第5話 少女
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
繰り返す日常。
それは、
理想のための研究。
理想のための実験。
理想のための任務。
すべては理想の下に、考え、動いていた。
それが、私の日常だった。
その中で、
失ったものもある。
守れなかったものもある。
変わったものもある。
けれど、それでもその日常は今も変わらない。
今だって、何をするにも理想のためだ。
ただし、”過去の理想”と”現在の理想”と唯一違うのは、
----------理想を現実にするための”手段”。
でも、それも《いつも》になった。
変わらない日常のひとつとなった。
そう、これが今の日常《いつも》だ。
いつもの日常《いつも》だ。
繰り返す日常《いつも》だ。
たとへ、この手で命を奪ったとしても。
何も変わったことはない。
何も考えることはない。
何も思うことはない。
これが、私の、
《いつも》なのだから。