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お礼画面

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以下お礼文

・シーザーと一枚上手な彼女


『ここのディナー本当に美味しかったわ』

「ああ、そうだろう?

『過去にどんな女を連れてきたんだか』

「冗談じゃあない!君が初めてで最後だ、この場所に連れてくるのは」

『ふふ、そうだといいけど』

「……まあいい。それで、今日は君に話したいことがあるんだ」

『ああ、右ポケットに入ってる指輪のことかしら』

「…は、」

『それともこれから出てくる108本のバラのこと?ああ、私が好きなトルタでも用意しているのかしら』

「君…ッ!なんでそれを、」

『愛してるんだもの、全部わかるわ。あなたのやりそうなことくらい』

「ッ、それ」

『私も今日プロポーズしようと思ってたから。私たち似たもの同士ね』

「!!」

『素敵な指輪でしょう。もらってくれる?絶対に幸せにするわ。死ぬまで、いや死んでからもずっとよ』

「………」

『さすがの私でも、顔を真っ赤にしてるだけじゃ何もわからないわよ』

「こんな、格好つかないじゃあないか…」

『そう?私は気にしないわよ、そういうところも全部含めて愛しているから』

「だから君、」

『今日はもう役所やってないから届出は明日でいいわよね?今日はせっかくだし、素敵な夜を過ごしましょう』

「頼むから話を聞いてくれ!』

『愛してるわ、一生。返事はくれないの?』

「〜〜〜ッ、世界一愛してるさ!クソッ、もう俺の負けでいい!婿にでもなんでももらえばいいだろう!」

『ちょっと悪いシーザーも可愛くて好きよ、私』

「調子に乗るんじゃあないッ!今夜覚えていろよ!!」

『アハハ、期待してるわね』

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!」


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…一生勝てる気がしない。この数分でシーザー・A・ツェペリは悟っていた。


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