第10話 永遠
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◇第10話 永遠 【スキット】◇
* 属性の相性 *
キャナリ
「リリーティアの一番得意な属性は何なのかしら?」
リリーティア
「私は風と水の属性ですね。その中でも、最も得意なのは風なんです」
ダミュロン
「それじゃあ、俺と同じってこったな」
リリーティア
「はい、そうですね」
ソムラス
「それぞれ人によって相性があるというのは、どう決まるものなんですか?」
リリーティア
「それはもともと持っているものなんです。その人の本質、ですね」
ゲアモン
「へぇ。それじゃぁ、属性の相性は努力でどうこう出来るものではないのか」
ヒスーム
「一種の潜在的なものなのですな」
* リリーティアは監視官? *
ダミュロン
「そういや、なんで弓を教えてもらってるんだ?」
リリーティア
「その・・・、いつもキャナリ小隊長の弓使いはとても素敵だなと思って見ていたんです。それでちょっと憧れて、私もやってみたいなぁと」
キャナリ
「ふふ、ありがとう。そう言ってくれて嬉しいわ」
ダミュロン
「ほんと、この難しい変形弓をよくあんなに使いこなせるよな」
リリーティア
「? ダミュロンさんも使いこなせているように私には見えますけど?」
ダミュロン
「はは、俺なんてまだまだ」
リリーティア
「でも、一瞬の判断で弓と剣を素早く使い分けて戦っているダミュロンさんの姿には何度も驚かされましたよ。僅かな状況の変化にも合わせた戦い方をしているので、他の方たちと比べて弓と剣との使い分け方が多彩ですし。 それを見ていると使いこなせているように思うのですけど」
ダミュロン
「っ・・・・・・」
ヒスーム
「リリーティア殿は人の動きをよく見ていますな」
リリーティア
「いつもみなさんの戦う姿を後ろから見ているものですから」
ダミュロン
「これは、戦闘中は簡単にさぼることもできないねぇ」
ゲアモン
「ははは、一瞬でバレちまうな」
ソムラス
「それって、さぼってたことがあるっていうことですか?」
ヒスーム
「だとしたら、良い監視官ができましたな」
キャナリ
「ふふ、そうね」
第10話 永遠【スキット】 -終-