Put on a happy face
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「風見さん!何故私が!?」
仕事の通達が来た瞬間思わず叫んだ。
「"ゼロ"には極めて女性が少ない。その中で一番優れた容姿が君だった、と黒田管理官が言っていた。」
「あのタヌキジジイ。」
「こら、そんな言い方するな。」
「私、メインで潜入任務した事ないですよ?
主に降谷さんや風見さんや諸伏さんの彼女役か、
サポートばかりだったじゃないですか。
出来ません!」
「実力はある。頑張ってくれ。自分もサポート役で入るつもりだ。」
ここでギャーギャー言っても仕事は決定事項、変わる事はない。
ここ最近、女性の行方不明者が増えている。
調べた所、主にキャバクラや風俗・レンタル彼女等といった男性客を相手にする仕事に勤めている女性達が失踪していた。
行方不明の女性達は一様に家族と疎遠で、失踪してもただ仕事から"逃げただけだろう"と思われがちな方達だった。
恐らく女性達を日本である程度稼がせた後、海外へと送り込んで強制的に風俗の仕事をさせている可能性が高いとの事だった。
そしてそれを統括している組織、つまり女性達の誘拐犯が1番の問題だった。
多数の犯罪を斡旋するような組織。
例えば以前昴が犯人を狙撃した銀行強盗、
あの犯人の持っていた拳銃を売ったのもその組織ではないかとの事だった。
海外とのコネクションが強く、金のためなら犯罪だろうとなんだろうと手助けをするような頭のおかしい奴らだ。
今後そいつらを利用してテロが起きてもおかしくはない。日本国外の協力も得つつ、絶対に首謀者を捕まえたい所だ。
「話は分かった。それで困って俺に助けを求めに来たのか。」
仕事を引き受けた後1番に相談したのは赤井秀一の元だった。
「キャバクラだよ?
行ったこともないし、何が何だかよくわかんない!
ねぇ、昴って行ったことあるの…?」
「キャバクラか?あー、昔に一度あるな。
キャメルがどうしても行ってみたいが一人では不安だ、と言うので着いて行った。
女性達がこぞって俺の所に来てしまってキャメルは残念がっていたな。
今度から一人で行けと言った。」
「あー、情景が浮かぶわ。」
「俺はかなり前にホストとして潜入した事がある。
それは黒の組織内での事だったが。
キャバクラもホストも近い所はあるだろう。
多少何か教える事は出来るかもしれないな。」
「な に そ れ」
バグったように震えた声で思わず叫んだ。
「…?言った通りだが。」
「ホスト?シュウが、ホスト?」
「あぁ。」
「潜入時代?つまりロングヘアで?」
「そうだが。」
「写真ないの??」
「馬鹿、そんな物残すわけないだろう。」
「ああぁぁ!見たかったァァ」
「残念だったな。」
「あの、今度再現して貰えます?」
「断る」
「ぇー。」
「そんな事言ってる場合じゃないだろう。
付け焼き刃でもすぐに働けるようにする必要がある。…少し待っていろ。」
リビングで待たされる事10分。
部屋に改めて入ってきたのは昴だった。
「お待たせしました。」
「何故昴に?」
「昔からよく知った顔よりも、こっちの方が少しは距離感を出せるだろう。
とにかく、俺を知らない男だと思って接しろ。
全く知らない男を相手にするのは大変だ。
…特に酔っぱらいはな。」
「な、なるほど。」
「それでは、始めましょうか。」
仕事の通達が来た瞬間思わず叫んだ。
「"ゼロ"には極めて女性が少ない。その中で一番優れた容姿が君だった、と黒田管理官が言っていた。」
「あのタヌキジジイ。」
「こら、そんな言い方するな。」
「私、メインで潜入任務した事ないですよ?
主に降谷さんや風見さんや諸伏さんの彼女役か、
サポートばかりだったじゃないですか。
出来ません!」
「実力はある。頑張ってくれ。自分もサポート役で入るつもりだ。」
ここでギャーギャー言っても仕事は決定事項、変わる事はない。
ここ最近、女性の行方不明者が増えている。
調べた所、主にキャバクラや風俗・レンタル彼女等といった男性客を相手にする仕事に勤めている女性達が失踪していた。
行方不明の女性達は一様に家族と疎遠で、失踪してもただ仕事から"逃げただけだろう"と思われがちな方達だった。
恐らく女性達を日本である程度稼がせた後、海外へと送り込んで強制的に風俗の仕事をさせている可能性が高いとの事だった。
そしてそれを統括している組織、つまり女性達の誘拐犯が1番の問題だった。
多数の犯罪を斡旋するような組織。
例えば以前昴が犯人を狙撃した銀行強盗、
あの犯人の持っていた拳銃を売ったのもその組織ではないかとの事だった。
海外とのコネクションが強く、金のためなら犯罪だろうとなんだろうと手助けをするような頭のおかしい奴らだ。
今後そいつらを利用してテロが起きてもおかしくはない。日本国外の協力も得つつ、絶対に首謀者を捕まえたい所だ。
「話は分かった。それで困って俺に助けを求めに来たのか。」
仕事を引き受けた後1番に相談したのは赤井秀一の元だった。
「キャバクラだよ?
行ったこともないし、何が何だかよくわかんない!
ねぇ、昴って行ったことあるの…?」
「キャバクラか?あー、昔に一度あるな。
キャメルがどうしても行ってみたいが一人では不安だ、と言うので着いて行った。
女性達がこぞって俺の所に来てしまってキャメルは残念がっていたな。
今度から一人で行けと言った。」
「あー、情景が浮かぶわ。」
「俺はかなり前にホストとして潜入した事がある。
それは黒の組織内での事だったが。
キャバクラもホストも近い所はあるだろう。
多少何か教える事は出来るかもしれないな。」
「な に そ れ」
バグったように震えた声で思わず叫んだ。
「…?言った通りだが。」
「ホスト?シュウが、ホスト?」
「あぁ。」
「潜入時代?つまりロングヘアで?」
「そうだが。」
「写真ないの??」
「馬鹿、そんな物残すわけないだろう。」
「ああぁぁ!見たかったァァ」
「残念だったな。」
「あの、今度再現して貰えます?」
「断る」
「ぇー。」
「そんな事言ってる場合じゃないだろう。
付け焼き刃でもすぐに働けるようにする必要がある。…少し待っていろ。」
リビングで待たされる事10分。
部屋に改めて入ってきたのは昴だった。
「お待たせしました。」
「何故昴に?」
「昔からよく知った顔よりも、こっちの方が少しは距離感を出せるだろう。
とにかく、俺を知らない男だと思って接しろ。
全く知らない男を相手にするのは大変だ。
…特に酔っぱらいはな。」
「な、なるほど。」
「それでは、始めましょうか。」