Put on a happy face
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昨日は昴さん、もとい秀一君の所へ行ったのが遅かったので早めに帰宅した。
今日は非番なので改めて今後について話し合う事になっている。
とりあえずクローゼットから数着選んで吟味する所から支度が始まる。
「えっ、どうしよ。秀一君と会うって意識すると着るもの迷う…。」
昴さんなら歳下だし、そんなに服に気を使いすぎなくても良さそうな雰囲気を醸し出していた。
しかし沖矢昴が赤井秀一だと分かってから、自分でも過剰に意識していると思う。
とりあえず無難なネイビーのシンプルなワンピースにした。
「変じゃないよね…。」髪の乱れを整えてから工藤邸のインターホンを押す。
しかし出てきたのは沖矢昴ではなかった。
「こんにちは。」
ニコニコと笑顔を浮かべるダンディな方は…!!
「はっ、初めまして…!!も…もしかして、く、工藤優作さんですか…?」
「私が工藤優作です。昴君から来る事は聞いているよ。中へどうぞ。」
「ありがとうございます!お邪魔します!
あの、私工藤優作さんの小説の大ファンで…!
この間緋色の捜査官の映画も見ました!最高でした!泣けました!」
一息に言うとこれまたニコニコと嬉しそうにお礼を言われた。私、こんな凄い人と喋ってる…!
嬉しすぎて泣きそう。なんなら今涙目。
「今、僕の妻と昴君は変装の件で少々立て込んでいてね。こちらで寛いで待っていて貰えるかな?」
「はい。」
しばらく緊張の面持ちでソファーに縮こまっていると、優作さんが紅茶を出してくれた。
その後すぐに昴さんと工藤有希子さんと思われる方が部屋に入ってきた。
「お、お邪魔してます!わ、私」
「あらぁ〜!昴くんから聞いてるわよ〜!
貴女がナマエさんね?こんな美人な恋人がいるなんて…昴くんも隅におけないわねぇ!」
「えぇ、自慢の恋人です。」息を吐くように惚気けるので思わず手で顔を覆った。
「私より有希子さんの方が数億倍美しいです…!いや、比べる対象にもなりません!今日優作さんにも有希子さんにお会いできて嬉しいです!幸せです!」
「あら、そんな謙遜しないで!もっと顔を見せて。」
嬉しさと感動と照れが混ざった顔を有希子さんに晒した。
「…ナマエちゃん、本当綺麗な顔してるわねぇ。特に目が綺麗。公安警察にしておくのが勿体ないくらい。女優さんって言っても皆信じるわよ。」
「有希子さんにこんな褒められるなんて…!生きてて良かったです。」
ふにゃふにゃしながら答えていると昴が少し拗ねていた。
「俺にもそんなデレデレした顔見せてくれた事ないんだが。」
デレデレした顔のまま昴の傍に行き袖を掴んだ。
「ェヘヘ…どぉーしょー!工藤優作さんと有希子さんと喋っちゃった!ふぉー…二人とも素敵すぎて…!」
興奮のあまりオタク感丸出し。だって2人共推しなんだもん!理想の夫婦ナンバーワン!
「それは良かったな。…有希子さん、そろそろ飛行機の時間大丈夫ですか?」
「あっ、いけない、そろそろ行かないと!それじゃあね、ナマエちゃん。今日は会えて良かったわ!いつでもここ使って良いから。なんなら2人で住んでも構わないからね!」
「恐れ多いです…!ありがとうございます!」
「ありがとうございました。」
おふたりが家を出た後もフワフワした感覚は抜けなかった。
「素敵だったなぁ…。」
昴に出してもらった紅茶を飲みながら幸せに浸る。
「おい。」
「んー?」
横を向いた瞬間キスをされた。
「!?」
「今度からその顔を見せるのは俺だけにしろ。」
彼の翠眼と目が合った。明らかに嫉妬が篭った目をしている。
「ヒェ……ハイ…ごめんなさい。」
キスをされた驚きと、この色気ダダ漏れの男を前にして思わず変な声が出た。
「今すぐ犯して骨抜きにしてやりたいが…まぁ時間はこれからたっぷりある。…覚悟しておけよ。」
ニヤリと笑う顔は沖矢昴なのに、言葉とか纏う雰囲気が赤井秀一にしか感じない。
正直脳がキャパオーバーしている。
とりあえず黙って頷き紅茶を啜った。
今日は非番なので改めて今後について話し合う事になっている。
とりあえずクローゼットから数着選んで吟味する所から支度が始まる。
「えっ、どうしよ。秀一君と会うって意識すると着るもの迷う…。」
昴さんなら歳下だし、そんなに服に気を使いすぎなくても良さそうな雰囲気を醸し出していた。
しかし沖矢昴が赤井秀一だと分かってから、自分でも過剰に意識していると思う。
とりあえず無難なネイビーのシンプルなワンピースにした。
「変じゃないよね…。」髪の乱れを整えてから工藤邸のインターホンを押す。
しかし出てきたのは沖矢昴ではなかった。
「こんにちは。」
ニコニコと笑顔を浮かべるダンディな方は…!!
「はっ、初めまして…!!も…もしかして、く、工藤優作さんですか…?」
「私が工藤優作です。昴君から来る事は聞いているよ。中へどうぞ。」
「ありがとうございます!お邪魔します!
あの、私工藤優作さんの小説の大ファンで…!
この間緋色の捜査官の映画も見ました!最高でした!泣けました!」
一息に言うとこれまたニコニコと嬉しそうにお礼を言われた。私、こんな凄い人と喋ってる…!
嬉しすぎて泣きそう。なんなら今涙目。
「今、僕の妻と昴君は変装の件で少々立て込んでいてね。こちらで寛いで待っていて貰えるかな?」
「はい。」
しばらく緊張の面持ちでソファーに縮こまっていると、優作さんが紅茶を出してくれた。
その後すぐに昴さんと工藤有希子さんと思われる方が部屋に入ってきた。
「お、お邪魔してます!わ、私」
「あらぁ〜!昴くんから聞いてるわよ〜!
貴女がナマエさんね?こんな美人な恋人がいるなんて…昴くんも隅におけないわねぇ!」
「えぇ、自慢の恋人です。」息を吐くように惚気けるので思わず手で顔を覆った。
「私より有希子さんの方が数億倍美しいです…!いや、比べる対象にもなりません!今日優作さんにも有希子さんにお会いできて嬉しいです!幸せです!」
「あら、そんな謙遜しないで!もっと顔を見せて。」
嬉しさと感動と照れが混ざった顔を有希子さんに晒した。
「…ナマエちゃん、本当綺麗な顔してるわねぇ。特に目が綺麗。公安警察にしておくのが勿体ないくらい。女優さんって言っても皆信じるわよ。」
「有希子さんにこんな褒められるなんて…!生きてて良かったです。」
ふにゃふにゃしながら答えていると昴が少し拗ねていた。
「俺にもそんなデレデレした顔見せてくれた事ないんだが。」
デレデレした顔のまま昴の傍に行き袖を掴んだ。
「ェヘヘ…どぉーしょー!工藤優作さんと有希子さんと喋っちゃった!ふぉー…二人とも素敵すぎて…!」
興奮のあまりオタク感丸出し。だって2人共推しなんだもん!理想の夫婦ナンバーワン!
「それは良かったな。…有希子さん、そろそろ飛行機の時間大丈夫ですか?」
「あっ、いけない、そろそろ行かないと!それじゃあね、ナマエちゃん。今日は会えて良かったわ!いつでもここ使って良いから。なんなら2人で住んでも構わないからね!」
「恐れ多いです…!ありがとうございます!」
「ありがとうございました。」
おふたりが家を出た後もフワフワした感覚は抜けなかった。
「素敵だったなぁ…。」
昴に出してもらった紅茶を飲みながら幸せに浸る。
「おい。」
「んー?」
横を向いた瞬間キスをされた。
「!?」
「今度からその顔を見せるのは俺だけにしろ。」
彼の翠眼と目が合った。明らかに嫉妬が篭った目をしている。
「ヒェ……ハイ…ごめんなさい。」
キスをされた驚きと、この色気ダダ漏れの男を前にして思わず変な声が出た。
「今すぐ犯して骨抜きにしてやりたいが…まぁ時間はこれからたっぷりある。…覚悟しておけよ。」
ニヤリと笑う顔は沖矢昴なのに、言葉とか纏う雰囲気が赤井秀一にしか感じない。
正直脳がキャパオーバーしている。
とりあえず黙って頷き紅茶を啜った。