第2話 絆
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◇第2話 絆 【スキット】◇
* 魔物襲来 *
リリーティア
「どうして急にあんな大勢の魔物が・・・・・・。それに、魔物の遭遇率が激しくなっている今、デイドン砦が見えてくるまでに一度も魔物に出くわさなかったことは気になる。単なる偶然か、それとも・・・・・・。!! もしかして、魔物たちは数時間平原を歩き続けて疲れている私たちをわざと狙って・・・?いや、・・・・・・まさか、ね。知能力が乏しい魔物たちがそこまで考えて行動するはずがないし、それはさすがに考えすぎか。 でも、最近の魔物たちは何かおかしい気がする。・・・・・・う~ん」
キャナリ
「リリーティア、どうしたのかしら?」
ダミュロン
「さあ、さっきからひとりでぶつぶつ言ってるみたいだけど」
* 珍しい武器 《レウィス・アルマ》 *
ダミュロン
「おまえさんの武器って面白いな」
ヒスーム
「わたしも初めて見ましたな」
キャナリ
「その武器は特殊なものなの?」
リリーティア
「これは、父が自身のために考案した武器ですので、世界に出回っているものではありません」
ソムラス
「お父さんが作ったものなのですか?」
リリーティア
「はい。魔術を効率よく発動できるよう細工を施しているんです。これがなくても武醒魔導器(ボーディブラスティア)をつけているので魔術は扱えますが、この武器を持つと、それ以上に術が安定してとても戦いやすいんですよ」
ゲアモン
「へぇ、じゃあすごい大事な武器なんだな」
リリーティア
「父が私のために、心を込めて作ってくれたものでもありますから、そういった意味でもとても大切なものなんです」
* 衝撃の事実 *
キャナリ
「そういえば、リュネール隊長の娘ってことは・・・・・・。ねぇリリーティア、失礼なんだけど歳は幾つなのかしら?」
リリーティア
「? 13です」
キャナリ&ヒスーム
「「!?」」
ダミュロン&ゲアモン&ソムラス
「「「えええっ!!??」」」
リリーティア
「?!」
ダミュロン
「じゅ、13って・・・・・・」
リリーティア
「え・・・あ、あの・・・・・・?」
ソムラス
「もっと上なのかと思っていました」
ゲアモン
「俺も・・・・・・」
ヒスーム
「リリーティア殿はしっかりしているのですな」
リリーティア
「(・・・・・・私、何歳に見られてたんだろう?)」
第2話 絆 【スキット】 -終-