スピンオフ 降谷の日常【更新休止中】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
付き合う事になったのは良いものの、まだお互い知らない事が多い。
念の為隙間時間に彼女の身辺調査をしておいたがクリーンだった。
下に弟が居るらしく二人暮しらしい。
あまり探りを入れるのもなんだか嫌で後は本人から直接聞こうと思った。
なのに…なんだこの忙しさは!!!
あれからぜんっっっぜんえれな会えてないんだけど!最低でも三ヶ月会えていない。
ちなみに今5徹目。仮眠は時々しているけどいい加減幻覚が見えそう。
ゴンッ!…眠気のあまりパソコンの画面に頭をぶつけてしまった。
周囲から心配する視線が痛い。
この後処理を早く終わらせて、さっさと会いに行きたい。
「あむ兄?」
「やぁ、あきちゃん。」
「何徹?」
「5。幻覚がみえそうだよ。」
「サンドイッチ作ったから食べて。ポアロのサンドイッチには負けるけどね。」
「ありがとう!凄く嬉しいよ。腹減ってたから。」
そういえば昨日の夜から何も食べていなかった。
有り難い。
「良かった。かざみんは?」
「風見か?書類出しに行ったぞ。」
「ありがとう、探してみる。」
風見にまで作ってきたのか。気配りがすごいな…。
「皆、一旦全員休憩だ。全員食い物買って今のうち食べておけ!」
全員走ってコンビニへ向かった。
自分も一旦休憩して貰ったサンドイッチを食べた。
旨い…。
戻ってきた風見にも休憩するように言うとコンビニに行ったようだ。
しばらくして帰ってくると風見がコンビニで買った野菜スープとコーヒーをくれた。
「降谷さん、これも食べてください。降谷さんだけ昨日の夜から何も食べてないじゃないですか。僕らには時々休憩をくれているのに、頑張りすぎです。」
「…ありがとう。」気づいていたのか。
風見は僕の大事な相棒だ。時々ボーッとしていたり、優しすぎて心配になるが以前より随分鍛えられたと思う。
サンドイッチとスープを完食し、コーヒー片手に仕事を再開する。
そのまま気づいたら外が暗くなっていた。
まずい、眠気が限界かもしれない。
「いい加減一度家に帰ってください!明日お休みして下さい!酷い顔ですよ!降谷さん、私はそんなに頼りないですか?」
「風見…頼んだぞ…。」
本当に限界を感じ荷物を持って車に乗り込んだ。
無性にえれなさんに会いたかった。
電話をかけるとすぐに繋がった。
「降谷です…。お久しぶりです…。」
「降谷さん!」彼女の明るい声が聞こえた。
「会いに行っていいですか…?」
「もちろんです、住所は米花町○×です。」
「ありがとうございます、向かいます。」
RX-7のエンジンを吹かし彼女の家へと向かう。
瓦屋根の一軒家。随分と昔ながらの造りな家だ。
建てて結構な年数が経っているんじゃないか。
「降谷さん、いらっしゃい!」
「急に来てすみません。やっと明日休みなんです…。」
「な、なんて顔してるんですか!!私に会っている場合では無かったんじゃ?」
「会いたかった…。」
フラフラと何も考えず彼女に抱きついた。
ちなみにシャワーは毎日入っていた。
匂いはないはず。
「!は、早く入って下さい!ご近所さんに見られたら恥ずかしい…。」
「フフフ、可愛いですね。」
自分でも何を口走っているのかもう分からなかった。
とりあえず家に上げてもらった。
「…一人暮し…ですよね?」
「ええ。ずっと年の離れた弟と二人暮しだったんですけど、今年から住み込みで働く事が決まって家を出ていきました。」
「そうですか。」
「降谷さん、寝不足な顔ですし、随分痩せましたね…。きっと大して食べていなかったんでしょう?」
「はい…。」
「残り物で申し訳ないですが、沢山カレーを作ってあったんです。良かったら食べてください。」
カレーをすぐに温めて出してくれた。
「ありがとうございます、いただきます。
…ん、美味しいです!」
「ちょっと和風だしを使っているんです。お口にあったようで良かったです。」
「僕は出汁とか日本の調味料が凄く好きなんです。とても好みの味です。」
「それは良かった。私の両親、昔は日本料理屋をやっていたんです。だから和食が凄く好きで。でも交通事故で両親共亡くしてから年の離れた弟の面倒をずっと見てきたんです…。弟との生活費を稼ぐためでもあったんですが、やっぱり人を助けたいと思って看護師になりました。今年弟の手が離れて、晴れて自分の人生を見つめ直そうと思った時に、降谷さんに出会えて良かったです。」
「僕も、日本が好きで…日本を守ろうと思ってずっと突っ走ってきました…。組織が壊滅した今、僕も改めて自分の役割を見つめ直そうと思っていたんです。…こじつけかもしれませんがなんだか似てますね。」
「えぇ。でも体を壊したら元も子もないですよ!それ食べたら寝てくださいね。」
「僕が寝てしまったら寝る場所ありますか…?」
「大丈夫です、弟の布団がありますし綺麗にしまっていたので出してすぐに使えますから。」
「すみません。ただ会いたかっただけなんですが、厄介になります。」
「降谷さん頑張りすぎですよ。
少しくらい周りを頼って下さいね。」
「ありがとうございます。」
満腹感と彼女の顔を見ていると安心感で強烈な眠気を思い出した。
「降谷さん、ここで寝ないで下さい!前も倒れてた時布団に運ぶの大変だったんです!」
「そうだったんですか…。僕、迷惑しかかけてないような。」
「はい、これ歯ブラシと歯磨き粉!ビジネスホテルで以前貰ったものですが。」
「すみません。」
「いいんですよ。こっちへ。」
洗面所に案内されてなんとか歯磨きをして布団に案内してもらう。
明日はハロに会いに行こう…。
風見に頼んでハロはしばらくペットホテルに預けてもらった。
1ペット1室の高価なホテルだから、おそらくハロも寛げるだろう。
「おやすみなさい。」
「えれな…おやすみなさい。」
眠くて呼び捨てにしてしまった気がする。
目を閉じた瞬間に意識を飛ばした。
念の為隙間時間に彼女の身辺調査をしておいたがクリーンだった。
下に弟が居るらしく二人暮しらしい。
あまり探りを入れるのもなんだか嫌で後は本人から直接聞こうと思った。
なのに…なんだこの忙しさは!!!
あれからぜんっっっぜんえれな会えてないんだけど!最低でも三ヶ月会えていない。
ちなみに今5徹目。仮眠は時々しているけどいい加減幻覚が見えそう。
ゴンッ!…眠気のあまりパソコンの画面に頭をぶつけてしまった。
周囲から心配する視線が痛い。
この後処理を早く終わらせて、さっさと会いに行きたい。
「あむ兄?」
「やぁ、あきちゃん。」
「何徹?」
「5。幻覚がみえそうだよ。」
「サンドイッチ作ったから食べて。ポアロのサンドイッチには負けるけどね。」
「ありがとう!凄く嬉しいよ。腹減ってたから。」
そういえば昨日の夜から何も食べていなかった。
有り難い。
「良かった。かざみんは?」
「風見か?書類出しに行ったぞ。」
「ありがとう、探してみる。」
風見にまで作ってきたのか。気配りがすごいな…。
「皆、一旦全員休憩だ。全員食い物買って今のうち食べておけ!」
全員走ってコンビニへ向かった。
自分も一旦休憩して貰ったサンドイッチを食べた。
旨い…。
戻ってきた風見にも休憩するように言うとコンビニに行ったようだ。
しばらくして帰ってくると風見がコンビニで買った野菜スープとコーヒーをくれた。
「降谷さん、これも食べてください。降谷さんだけ昨日の夜から何も食べてないじゃないですか。僕らには時々休憩をくれているのに、頑張りすぎです。」
「…ありがとう。」気づいていたのか。
風見は僕の大事な相棒だ。時々ボーッとしていたり、優しすぎて心配になるが以前より随分鍛えられたと思う。
サンドイッチとスープを完食し、コーヒー片手に仕事を再開する。
そのまま気づいたら外が暗くなっていた。
まずい、眠気が限界かもしれない。
「いい加減一度家に帰ってください!明日お休みして下さい!酷い顔ですよ!降谷さん、私はそんなに頼りないですか?」
「風見…頼んだぞ…。」
本当に限界を感じ荷物を持って車に乗り込んだ。
無性にえれなさんに会いたかった。
電話をかけるとすぐに繋がった。
「降谷です…。お久しぶりです…。」
「降谷さん!」彼女の明るい声が聞こえた。
「会いに行っていいですか…?」
「もちろんです、住所は米花町○×です。」
「ありがとうございます、向かいます。」
RX-7のエンジンを吹かし彼女の家へと向かう。
瓦屋根の一軒家。随分と昔ながらの造りな家だ。
建てて結構な年数が経っているんじゃないか。
「降谷さん、いらっしゃい!」
「急に来てすみません。やっと明日休みなんです…。」
「な、なんて顔してるんですか!!私に会っている場合では無かったんじゃ?」
「会いたかった…。」
フラフラと何も考えず彼女に抱きついた。
ちなみにシャワーは毎日入っていた。
匂いはないはず。
「!は、早く入って下さい!ご近所さんに見られたら恥ずかしい…。」
「フフフ、可愛いですね。」
自分でも何を口走っているのかもう分からなかった。
とりあえず家に上げてもらった。
「…一人暮し…ですよね?」
「ええ。ずっと年の離れた弟と二人暮しだったんですけど、今年から住み込みで働く事が決まって家を出ていきました。」
「そうですか。」
「降谷さん、寝不足な顔ですし、随分痩せましたね…。きっと大して食べていなかったんでしょう?」
「はい…。」
「残り物で申し訳ないですが、沢山カレーを作ってあったんです。良かったら食べてください。」
カレーをすぐに温めて出してくれた。
「ありがとうございます、いただきます。
…ん、美味しいです!」
「ちょっと和風だしを使っているんです。お口にあったようで良かったです。」
「僕は出汁とか日本の調味料が凄く好きなんです。とても好みの味です。」
「それは良かった。私の両親、昔は日本料理屋をやっていたんです。だから和食が凄く好きで。でも交通事故で両親共亡くしてから年の離れた弟の面倒をずっと見てきたんです…。弟との生活費を稼ぐためでもあったんですが、やっぱり人を助けたいと思って看護師になりました。今年弟の手が離れて、晴れて自分の人生を見つめ直そうと思った時に、降谷さんに出会えて良かったです。」
「僕も、日本が好きで…日本を守ろうと思ってずっと突っ走ってきました…。組織が壊滅した今、僕も改めて自分の役割を見つめ直そうと思っていたんです。…こじつけかもしれませんがなんだか似てますね。」
「えぇ。でも体を壊したら元も子もないですよ!それ食べたら寝てくださいね。」
「僕が寝てしまったら寝る場所ありますか…?」
「大丈夫です、弟の布団がありますし綺麗にしまっていたので出してすぐに使えますから。」
「すみません。ただ会いたかっただけなんですが、厄介になります。」
「降谷さん頑張りすぎですよ。
少しくらい周りを頼って下さいね。」
「ありがとうございます。」
満腹感と彼女の顔を見ていると安心感で強烈な眠気を思い出した。
「降谷さん、ここで寝ないで下さい!前も倒れてた時布団に運ぶの大変だったんです!」
「そうだったんですか…。僕、迷惑しかかけてないような。」
「はい、これ歯ブラシと歯磨き粉!ビジネスホテルで以前貰ったものですが。」
「すみません。」
「いいんですよ。こっちへ。」
洗面所に案内されてなんとか歯磨きをして布団に案内してもらう。
明日はハロに会いに行こう…。
風見に頼んでハロはしばらくペットホテルに預けてもらった。
1ペット1室の高価なホテルだから、おそらくハロも寛げるだろう。
「おやすみなさい。」
「えれな…おやすみなさい。」
眠くて呼び捨てにしてしまった気がする。
目を閉じた瞬間に意識を飛ばした。