Put on a happy face
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実は俺は、15の時から彼女の身辺調査を既にしていた。勿論母親に頼んでだが。
調べた所、彼女の両親は元々俺の親と同じMI6だった事が分かった。しかしなんらかの事情で日本に突然来て公安警察になったらしい。
日本に来たのはもしかしたら俺達と同じ組織絡みの事件に巻き込まれたからかもしれない。
そしてナマエは夏休みの勉強会で、
"親と同じ仕事につきたい"と言っていた。
しっかりと前を見据え、心からの笑顔でいうその姿を見て"あぁ、俺はもう彼女からしばらく離れても大丈夫だな"と思った。
だから予定通りアメリカへは9月に行く事にした。
しかしその事を言い出せず、たまたま学校へ寄った時に自分の引き出しに手紙を突っ込んでおいた。
教師が見つけたら渡してくれるかもしれないと思って。
その後夏休みの最後に彼女を半分無理に抱いてしまったのは良くなかったかもしれないが、
この幸せな思い出があればこれからどんなに辛く苦しくてもやっていけると思った。
FBIになり、潜入捜査で日本に来るにあたって
再度ナマエの事を調べてみた。
名前から身分を調べる事は造作もない。
案の定彼女は夢を叶えて公安警察、しかもゼロに所属していた。
「よく頑張ったな。」
パソコンの前で思わず口元が緩む。
「何ニヤニヤしてんのよ。
…誰その子。女優?そういうのが好みだったの?」
「ジョディ…。なんでもない。」
パソコンをシャットダウンして立ち上がった。
「他の女に見惚れてる男なんて放って置いてさっさと1人でランチ行けば良かった!」
そう言ってジョディがふてくされた。
「待たせて悪かった。好きなものを奢るから怒るなよ。」
「1番高いランチ奢ってもらうわ。」
「好きにしろ。」
ジョディとはFBI内で恋人のフリをしてもらっている。そうでもしないと声をかけてくる奴らが多くて酷く面倒だった。
…ただ、ジョディの俺を見る目はただの同僚を見る目ではないと分かっていた。
利用しているようで悪いとは思ったが気付かないフリをした。
調べた所、彼女の両親は元々俺の親と同じMI6だった事が分かった。しかしなんらかの事情で日本に突然来て公安警察になったらしい。
日本に来たのはもしかしたら俺達と同じ組織絡みの事件に巻き込まれたからかもしれない。
そしてナマエは夏休みの勉強会で、
"親と同じ仕事につきたい"と言っていた。
しっかりと前を見据え、心からの笑顔でいうその姿を見て"あぁ、俺はもう彼女からしばらく離れても大丈夫だな"と思った。
だから予定通りアメリカへは9月に行く事にした。
しかしその事を言い出せず、たまたま学校へ寄った時に自分の引き出しに手紙を突っ込んでおいた。
教師が見つけたら渡してくれるかもしれないと思って。
その後夏休みの最後に彼女を半分無理に抱いてしまったのは良くなかったかもしれないが、
この幸せな思い出があればこれからどんなに辛く苦しくてもやっていけると思った。
FBIになり、潜入捜査で日本に来るにあたって
再度ナマエの事を調べてみた。
名前から身分を調べる事は造作もない。
案の定彼女は夢を叶えて公安警察、しかもゼロに所属していた。
「よく頑張ったな。」
パソコンの前で思わず口元が緩む。
「何ニヤニヤしてんのよ。
…誰その子。女優?そういうのが好みだったの?」
「ジョディ…。なんでもない。」
パソコンをシャットダウンして立ち上がった。
「他の女に見惚れてる男なんて放って置いてさっさと1人でランチ行けば良かった!」
そう言ってジョディがふてくされた。
「待たせて悪かった。好きなものを奢るから怒るなよ。」
「1番高いランチ奢ってもらうわ。」
「好きにしろ。」
ジョディとはFBI内で恋人のフリをしてもらっている。そうでもしないと声をかけてくる奴らが多くて酷く面倒だった。
…ただ、ジョディの俺を見る目はただの同僚を見る目ではないと分かっていた。
利用しているようで悪いとは思ったが気付かないフリをした。