Put on a happy face
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
時折安室と話をしながらコーヒーを飲んでいると隣に小学生が座った。
「こんにちは。お姉さん安室さんと知り合いなの?」
…もしかしてこの少年が降谷さんの言っていた小学生か?確か江戸川コナンと言っていたか。
ここで安室と知り合いではないと言うのも違う気がする。
「そうなの。ポアロの店員さんになるって聞いて初めて来たんだけど、虜になっちゃった。」
「へぇー。どういう関係?」
小学生にしては妙な勘ぐりをするな。
随分聡明な子供なんだろう。
「以前探偵業をしている安室さんに人探しを依頼してね。…まぁ結局見つからずじまい。」
「そうなんだ。恋人とか?」
「…関係は内緒。黒髪でくせっ毛で緑の目の、レフティの男。急に居なくなっちゃった。」
怪しく笑うと少年は食いついてきた。
赤井秀一を知っているとしたら、これだけで食いつくはず。私が何者であるかを探ろうとして関わってくるだろう。
「…いつ、居なくなったの?」
「随分と前。」
真顔で少年の目を見つめると顔がさっと青ざめた。
これだけ情報を与えればこの賢そうな男の子は
"赤井秀一が死んでいないと疑って居場所を探している"と勘違いするはず。
そしてきっと私を黒の組織のメンバーだと疑うだろう。それで良い。私にもっと近づいてきてくれ。
こっちは君の情報が知りたいんだ。
「お姉さん…名前は?」
「ナマエ。」
「それ、下の名前でしょ?苗字は?」
「苗字、あんまり好きじゃないの。
そうね……"ライ"って言っておこうかな。」
更に少年の顔が青ざめた。
まぁライネのネを取っただけ。
"ライネ"というのは元々日本に来るに当たって親が決めた苗字だ。
海が好きな親はフィンランド語で波という意味であるライネを苗字に採用したらしい。
秀一君が組織でライと名乗っていたのをこの子が知っていたら私がライの"後釜"だと思うだろうな。
「君の名前は?」
「僕は江戸川コナン。…ナマエさん、またここに来る?」
「うん。週一で来ようと思ってる。じゃあ…毎週金曜日に来ようかな。」
目の前の上司が若干不快そうな顔をした。
いいじゃない。私もこの少年の事興味あるの!
コーヒーを飲み干し会計をして、少年に別れを告げてから店を出た。
「こんにちは。お姉さん安室さんと知り合いなの?」
…もしかしてこの少年が降谷さんの言っていた小学生か?確か江戸川コナンと言っていたか。
ここで安室と知り合いではないと言うのも違う気がする。
「そうなの。ポアロの店員さんになるって聞いて初めて来たんだけど、虜になっちゃった。」
「へぇー。どういう関係?」
小学生にしては妙な勘ぐりをするな。
随分聡明な子供なんだろう。
「以前探偵業をしている安室さんに人探しを依頼してね。…まぁ結局見つからずじまい。」
「そうなんだ。恋人とか?」
「…関係は内緒。黒髪でくせっ毛で緑の目の、レフティの男。急に居なくなっちゃった。」
怪しく笑うと少年は食いついてきた。
赤井秀一を知っているとしたら、これだけで食いつくはず。私が何者であるかを探ろうとして関わってくるだろう。
「…いつ、居なくなったの?」
「随分と前。」
真顔で少年の目を見つめると顔がさっと青ざめた。
これだけ情報を与えればこの賢そうな男の子は
"赤井秀一が死んでいないと疑って居場所を探している"と勘違いするはず。
そしてきっと私を黒の組織のメンバーだと疑うだろう。それで良い。私にもっと近づいてきてくれ。
こっちは君の情報が知りたいんだ。
「お姉さん…名前は?」
「ナマエ。」
「それ、下の名前でしょ?苗字は?」
「苗字、あんまり好きじゃないの。
そうね……"ライ"って言っておこうかな。」
更に少年の顔が青ざめた。
まぁライネのネを取っただけ。
"ライネ"というのは元々日本に来るに当たって親が決めた苗字だ。
海が好きな親はフィンランド語で波という意味であるライネを苗字に採用したらしい。
秀一君が組織でライと名乗っていたのをこの子が知っていたら私がライの"後釜"だと思うだろうな。
「君の名前は?」
「僕は江戸川コナン。…ナマエさん、またここに来る?」
「うん。週一で来ようと思ってる。じゃあ…毎週金曜日に来ようかな。」
目の前の上司が若干不快そうな顔をした。
いいじゃない。私もこの少年の事興味あるの!
コーヒーを飲み干し会計をして、少年に別れを告げてから店を出た。