラのご両親、見つかりませんね」
レイヴン
「これだけ砂漠が過酷となると無事かどうかも難しいんじゃないの?」
リタ
「このくそ暑い中で、そういう気の滅入る話をしないで」
リリーティア
「元々砂漠周辺で生活している人たちだから、私たちよりは慣れはあるだろうけど」
カロル
「だからって、こんなところに無理やり連れて行くなんて酷いよね」
ユーリ
「まったくだ。ま、人の心配出来るうちにとっととガキたちの親を探そうぜ」
* 砂漠の暑さ対策 *
リタ
「あぢ・・・」
エステル
「日陰も何もないですから・・・」
カロル
「・・・ぁ・・・ぅ・・・」
ユーリ
「どした、カロル先生」
ジュディス
「暑過ぎて声も出ないといったところかしら?」
レイヴン
「おいおい~、これぐらい歩いただけでへこたれるなんて、みんな若いくせに情けないねぇ~」
リタ
「マジうざ・・・」
エステル
「レイヴンは暑着なのに、なぜ平気なんです?」
レイヴン
「ん~、俺様の服はちょいと特殊加工がしてあんのよね」
カロル
「か、貸して・・・」
レイヴン
「おぉ、苦しみから逃れたい少年よ、俺様の匂いが染み付いててもよければ貸すぜ」
カロル
「・・・ヤダ」
ユーリ
「暑さよりも匂いの方が嫌だってよ」
エステル
「それじゃあ、リリーティアはどうして平気なんです?」
ユーリ
「(それじゃあって・・・)」
リリーティア
「(もしかして、今の話・・・)」
ジュディス
「(信じたのね・・・)」
エステル
「リリーティア?」
リリーティア
「あ、いや・・・。まあ、暑い暑いと極端に思わないことだよ。暑さを忘れて、ただひたすらに前に進む」
カロル
「・・・無理・・・絶対・・・」
リリーティア
「それじゃあ・・・、逆に何か他に違うことを考えて暑さを紛らわせるとか」
リタ
「この暑さで・・・考える余裕も、ないわ・・・」
エステル
「気の持ち方ってことですか。リリーティアの服は特殊加工がされているわけじゃないんですね」
ユーリ&リリーティア&ジュディス
「「「・・・・・・」」」
ラピード
「ワフ~」
* だらだらぐだぐだ *
カロル
「砂と骨、仙人掌(サボテン)と岩、空と風と太陽と・・・」
ジュディス
「延々とそれだけね・・・」
ラピード
「ワフ~ン・・」
エステル
「でも、かえって見通しが良いから・・・探しやすいですね・・・」
レイヴン
「強がりもいいけどさぁ、・・・おたくら、もう大丈夫じゃないわよね」
リリーティア
「一旦、前の水場に引き返したほうがいいでしょうか」
レイヴン
「この様子だと、そうねぇ」
リタ
「何言ってんの・・・このぐらい、平気よ・・・」
ユーリ
「まあ、・・・探しもの見つける前に、オレたちが探される身になるのはゴメンだけどな・・・」
ジュディス
「でも、ここで引き返すのも・・・シャクね」
リタ
「ええ・・・」
ラピード
「ワン・・・」
カロル
「でも、もうボク、頭くらくらする・・・」
エステル
「カロル、もう少しがんばって・・・みましょう・・・」
レイヴン
「って言ってるけど・・・。こりゃ、そろそろどこか水場を見つけないとほんとにやばいんじゃない?」
リリーティア
「そうですね。一旦引き返すか、もう少し先に進むかどうか、早く決めないと・・・」
* パティとラピード *
ラピード
「ワンッ!」
パティ
「なんじゃラピード。うちの服を引っ張らんでくれなのじゃ」
リリーティア
「あ、パティ!その先は危ないよ」
パティ
「ん・・・おお、危機一髪なのじゃ。ラピードは教えてくれてたんじゃな」
ラピード
「ワンッ!」
エステル
「ラピード、パティに懐いてます。どうして・・・?」
ユーリ
「ラピードは子ども好きだからな」
パティ
「タイよりもピチピチなうちにメロメロなのじゃ」
エステル
「わたしに足りないのは若さだったんですね・・・」
ユーリ
「いや、確かにパティは若いけど、なんかおかしくないか?それ言ったら、懐いてるリリィやジュディはどうなるんだよ」
エステル
「ということは・・・、二人よりもわたしは老けて見えてるってことです・・・?!」
リリーティア
「いや、それはさすがにおかしくない?」
ラピード
「クゥーン?」
第19話 砂漠 【スキット】 -終-
* 兄妹の両親はどこに *
エステル
「アルフとライラのご両親、見つかりませんね」
レイヴン
「これだけ砂漠が過酷となると無事かどうかも難しいんじゃないの?」
リタ
「このくそ暑い中で、そういう気の滅入る話をしないで」
リリーティア
「元々砂漠周辺で生活している人たちだから、私たちよりは慣れはあるだろうけど」
カロル
「だからって、こんなところに無理やり連れて行くなんて酷いよね」
ユーリ
「まったくだ。ま、人の心配出来るうちにとっととガキたちの親を探そうぜ」
* 砂漠の暑さ対策 *
リタ
「あぢ・・・」
エステル
「日陰も何もないですから・・・」
カロル
「・・・ぁ・・・ぅ・・・」
ユーリ
「どした、カロル先生」
ジュディス
「暑過ぎて声も出ないといったところかしら?」
レイヴン
「おいおい~、これぐらい歩いただけでへこたれるなんて、みんな若いくせに情けないねぇ~」
リタ
「マジうざ・・・」
エステル
「レイヴンは暑着なのに、なぜ平気なんです?」
レイヴン
「ん~、俺様の服はちょいと特殊加工がしてあんのよね」
カロル
「か、貸して・・・」
レイヴン
「おぉ、苦しみから逃れたい少年よ、俺様の匂いが染み付いててもよければ貸すぜ」
カロル
「・・・ヤダ」
ユーリ
「暑さよりも匂いの方が嫌だってよ」
エステル
「それじゃあ、リリーティアはどうして平気なんです?」
ユーリ
「(それじゃあって・・・)」
リリーティア
「(もしかして、今の話・・・)」
ジュディス
「(信じたのね・・・)」
エステル
「リリーティア?」
リリーティア
「あ、いや・・・。まあ、暑い暑いと極端に思わないことだよ。暑さを忘れて、ただひたすらに前に進む」
カロル
「・・・無理・・・絶対・・・」
リリーティア
「それじゃあ・・・、逆に何か他に違うことを考えて暑さを紛らわせるとか」
リタ
「この暑さで・・・考える余裕も、ないわ・・・」
エステル
「気の持ち方ってことですか。リリーティアの服は特殊加工がされているわけじゃないんですね」
ユーリ&リリーティア&ジュディス
「「「・・・・・・」」」
ラピード
「ワフ~」
* だらだらぐだぐだ *
カロル
「砂と骨、仙人掌(サボテン)と岩、空と風と太陽と・・・」
ジュディス
「延々とそれだけね・・・」
ラピード
「ワフ~ン・・」
エステル
「でも、かえって見通しが良いから・・・探しやすいですね・・・」
レイヴン
「強がりもいいけどさぁ、・・・おたくら、もう大丈夫じゃないわよね」
リリーティア
「一旦、前の水場に引き返したほうがいいでしょうか」
レイヴン
「この様子だと、そうねぇ」
リタ
「何言ってんの・・・このぐらい、平気よ・・・」
ユーリ
「まあ、・・・探しもの見つける前に、オレたちが探される身になるのはゴメンだけどな・・・」
ジュディス
「でも、ここで引き返すのも・・・シャクね」
リタ
「ええ・・・」
ラピード
「ワン・・・」
カロル
「でも、もうボク、頭くらくらする・・・」
エステル
「カロル、もう少しがんばって・・・みましょう・・・」
レイヴン
「って言ってるけど・・・。こりゃ、そろそろどこか水場を見つけないとほんとにやばいんじゃない?」
リリーティア
「そうですね。一旦引き返すか、もう少し先に進むかどうか、早く決めないと・・・」
* パティとラピード *
ラピード
「ワンッ!」
パティ
「なんじゃラピード。うちの服を引っ張らんでくれなのじゃ」
リリーティア
「あ、パティ!その先は危ないよ」
パティ
「ん・・・おお、危機一髪なのじゃ。ラピードは教えてくれてたんじゃな」
ラピード
「ワンッ!」
エステル
「ラピード、パティに懐いてます。どうして・・・?」
ユーリ
「ラピードは子ども好きだからな」
パティ
「タイよりもピチピチなうちにメロメロなのじゃ」
エステル
「わたしに足りないのは若さだったんですね・・・」
ユーリ
「いや、確かにパティは若いけど、なんかおかしくないか?それ言ったら、懐いてるリリィやジュディはどうなるんだよ」
エステル
「ということは・・・、二人よりもわたしは老けて見えてるってことです・・・?!」
リリーティア
「いや、それはさすがにおかしくない?」
ラピード
「クゥーン?」
第19話 砂漠 【スキット】 -終-