Put on a happy face
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目が覚めたらベッドで寝ていた。
「ここは…?」
「起きたか。」
「しゅう…いち…くん…。」
よく見たらここは工藤邸か。秀一君が連れてきてくれたのかな。
「警視庁から出てきて急にこちらの方に向かって来たと思ったら目の前で倒れたから驚いたぞ。」
「うそ…。まっててくれたの?」
未だに上手く口が回らない。
「俺の車に気付いてこっちに向かって来ていると思ったが…違ったのか。」
「ほとんどいしきがなくて。」
「随分大変だったんだな。よく頑張ったな。」
頭を優しく撫でられて思わずまた瞼が閉じた。
「おい、せめて水飲んでから寝てくれ。」
声は聞こえてくるが身体が動かない。
口元にコップをそえられてなんとか口に流れ込む水を飲み込んだ。
「おやすみ。」
彼の声を聞きながらまた意識を失った。
起きたらカーテンの隙間から朝日が見えた。
隣を見たら秀一君が寝ていた。
「わ…びっくりした。」
私の腰辺りを抱きしめて気持ちよさそうに寝ている。
目をつぶっていても彼の隈が見える。
「隈…お揃いだね。」
声を出さずに笑い、彼の隈を撫でた。
「ん…。起きたか。身体は大丈夫か?」
「うん、だいぶ寝たから大丈夫。」
「そうか。まともに喋れるようになったな。」
「うん、舌がまわるようになった。」
「良かったな。朝食作るから待ってろ。」
「手伝う…。」
「いい。横になってろ。」
そう言うとさっさと行ってしまった。申し訳ないな。
とりあえずトイレにでも行こうと立ち上がった時、
ズボンが落ちた。
「ぅぉ!?」
着ていたのは秀一君の服だったようだ。
上下ダボダボ過ぎるが、なんとか腰紐を縛ってズボンが落ちるのを防いだ。
ゆっくり歩かないとまた落ちそう。私の着替えは何処へ…?
なんとかトイレに行って下に行こうとした時、秀一君が2階に上がってきた。
「ぁ。」
油断してズボンがまた落ちた。
「…ッ、おい。」若干彼が焦った顔をした。
「私、部屋着も預けたハズなんだけど…。」
上着もブカブカで良かった。上着が膝上丈のワンピースみたいになっていたお陰でパンツ丸出しになる事はなかった。
「すまない、どれが部屋着なのか分からなかった。
とりあえず俺のを着せたんだが…。」
「そうだったんだ…服、貸してくれてありがとう。」
なんとかズボンをたくしあげてゆっくり歩いた。
ベッドに座ると折りたたみのベッドテーブルを出し、その上に朝食を置いてくれた。
ロールパンに目玉焼き、ベーコン、サラダ。
「朝ごはんもありがとう。いただきます。」
食べ始めて気付いた。
「あれ、秀一君は?食べないの?」
「起きたばかりでまだ腹が減らないんだ。それに栄養不足な恋人に何か食べさせるのが優先だからな。」
「ご迷惑おかけしました。」苦笑いをする。
「構わんよ。これからいくらでも迷惑かけてくれ。」嬉しくも照れくさくて黙々と朝ごはんを食べた。
「あの様子だと…寝ずに三徹、といったところか?」
「正解。だってシャワー浴びたりしたかったから…。それに早く終わらせて会いたかったし…。」
「それは嬉しいが、身体を壊したら元も子もないぞ。あまり無茶はするなよ。俺でも全く仮眠せずに三徹はほとんどしない。」
「気をつけます…。でもなんで私が帰るって分かったの…?」
「指輪。」
「これ?」
「そのネックレスについている指輪、すり替えたんだ。その指輪には盗聴器とGPSがついている。会話を聞いて、そろそろ帰る頃だと思ってな。」
「えっ…うそ…。全然気付かなかった。」
「以前の物と全く同じ指輪を作ったんだ。それで隣の家の博士が作った機器を内側に埋め込んだ。
かなり小さいしバレにくい。本当に彼は凄い発明家だ。」
「…あ、ホントだ。指輪の内側に何かついてる…。
ねぇ、元々の指輪は?」
「俺が持っている。」
「そっち返してよ。ずっと盗聴されてるの嫌!それに機密事項もあるんだから!」
「聞くべきではないと判断したら聞かないから安心しろ。」
「なんで盗聴する必要があるの!?」
「何かあった時助けられないだろう。」
「私昔よりも強くなったから大丈夫だよ!これでも武術、他の人より強いんだから!」
「…三徹で死にそうだった奴に言われても説得力ないな。」
「…そ、それはたまたまで…。いつもはもう少し仮眠してるから…。」
「…それならいつか手合わせをしてもらおうか。
俺に勝てたら指輪は元に戻す。
ただ、もう少し休んでからな。」
「…分かった。」
朝食を食べ終えて皿を片そうと立ち上がった。
やはりズボンが落ちてきて鬱陶しいので潔く脱ぐ事にした。
彼はまた焦っていたが、別にパンツ見えてないしと言ってさっさと下の階へ行った。
皿洗いをしていると、隣に秀一君が来て彼自身の朝食を作り始めた。
「預けた私の着替えって何処にある?」
「さっき居た寝室のクローゼットにかけてある。」
「ありがとう。」
「あぁ。」
ろくにこっちを見ようとしない。なんだかちょっと寂しくなって試しに後ろからそっと抱きついてみた。
全体的に筋肉質で硬い。凄い鍛えてるな…。
試しに腹筋を触ってみたが、流石バキバキに割れているようだ。
「うっわー!腹筋すごぉ…。」
つい楽しくなってぺたぺたと触る。
「やめろ。」振り返った彼に凄まれてしまった。
「あっ…ごめんなさい。」
思わず両手を挙げて数歩下がったが、逆に抱きしめ返された。
「俺がこんなに我慢しているというのに…君は…。」
下半身に硬いものが押し当てられた。これは…。
思わず赤面する。
「責任取ってくれるのか?」
「あっ…えっ…と…。」
「嫌ならその刺激的な格好からさっさと着替えてこい。」
「い、今すぐ着替えてきます!」
凄い勢いで階段をかけ登った。
「ここは…?」
「起きたか。」
「しゅう…いち…くん…。」
よく見たらここは工藤邸か。秀一君が連れてきてくれたのかな。
「警視庁から出てきて急にこちらの方に向かって来たと思ったら目の前で倒れたから驚いたぞ。」
「うそ…。まっててくれたの?」
未だに上手く口が回らない。
「俺の車に気付いてこっちに向かって来ていると思ったが…違ったのか。」
「ほとんどいしきがなくて。」
「随分大変だったんだな。よく頑張ったな。」
頭を優しく撫でられて思わずまた瞼が閉じた。
「おい、せめて水飲んでから寝てくれ。」
声は聞こえてくるが身体が動かない。
口元にコップをそえられてなんとか口に流れ込む水を飲み込んだ。
「おやすみ。」
彼の声を聞きながらまた意識を失った。
起きたらカーテンの隙間から朝日が見えた。
隣を見たら秀一君が寝ていた。
「わ…びっくりした。」
私の腰辺りを抱きしめて気持ちよさそうに寝ている。
目をつぶっていても彼の隈が見える。
「隈…お揃いだね。」
声を出さずに笑い、彼の隈を撫でた。
「ん…。起きたか。身体は大丈夫か?」
「うん、だいぶ寝たから大丈夫。」
「そうか。まともに喋れるようになったな。」
「うん、舌がまわるようになった。」
「良かったな。朝食作るから待ってろ。」
「手伝う…。」
「いい。横になってろ。」
そう言うとさっさと行ってしまった。申し訳ないな。
とりあえずトイレにでも行こうと立ち上がった時、
ズボンが落ちた。
「ぅぉ!?」
着ていたのは秀一君の服だったようだ。
上下ダボダボ過ぎるが、なんとか腰紐を縛ってズボンが落ちるのを防いだ。
ゆっくり歩かないとまた落ちそう。私の着替えは何処へ…?
なんとかトイレに行って下に行こうとした時、秀一君が2階に上がってきた。
「ぁ。」
油断してズボンがまた落ちた。
「…ッ、おい。」若干彼が焦った顔をした。
「私、部屋着も預けたハズなんだけど…。」
上着もブカブカで良かった。上着が膝上丈のワンピースみたいになっていたお陰でパンツ丸出しになる事はなかった。
「すまない、どれが部屋着なのか分からなかった。
とりあえず俺のを着せたんだが…。」
「そうだったんだ…服、貸してくれてありがとう。」
なんとかズボンをたくしあげてゆっくり歩いた。
ベッドに座ると折りたたみのベッドテーブルを出し、その上に朝食を置いてくれた。
ロールパンに目玉焼き、ベーコン、サラダ。
「朝ごはんもありがとう。いただきます。」
食べ始めて気付いた。
「あれ、秀一君は?食べないの?」
「起きたばかりでまだ腹が減らないんだ。それに栄養不足な恋人に何か食べさせるのが優先だからな。」
「ご迷惑おかけしました。」苦笑いをする。
「構わんよ。これからいくらでも迷惑かけてくれ。」嬉しくも照れくさくて黙々と朝ごはんを食べた。
「あの様子だと…寝ずに三徹、といったところか?」
「正解。だってシャワー浴びたりしたかったから…。それに早く終わらせて会いたかったし…。」
「それは嬉しいが、身体を壊したら元も子もないぞ。あまり無茶はするなよ。俺でも全く仮眠せずに三徹はほとんどしない。」
「気をつけます…。でもなんで私が帰るって分かったの…?」
「指輪。」
「これ?」
「そのネックレスについている指輪、すり替えたんだ。その指輪には盗聴器とGPSがついている。会話を聞いて、そろそろ帰る頃だと思ってな。」
「えっ…うそ…。全然気付かなかった。」
「以前の物と全く同じ指輪を作ったんだ。それで隣の家の博士が作った機器を内側に埋め込んだ。
かなり小さいしバレにくい。本当に彼は凄い発明家だ。」
「…あ、ホントだ。指輪の内側に何かついてる…。
ねぇ、元々の指輪は?」
「俺が持っている。」
「そっち返してよ。ずっと盗聴されてるの嫌!それに機密事項もあるんだから!」
「聞くべきではないと判断したら聞かないから安心しろ。」
「なんで盗聴する必要があるの!?」
「何かあった時助けられないだろう。」
「私昔よりも強くなったから大丈夫だよ!これでも武術、他の人より強いんだから!」
「…三徹で死にそうだった奴に言われても説得力ないな。」
「…そ、それはたまたまで…。いつもはもう少し仮眠してるから…。」
「…それならいつか手合わせをしてもらおうか。
俺に勝てたら指輪は元に戻す。
ただ、もう少し休んでからな。」
「…分かった。」
朝食を食べ終えて皿を片そうと立ち上がった。
やはりズボンが落ちてきて鬱陶しいので潔く脱ぐ事にした。
彼はまた焦っていたが、別にパンツ見えてないしと言ってさっさと下の階へ行った。
皿洗いをしていると、隣に秀一君が来て彼自身の朝食を作り始めた。
「預けた私の着替えって何処にある?」
「さっき居た寝室のクローゼットにかけてある。」
「ありがとう。」
「あぁ。」
ろくにこっちを見ようとしない。なんだかちょっと寂しくなって試しに後ろからそっと抱きついてみた。
全体的に筋肉質で硬い。凄い鍛えてるな…。
試しに腹筋を触ってみたが、流石バキバキに割れているようだ。
「うっわー!腹筋すごぉ…。」
つい楽しくなってぺたぺたと触る。
「やめろ。」振り返った彼に凄まれてしまった。
「あっ…ごめんなさい。」
思わず両手を挙げて数歩下がったが、逆に抱きしめ返された。
「俺がこんなに我慢しているというのに…君は…。」
下半身に硬いものが押し当てられた。これは…。
思わず赤面する。
「責任取ってくれるのか?」
「あっ…えっ…と…。」
「嫌ならその刺激的な格好からさっさと着替えてこい。」
「い、今すぐ着替えてきます!」
凄い勢いで階段をかけ登った。