Put on a happy face
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夕食を食べ終えて、ウィスキーの水割りが入ったグラスをシュウに渡した。
「ありがとう。」
「それ、飲んでゆっくりしてて。
私、園子ちゃんに勧められた韓流ドラマの続きを観ちゃわないと。観たら感想伝えるねって言ってあるから。
…悪いけどあと二話で終わるから。」
「あぁ、俺の事は気にせずゆっくり見ていろ。」
梅酒を注いだグラスを手に、シュウの横でDVDを再生した。
内容は割と王道だ。大企業の社長の跡取り息子と平凡な女の子の、コメディ要素ありの恋愛ドラマ。
立場を逆にすれば園子ちゃんと京極さんと被る所があり共感出来る部分が多いのかもしれない。
まぁ、京極さんは話を聞く限り、平凡な人物ではなさそうだけどね。
「…終わった。」
「あぁ、終わったな。」
「…………。」
しばらくお互い沈黙が続いた。部屋の中に響くのはエンディングの曲だけ。
「どうしよう、私まったくときめかなかった…。
枯れてきてるのかな…?
昔は恋愛ドラマ見て大体キャーキャー言ってたんだけど…。
私、恋が何か分からなくなってきてるのかな…?
歳かな…。」
「俺にそんな事言われても困るな。
…ナマエは、俺が好きだときちんと自覚してるんだろ?」
みるみる顔に熱が集まったのが分かった。
今私の顔は真っ赤だろう。間髪入れず頷く。
「俺に対して、どう思っている?俺を見て何を感じる?」
「…ドキドキする。…顔を見るだけで、照れるというか…カッコイイなって…。
こんな人の隣に居ていいのかなとか改めて思っちゃう…。」
口に出すと更に恥ずかしくなって思わず顔を伏せた。
「ほら、枯れてなんかいないだろ。
ナマエがドラマに感動しないのは、今十分に刺激的な恋愛をしているからじゃないのか?
公安とFBIという立場の違いもあるし、"俺"が生きている事をバレないように気を使って付き合っている。
傍から聞いたら海外ドラマも驚くような恋愛をしているぞ。
…立場で縛られたり、スリルを味わうのは現実だけで十分だ。」
「な、なるほど!確かにそうかも…。流石はFBI捜査官のプロファイリング…。
園子ちゃんになんて感想何を言おうかな。
うーん…。
あ!最後の俳優さんの台詞はよかったかも!
あれはちょっとときめいたかな〜。」
そう言うとシュウは手元のグラスをテーブルに置き、私と距離を詰めた。
「"肩書きにしばられて、君を諦めるなんて出来ない。全てを捨てて、一緒になりたい。
俺と共に生きてくれないか?"
…だったかな?」
「ギャー!!」
耳元で囁かれ、叫び声と共に近くにあったクッションを抱きしめて部屋の隅っこでうずくまった。
「赤井さん…最高です。ぐうの音も出ませんわ…。」
「それは良かったな。そんな隅に居たら風邪ひくぞ。早くソファーに戻ってこい。」
「はぁい。」鼻から下をクッションで隠したままソファーに座った。
「今度は俺が持ってきたDVDを一緒に観ないか?」
「何なに??観たい!」
シュウが取り出しのは海外ドラマのシャーロック・ホームズ。
「現代を舞台にしているらしい。」
「これ、私観たかったやつ!!嬉しい〜!」
〜数時間後〜
「面白すぎでは??」
「やばいな…見たら止まらなくなる。」
「じゃあ…あと、あと1話だけ!」
「それを一体何回繰り返していると思ってるんだ。」
「続きが気になって寝れない。」
「…俺もだ。…どちらかが眠くなったら終わりにしよう。」
「オッケー!」
結局徹夜でドラマを見続け楽しんだ。
「シーズン2、今度観ようね!」
「あぁ…次も確実に徹夜コースだな…。」
「ありがとう。」
「それ、飲んでゆっくりしてて。
私、園子ちゃんに勧められた韓流ドラマの続きを観ちゃわないと。観たら感想伝えるねって言ってあるから。
…悪いけどあと二話で終わるから。」
「あぁ、俺の事は気にせずゆっくり見ていろ。」
梅酒を注いだグラスを手に、シュウの横でDVDを再生した。
内容は割と王道だ。大企業の社長の跡取り息子と平凡な女の子の、コメディ要素ありの恋愛ドラマ。
立場を逆にすれば園子ちゃんと京極さんと被る所があり共感出来る部分が多いのかもしれない。
まぁ、京極さんは話を聞く限り、平凡な人物ではなさそうだけどね。
「…終わった。」
「あぁ、終わったな。」
「…………。」
しばらくお互い沈黙が続いた。部屋の中に響くのはエンディングの曲だけ。
「どうしよう、私まったくときめかなかった…。
枯れてきてるのかな…?
昔は恋愛ドラマ見て大体キャーキャー言ってたんだけど…。
私、恋が何か分からなくなってきてるのかな…?
歳かな…。」
「俺にそんな事言われても困るな。
…ナマエは、俺が好きだときちんと自覚してるんだろ?」
みるみる顔に熱が集まったのが分かった。
今私の顔は真っ赤だろう。間髪入れず頷く。
「俺に対して、どう思っている?俺を見て何を感じる?」
「…ドキドキする。…顔を見るだけで、照れるというか…カッコイイなって…。
こんな人の隣に居ていいのかなとか改めて思っちゃう…。」
口に出すと更に恥ずかしくなって思わず顔を伏せた。
「ほら、枯れてなんかいないだろ。
ナマエがドラマに感動しないのは、今十分に刺激的な恋愛をしているからじゃないのか?
公安とFBIという立場の違いもあるし、"俺"が生きている事をバレないように気を使って付き合っている。
傍から聞いたら海外ドラマも驚くような恋愛をしているぞ。
…立場で縛られたり、スリルを味わうのは現実だけで十分だ。」
「な、なるほど!確かにそうかも…。流石はFBI捜査官のプロファイリング…。
園子ちゃんになんて感想何を言おうかな。
うーん…。
あ!最後の俳優さんの台詞はよかったかも!
あれはちょっとときめいたかな〜。」
そう言うとシュウは手元のグラスをテーブルに置き、私と距離を詰めた。
「"肩書きにしばられて、君を諦めるなんて出来ない。全てを捨てて、一緒になりたい。
俺と共に生きてくれないか?"
…だったかな?」
「ギャー!!」
耳元で囁かれ、叫び声と共に近くにあったクッションを抱きしめて部屋の隅っこでうずくまった。
「赤井さん…最高です。ぐうの音も出ませんわ…。」
「それは良かったな。そんな隅に居たら風邪ひくぞ。早くソファーに戻ってこい。」
「はぁい。」鼻から下をクッションで隠したままソファーに座った。
「今度は俺が持ってきたDVDを一緒に観ないか?」
「何なに??観たい!」
シュウが取り出しのは海外ドラマのシャーロック・ホームズ。
「現代を舞台にしているらしい。」
「これ、私観たかったやつ!!嬉しい〜!」
〜数時間後〜
「面白すぎでは??」
「やばいな…見たら止まらなくなる。」
「じゃあ…あと、あと1話だけ!」
「それを一体何回繰り返していると思ってるんだ。」
「続きが気になって寝れない。」
「…俺もだ。…どちらかが眠くなったら終わりにしよう。」
「オッケー!」
結局徹夜でドラマを見続け楽しんだ。
「シーズン2、今度観ようね!」
「あぁ…次も確実に徹夜コースだな…。」