第15話 解放
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◇第15話 解放 【スキット】◇
* リタとの再会 *
エステル
「ふふふふ」
リタ
「なに?慌てたり笑ったり忙しいわね」
カロル
「リタも忙しいけどね」
ユーリ
「それを言うならカロルもな」
リタ
「そこ!黙りなさい!」
エステル
「ふふふ。会えて嬉しんです。ここで会えて本当に良かった。帝都に戻るのをやめてしまったから、リタが帝都に遊びにきてくれると言ってくれたのに会えないところでした」
ユーリ
「へえ、リタが帝都に遊びに行く、ね」
リタ
「ば・・・!べ、別に遊びに行くわけじゃないわよ。エアルクレーネの調査が終わったら報告に帝都へ行くからちょっと、そ、その・・・。ついでに顔を出そうと思っただけ・・・。・・・誤解しないでよね」
ジュディス
「おかしいわね。私には遊びに行く口実のように聞こえるわ」
リタ
「っ・・・エアルクレーネについて報告してほしいってリリーティアに頼まれたのよ!どうしてもって!だからそのついでよ!ついで!・・・そうでしょ?!」
リリーティア
「えっ・・・あ、ああ、うんそうだね。(あれはリタから言ってくれたんだけど・・・) まあ、とにかくここで再会できてよかったよ」
エステル
「はい」
* フレンの考え *
カロル
「ねぇ、フレンがエステルのこと呼んでたけどいいの?」
ユーリ
「騎士団としてはお姫様はお城に連れ戻したいだろうからな。その辺ふらふらされたら心配で仕方ねえってところだろ」
リタ
「その騎士団にいる人がここにいるけどね」
リリーティア
「でも、さっきフレンから聞いた話だと、私がいるから大丈夫だろうって閣下はおっしゃってるみたいだけど」
ユーリ
「なんだよ。だったら単にフレンが心配性なだけじゃねぇか」
リリーティア
「まぁ、・・・そうかもしれないね」
ジュディス
「あなた、とても信頼されているのね」
リリーティア
「え・・・はは。どう、なのかな。そうだと嬉しいんだけど・・・」
* さらに将来は安泰に *
カロル
「というわけで、ギルドを興したんだよ!」
リタ
「何がというわけか、よくわかんないんだけど」
カロル
「『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』っていうギルド名はエステルが考えてくれたんだよ!」
リタ
「ふーん。まさか、エステルまでギルドのメンバーってわけじゃないでしょうね」
カロル
「それは、さすがに・・・。今のところ三人だけだよ。首領(ボス)がボクで、それにユーリとジュディス!」
レイヴン
「およ、ジュディスちゃんも入ってんのね」
リリーティア
「それから、ラピードもだよね」
カロル
「うん、そう!どう、すごいでしょ?」
リタ
「は~ん・・・そうね、すごいわね。あんたが首領(ボス)っていうのが特に」
カロル
「あ!それから、もうひとり候補がいるんだ!」
リタ
「は?候補ってなに?」
カロル
「リリーティアだよ。ね、リリーティア」
リリーティア
「ふふ、そうだね」
レイヴン
「それ、どういうことよ?」
リリーティア
「なんといいますか・・・。私が騎士団をクビになった時は、『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』に入れてもらえることになっているんですよ」
リタ
「ちょっとなにそれ。意味わかんないだけど?」
レイヴン
「え~、俺様としては『天を射る矢(アルトスク)』に入ってもらいたいけどね~」
カロル
「だめだめ!先にスカウトしたのはボクたちなんだからね」
レイヴン
「でも、決めるのはリリィちゃん本人でしょ。じいさんも気に入ってるみたいだし」
リリーティア
「ドンが私を?」
レイヴン
「そそ。だから『天を射る矢(アルトスク)』もリリィちゃんならきっと歓迎してくれるわよ」
カロル
「だ、だから、いくら『天を射る矢(アルトスク)』でもダメだってば!」
リタ
「ていうか、さっきから騎士団クビになる前提でなに勝手に話してんのよ・・・」
リリーティア
「ははは、ますます私の将来は安泰ってことだ」
リタ
「・・・・・・あんたも、そんな悠長なこと言ってていいの」
* 二人の違い *
エステル
「そういえば、ヘリオードの街の奥に大きな滝が流れてましたよね。ユーリも見ました?すごく壮大で、力強くて、それでいてきれいでした。光の反射によって虹が掛かったりもするみたいですよ」
ユーリ
「ああ。ちらっとは見たけど、あんだけ水か流れてると便利でいいよな。水道魔導器(アクエブラスティア)なんかなくて、なんとかなりそうだし」
リリーティア
「エステルは鑑賞用としてみてるのに・・・」
カロル
「ユーリは生活用水としてみてるんだね・・・」
レイヴン
「これぞ、生活水準の違いだな」
第15話 解放 【スキット】 -終-
* リタとの再会 *
エステル
「ふふふふ」
リタ
「なに?慌てたり笑ったり忙しいわね」
カロル
「リタも忙しいけどね」
ユーリ
「それを言うならカロルもな」
リタ
「そこ!黙りなさい!」
エステル
「ふふふ。会えて嬉しんです。ここで会えて本当に良かった。帝都に戻るのをやめてしまったから、リタが帝都に遊びにきてくれると言ってくれたのに会えないところでした」
ユーリ
「へえ、リタが帝都に遊びに行く、ね」
リタ
「ば・・・!べ、別に遊びに行くわけじゃないわよ。エアルクレーネの調査が終わったら報告に帝都へ行くからちょっと、そ、その・・・。ついでに顔を出そうと思っただけ・・・。・・・誤解しないでよね」
ジュディス
「おかしいわね。私には遊びに行く口実のように聞こえるわ」
リタ
「っ・・・エアルクレーネについて報告してほしいってリリーティアに頼まれたのよ!どうしてもって!だからそのついでよ!ついで!・・・そうでしょ?!」
リリーティア
「えっ・・・あ、ああ、うんそうだね。(あれはリタから言ってくれたんだけど・・・) まあ、とにかくここで再会できてよかったよ」
エステル
「はい」
* フレンの考え *
カロル
「ねぇ、フレンがエステルのこと呼んでたけどいいの?」
ユーリ
「騎士団としてはお姫様はお城に連れ戻したいだろうからな。その辺ふらふらされたら心配で仕方ねえってところだろ」
リタ
「その騎士団にいる人がここにいるけどね」
リリーティア
「でも、さっきフレンから聞いた話だと、私がいるから大丈夫だろうって閣下はおっしゃってるみたいだけど」
ユーリ
「なんだよ。だったら単にフレンが心配性なだけじゃねぇか」
リリーティア
「まぁ、・・・そうかもしれないね」
ジュディス
「あなた、とても信頼されているのね」
リリーティア
「え・・・はは。どう、なのかな。そうだと嬉しいんだけど・・・」
* さらに将来は安泰に *
カロル
「というわけで、ギルドを興したんだよ!」
リタ
「何がというわけか、よくわかんないんだけど」
カロル
「『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』っていうギルド名はエステルが考えてくれたんだよ!」
リタ
「ふーん。まさか、エステルまでギルドのメンバーってわけじゃないでしょうね」
カロル
「それは、さすがに・・・。今のところ三人だけだよ。首領(ボス)がボクで、それにユーリとジュディス!」
レイヴン
「およ、ジュディスちゃんも入ってんのね」
リリーティア
「それから、ラピードもだよね」
カロル
「うん、そう!どう、すごいでしょ?」
リタ
「は~ん・・・そうね、すごいわね。あんたが首領(ボス)っていうのが特に」
カロル
「あ!それから、もうひとり候補がいるんだ!」
リタ
「は?候補ってなに?」
カロル
「リリーティアだよ。ね、リリーティア」
リリーティア
「ふふ、そうだね」
レイヴン
「それ、どういうことよ?」
リリーティア
「なんといいますか・・・。私が騎士団をクビになった時は、『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』に入れてもらえることになっているんですよ」
リタ
「ちょっとなにそれ。意味わかんないだけど?」
レイヴン
「え~、俺様としては『天を射る矢(アルトスク)』に入ってもらいたいけどね~」
カロル
「だめだめ!先にスカウトしたのはボクたちなんだからね」
レイヴン
「でも、決めるのはリリィちゃん本人でしょ。じいさんも気に入ってるみたいだし」
リリーティア
「ドンが私を?」
レイヴン
「そそ。だから『天を射る矢(アルトスク)』もリリィちゃんならきっと歓迎してくれるわよ」
カロル
「だ、だから、いくら『天を射る矢(アルトスク)』でもダメだってば!」
リタ
「ていうか、さっきから騎士団クビになる前提でなに勝手に話してんのよ・・・」
リリーティア
「ははは、ますます私の将来は安泰ってことだ」
リタ
「・・・・・・あんたも、そんな悠長なこと言ってていいの」
* 二人の違い *
エステル
「そういえば、ヘリオードの街の奥に大きな滝が流れてましたよね。ユーリも見ました?すごく壮大で、力強くて、それでいてきれいでした。光の反射によって虹が掛かったりもするみたいですよ」
ユーリ
「ああ。ちらっとは見たけど、あんだけ水か流れてると便利でいいよな。水道魔導器(アクエブラスティア)なんかなくて、なんとかなりそうだし」
リリーティア
「エステルは鑑賞用としてみてるのに・・・」
カロル
「ユーリは生活用水としてみてるんだね・・・」
レイヴン
「これぞ、生活水準の違いだな」
第15話 解放 【スキット】 -終-