Put on a happy face
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あれから休みの度に昴さんの家にお邪魔している。
告白をされても気まずくならなかったのは、
あの時昴さんが上手く茶化してくれたからだと思う。
時折料理を教えはするが、主に紅茶を飲みながら他愛もない話をしている。
昴さんは知識が豊富で話をしていてとても楽しいし、一緒に居て居心地がいい。
話をしているとインターホンが鳴ったと同時に玄関が開いた音がした。
「昴さーん!」
この声は…。
リビングに駆け込んで来たコナン君と目が合ったが、あからさまに驚いて嫌な顔をされてしまった。
「コナン君、久しぶり〜!」
にこやかに手を振ってみるも嫌そうな顔は変わらない。
「やぁ、コナン君。どうしました?」
昴さんもにこやかに挨拶する。
「は…はは…。こっち来て!!!」
苦笑いをすると昴さんの手を引いてそのまま別室へ行ってしまった。
私の事色々言ってるんだろうな。
ーーー
「ちょっと!!昴さんどういうつもり!?あの人を家に招くなんて!組織の人間だったらd」
「大丈夫だ。彼女の正体は俺がよく知っている。」
「えっ…。」
「彼女は組織の人間ではないんだ。俺がよく昔から知っている人物でね。じきにボウヤにも正体が分かるさ。」
「……。昴さんがそう言うなら良いけど…。
ライって言ってたのはなんで…?」
「彼女の苗字には本当に"ライ"が入っている。
試しにライだと言ってボウヤの反応が見たかったんだろうな。俺の事を知っていたら動揺するだろ?
まぁつまり情報が欲しいからカマをかけられたんだ。」
「…してやられたって事か。」
「そうだな。ボウヤは組織の事になるとすぐ顔に出る。その癖直せ。」
「はぁい…。そもそも組織の人間じゃないなら初めから言ってよね!」
「すまんな。勝手に正体をバラすのは彼女の不利益になると思ったんでな。」
「ねぇ…。昴さんってもしかして…あの女の人の事、好きなの?」
「あぁ。そうだ。」
素直に同意するとボウヤが激しく動揺した。
「そんなに驚くか?」
「いや…だって…。ジョディ先生と付き合ってたんじゃ…。」
「カモフラージュのためだ。まぁジョディの恋心を利用した事は確かだが。」
「…本当にあの人何者なんだよ…。」
ボウヤが深くため息をついた。
「そろそろ戻ろう。ここに居ても怪しまれる。」
「どうせ私の悪口でしょ?コナン君?」
「ち、ちがうよ!急に居たからびっくりしただけ…。えへへー…。」
「ふぅん。」
「昴さんってナマエさんみたいな人がタイプだったんだね!」
「は?えっ、ちょ…そんな事子供に言う?普通?」
ジト目で昴を見ると困ったように笑い返された。
「いやぁ…すみません。コナン君は鋭いからバレてしまいました。」
「もー。じゃあ私そろそろ帰るね。」
「もっとゆっくりしていっても構いませんよ。」
「コナン君は用事があって来たんでしょ?私が居るとお邪魔だろうからまた次の休みに来るね。
昴さん、私が居なくてもカップ麺とかで済ませないでちゃんと自炊してね!たまには良いけど毎日は身体に良くないよ!」
「はい。」
「素直でよろしい。じゃあね、コナン君!お邪魔しました〜。」
「昴さん…尻に敷かれるタイプになりそうだね…。」
「彼女は料理の事になるときっちりしているからな…。まぁ別に俺はそれでも構わんよ。」
「赤井さんって意外と……なんでもない。」
告白をされても気まずくならなかったのは、
あの時昴さんが上手く茶化してくれたからだと思う。
時折料理を教えはするが、主に紅茶を飲みながら他愛もない話をしている。
昴さんは知識が豊富で話をしていてとても楽しいし、一緒に居て居心地がいい。
話をしているとインターホンが鳴ったと同時に玄関が開いた音がした。
「昴さーん!」
この声は…。
リビングに駆け込んで来たコナン君と目が合ったが、あからさまに驚いて嫌な顔をされてしまった。
「コナン君、久しぶり〜!」
にこやかに手を振ってみるも嫌そうな顔は変わらない。
「やぁ、コナン君。どうしました?」
昴さんもにこやかに挨拶する。
「は…はは…。こっち来て!!!」
苦笑いをすると昴さんの手を引いてそのまま別室へ行ってしまった。
私の事色々言ってるんだろうな。
ーーー
「ちょっと!!昴さんどういうつもり!?あの人を家に招くなんて!組織の人間だったらd」
「大丈夫だ。彼女の正体は俺がよく知っている。」
「えっ…。」
「彼女は組織の人間ではないんだ。俺がよく昔から知っている人物でね。じきにボウヤにも正体が分かるさ。」
「……。昴さんがそう言うなら良いけど…。
ライって言ってたのはなんで…?」
「彼女の苗字には本当に"ライ"が入っている。
試しにライだと言ってボウヤの反応が見たかったんだろうな。俺の事を知っていたら動揺するだろ?
まぁつまり情報が欲しいからカマをかけられたんだ。」
「…してやられたって事か。」
「そうだな。ボウヤは組織の事になるとすぐ顔に出る。その癖直せ。」
「はぁい…。そもそも組織の人間じゃないなら初めから言ってよね!」
「すまんな。勝手に正体をバラすのは彼女の不利益になると思ったんでな。」
「ねぇ…。昴さんってもしかして…あの女の人の事、好きなの?」
「あぁ。そうだ。」
素直に同意するとボウヤが激しく動揺した。
「そんなに驚くか?」
「いや…だって…。ジョディ先生と付き合ってたんじゃ…。」
「カモフラージュのためだ。まぁジョディの恋心を利用した事は確かだが。」
「…本当にあの人何者なんだよ…。」
ボウヤが深くため息をついた。
「そろそろ戻ろう。ここに居ても怪しまれる。」
「どうせ私の悪口でしょ?コナン君?」
「ち、ちがうよ!急に居たからびっくりしただけ…。えへへー…。」
「ふぅん。」
「昴さんってナマエさんみたいな人がタイプだったんだね!」
「は?えっ、ちょ…そんな事子供に言う?普通?」
ジト目で昴を見ると困ったように笑い返された。
「いやぁ…すみません。コナン君は鋭いからバレてしまいました。」
「もー。じゃあ私そろそろ帰るね。」
「もっとゆっくりしていっても構いませんよ。」
「コナン君は用事があって来たんでしょ?私が居るとお邪魔だろうからまた次の休みに来るね。
昴さん、私が居なくてもカップ麺とかで済ませないでちゃんと自炊してね!たまには良いけど毎日は身体に良くないよ!」
「はい。」
「素直でよろしい。じゃあね、コナン君!お邪魔しました〜。」
「昴さん…尻に敷かれるタイプになりそうだね…。」
「彼女は料理の事になるときっちりしているからな…。まぁ別に俺はそれでも構わんよ。」
「赤井さんって意外と……なんでもない。」