Put on a happy face
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次の日、教室へ行くと衝撃的な事が起きた。
「おはよう。」
あの、屋上で会った彼がさも当然とばかりに隣の席に座っている。
「貴方、隣のクラスでしょ。何しに来たの?さっさと帰って。」
「今日からこっちのクラスにしてもらった。
4組に行きたい男がいたから、担任と校長に直談判して特別に交換して貰ったんだ。代わりにもう屋上には行けなくなってしまったがな。」
頬杖をついて不満そうな顔をした。
「…つまりサボらない代わりに私のクラスに来たって事?」
「その通り。席も隣にしてもらったんだ。
あの子に替えてもらった。」
そう言って赤井秀一は席を替えてもらった女の子にウィンクをした。
女の子は目をハートにしている。
私をからかってそんなに楽しいのか?腹立つ。
「それなら今度から私が屋上へ行くわ。」
「それは無理だ。いつも俺がピッキングをして鍵を開けていたからな。俺が開けなければ君も屋上へは行けない。残念だったな?君は真面目に勉学に勤しんで、俺の隣に居続ければ良い。
早く隣に座れ。授業始まるぞ。」
舌打ちをして隣の自分の席に着いた。
ピッキングって…一体こいつ何者なんだろうか。
それから本当に赤井秀一という男は常に私の隣に居続けた。トイレの前についてくる位に。
普通ならストーカーだと噂されるだろうが、私が以前から時々男に付き纏われていたのと、彼の見た目から"私の新しいボディーガード"だと思われていた。
初めは完全に無視をしていたのだが、同年代より落ち着いた雰囲気や細かい気遣いに自然と少しずつ心を開いていった。
普通は付きまとわれたらうんざりするはずだったが彼には嫌悪感を微塵も抱かず、むしろ一緒に居てくれるのが嬉しかった。
「おはよう。」
あの、屋上で会った彼がさも当然とばかりに隣の席に座っている。
「貴方、隣のクラスでしょ。何しに来たの?さっさと帰って。」
「今日からこっちのクラスにしてもらった。
4組に行きたい男がいたから、担任と校長に直談判して特別に交換して貰ったんだ。代わりにもう屋上には行けなくなってしまったがな。」
頬杖をついて不満そうな顔をした。
「…つまりサボらない代わりに私のクラスに来たって事?」
「その通り。席も隣にしてもらったんだ。
あの子に替えてもらった。」
そう言って赤井秀一は席を替えてもらった女の子にウィンクをした。
女の子は目をハートにしている。
私をからかってそんなに楽しいのか?腹立つ。
「それなら今度から私が屋上へ行くわ。」
「それは無理だ。いつも俺がピッキングをして鍵を開けていたからな。俺が開けなければ君も屋上へは行けない。残念だったな?君は真面目に勉学に勤しんで、俺の隣に居続ければ良い。
早く隣に座れ。授業始まるぞ。」
舌打ちをして隣の自分の席に着いた。
ピッキングって…一体こいつ何者なんだろうか。
それから本当に赤井秀一という男は常に私の隣に居続けた。トイレの前についてくる位に。
普通ならストーカーだと噂されるだろうが、私が以前から時々男に付き纏われていたのと、彼の見た目から"私の新しいボディーガード"だと思われていた。
初めは完全に無視をしていたのだが、同年代より落ち着いた雰囲気や細かい気遣いに自然と少しずつ心を開いていった。
普通は付きまとわれたらうんざりするはずだったが彼には嫌悪感を微塵も抱かず、むしろ一緒に居てくれるのが嬉しかった。