第3章〈完結〉
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「おい、起きろ。時間だぞ。ナマエ。」
「んー…はっっ!!今何時?」
「予定の30分前だ。」
「起こしてくれてありがとう。」
「…化粧が落ちて目がパンダになってるぞ。」
「うそ!?」
「直してやろう。濡らした綿棒とメイク用品持ってここに来い。」
「やってくれるの?」
「少し直すだけだがな。」
「はい。」
メイク用品を手に取ると綿棒でパンダになっていると思われる部分をとり、慣れた手つきでコンシーラーを塗ってくれた。
「…すご!上手いね。綺麗に塗れてる。ありがとう。」
「それはよかった。…そろそろ行くぞ。」
「やば、遅れちゃう!」
エレベーターに乗り込んで気付いたが昴の姿に変装させたままだった。
「そういえば昴のまま…。」
「車の中で元に戻してくれ。」
マスタングに乗り込んでシュウの姿に戻した。
シュウがバックミラーでチラリと姿を確認すると車を発進させた。
「待ち合わせはここら辺か?」
「この辺り…あ、いた!えれなちゃん!」
「ナマエちゃん!」
車の中から声をかけたもののすぐに気付いてくれた。
車から降りて近寄ると後ろの方に少し離れて安室がいた。
「あ、ちょうど良かった。シュウいるから。」
「あぁ。どうせここに来るんじゃないかと思って待ってたんだ。アイツの車に乗せてもらうつもりでね。
二人ともまたね。
…帰り気をつけて帰るんだよ。」
「うん。零くんもね。」
「またね。シュウをよろしく。」
安室はマスタングの後部座席に乗り込んだ。
「急に誘ってごめんね!」
「誘って貰って嬉しかった!1人でする事無かったし。」
「良かった!じゃあお店行こ!」
「うん!予約してくれてありがとう。」
少し歩いてすぐに予約していたお店に着いた。
「予約していた赤井です。」
「おまちしておりました。こちらへどうぞ。」
ここは全個室なのでゆっくり過ごせる。
女子会にはとても良い所だ。
「…自分で苗字言ってなんだか恥ずかしくなっちゃった。ほとんど苗字言わないから慣れないな。そういえば未だに職場に言ってないし。」
「えっ、職場に言わなくても平気なの?」
「上司は知ってるんだけどね。名札とかないし、手帳も周りに見せることはないし、元々下の名前で皆呼ぶから言わなければ分からないんだ。」
「そうなんだ。私は名札あるからすぐに分かっちゃうな。」
「えれなちゃんも、いつか降谷に…。」
ニヤニヤ笑って言うとまだまだだよ!それに結婚なんて話にも出てないよ。と恥ずかしそうに返された。
「あ、えれなちゃんってお酒飲める?」
「沢山は呑めないけど、カクテルなら少し呑めるよ。あ、ローズヒップとラズベリーの梅酒美味しそう!」
「私も梅酒にしよ。柚子梅酒にしようかな。」
「食べ物好き嫌いある?」
「なんでも大丈夫!」
「私も。何にしようかなー。」
結果最初に頼んだメニューは
・アトランティックサーモンと北海道クリームチーズの生春巻き
・ハワイアンポテト(スイートチリソース付フライドポテト)
・シーザーサラダ
・生ハム盛り合わせ
・唐揚げ
の5品。
料理はあっという間に来た。
「美味しそう。」
お昼はお寿司、夜居酒屋。贅沢な日だ。
「凄い!オシャレー!」
えれなちゃんも目を輝かせて料理を見つめる。
「「乾杯!いただきまーす!」」
料理を少し食べてお腹が満たされた所で女子会本格的にスタート。
「あむ兄とは、どうよ?」
「どう、って…?」
「一緒に住んでるんでしょ?前に警視庁内であむ兄に会った時聞いたよ。」
「うん、家の更新時期でどこに住むか迷ってたから。」
「ホォー、自分から同棲しようと誘うとはやるな?」
「あはは、夜勤でいなかったりするから居てくれたら安心かなって思って。ハロちゃんも居るし。」
「家に番犬と公安が居てくれたら鬼に金棒だね!」
「そうかも。まぁ…私も夜勤があったりしてお互い会える時間が少なかったから、一緒に住んで毎日少しでも顔を見られるのは…やっぱり嬉しい。」
少し顔を赤らめながら俯く。
「照れてるえれなちゃん可愛い!」
「やめてよー。ナマエちゃんは新婚生活どうなの?」
「全然変わらないなー。結局時々昴でいないといけないから引っ越してきたけどマンションの隣に住まないとだし。
職場は一緒だけど部署違うから部屋違うし。
アメリカにいた時はずっと一緒に住んでたんだけどなー。」
「ちょっと寂しいね。またアメリカ戻るの?」
「うん、大体一年位かな。目処がついたらアメリカ帰って今まで通りFBIとして過ごすつもり。」
「カッコイイなー。」
「看護師もカッコイイ職業でしょ。」
「そうかなー?」
「そうだよ。どっちも人を助ける仕事だよ。」
「…うん。私1度で良いから零くんの仕事姿見てみたい、」
「じゃあ今度写真撮ってきてあげる!」
「いいの?」
「大丈夫、時々公安に書類渡しに行くことあるし。
その時にでも撮ってくるね。」
「嬉しい!本当、撮れたらで良いからね?」
「全然撮る時間あるよ、大丈夫!
そうだ、ついでにポアロ時代ファンクラブに提供してた写真のデータもあげるね。
ポアロにいる頃安室ファンクラブがあって、その会長と仲が良くてね。
昔一緒に朝ジョギングしたり料理討論会してたんだけど、その時写真撮って良いっていうから撮って提供してたんだ。
…あ、"この調味料オススメだよ!"とか色々言ってただけだから、何もないからね?ほんとに!」
「うん、分かってるよ。ナマエちゃんが秀一さんにゾッコンなのは。」
「…え、なにそれ?恥ずかし!」
「無意識なんだろうけど、ナマエちゃんが秀一さんを見てる目、ハートになってるもん。」
「それ昔なんか言われたな…。勘違いされてコーヒーかけられたけども!」
「何それ?どうしたの?」
「ファンクラブの新入りのおばちゃんがね、勘違いして。私がちょうど窓の外にいた昴に目を向けてたのに、"安室さんに惚れた女の顔するんじゃないよ!"って言われて頭からコーヒーかけられたという…。」
「怖!」
「最近見ないな、その人。その後はきちんと謝られたけど…。彼女が出来たって分かったらどんな反応するか…。気をつけてね?」
「うん。分かった。」
その後も二人でキャッキャしながらお酒と共に女子会を楽しんだ。
「んー…はっっ!!今何時?」
「予定の30分前だ。」
「起こしてくれてありがとう。」
「…化粧が落ちて目がパンダになってるぞ。」
「うそ!?」
「直してやろう。濡らした綿棒とメイク用品持ってここに来い。」
「やってくれるの?」
「少し直すだけだがな。」
「はい。」
メイク用品を手に取ると綿棒でパンダになっていると思われる部分をとり、慣れた手つきでコンシーラーを塗ってくれた。
「…すご!上手いね。綺麗に塗れてる。ありがとう。」
「それはよかった。…そろそろ行くぞ。」
「やば、遅れちゃう!」
エレベーターに乗り込んで気付いたが昴の姿に変装させたままだった。
「そういえば昴のまま…。」
「車の中で元に戻してくれ。」
マスタングに乗り込んでシュウの姿に戻した。
シュウがバックミラーでチラリと姿を確認すると車を発進させた。
「待ち合わせはここら辺か?」
「この辺り…あ、いた!えれなちゃん!」
「ナマエちゃん!」
車の中から声をかけたもののすぐに気付いてくれた。
車から降りて近寄ると後ろの方に少し離れて安室がいた。
「あ、ちょうど良かった。シュウいるから。」
「あぁ。どうせここに来るんじゃないかと思って待ってたんだ。アイツの車に乗せてもらうつもりでね。
二人ともまたね。
…帰り気をつけて帰るんだよ。」
「うん。零くんもね。」
「またね。シュウをよろしく。」
安室はマスタングの後部座席に乗り込んだ。
「急に誘ってごめんね!」
「誘って貰って嬉しかった!1人でする事無かったし。」
「良かった!じゃあお店行こ!」
「うん!予約してくれてありがとう。」
少し歩いてすぐに予約していたお店に着いた。
「予約していた赤井です。」
「おまちしておりました。こちらへどうぞ。」
ここは全個室なのでゆっくり過ごせる。
女子会にはとても良い所だ。
「…自分で苗字言ってなんだか恥ずかしくなっちゃった。ほとんど苗字言わないから慣れないな。そういえば未だに職場に言ってないし。」
「えっ、職場に言わなくても平気なの?」
「上司は知ってるんだけどね。名札とかないし、手帳も周りに見せることはないし、元々下の名前で皆呼ぶから言わなければ分からないんだ。」
「そうなんだ。私は名札あるからすぐに分かっちゃうな。」
「えれなちゃんも、いつか降谷に…。」
ニヤニヤ笑って言うとまだまだだよ!それに結婚なんて話にも出てないよ。と恥ずかしそうに返された。
「あ、えれなちゃんってお酒飲める?」
「沢山は呑めないけど、カクテルなら少し呑めるよ。あ、ローズヒップとラズベリーの梅酒美味しそう!」
「私も梅酒にしよ。柚子梅酒にしようかな。」
「食べ物好き嫌いある?」
「なんでも大丈夫!」
「私も。何にしようかなー。」
結果最初に頼んだメニューは
・アトランティックサーモンと北海道クリームチーズの生春巻き
・ハワイアンポテト(スイートチリソース付フライドポテト)
・シーザーサラダ
・生ハム盛り合わせ
・唐揚げ
の5品。
料理はあっという間に来た。
「美味しそう。」
お昼はお寿司、夜居酒屋。贅沢な日だ。
「凄い!オシャレー!」
えれなちゃんも目を輝かせて料理を見つめる。
「「乾杯!いただきまーす!」」
料理を少し食べてお腹が満たされた所で女子会本格的にスタート。
「あむ兄とは、どうよ?」
「どう、って…?」
「一緒に住んでるんでしょ?前に警視庁内であむ兄に会った時聞いたよ。」
「うん、家の更新時期でどこに住むか迷ってたから。」
「ホォー、自分から同棲しようと誘うとはやるな?」
「あはは、夜勤でいなかったりするから居てくれたら安心かなって思って。ハロちゃんも居るし。」
「家に番犬と公安が居てくれたら鬼に金棒だね!」
「そうかも。まぁ…私も夜勤があったりしてお互い会える時間が少なかったから、一緒に住んで毎日少しでも顔を見られるのは…やっぱり嬉しい。」
少し顔を赤らめながら俯く。
「照れてるえれなちゃん可愛い!」
「やめてよー。ナマエちゃんは新婚生活どうなの?」
「全然変わらないなー。結局時々昴でいないといけないから引っ越してきたけどマンションの隣に住まないとだし。
職場は一緒だけど部署違うから部屋違うし。
アメリカにいた時はずっと一緒に住んでたんだけどなー。」
「ちょっと寂しいね。またアメリカ戻るの?」
「うん、大体一年位かな。目処がついたらアメリカ帰って今まで通りFBIとして過ごすつもり。」
「カッコイイなー。」
「看護師もカッコイイ職業でしょ。」
「そうかなー?」
「そうだよ。どっちも人を助ける仕事だよ。」
「…うん。私1度で良いから零くんの仕事姿見てみたい、」
「じゃあ今度写真撮ってきてあげる!」
「いいの?」
「大丈夫、時々公安に書類渡しに行くことあるし。
その時にでも撮ってくるね。」
「嬉しい!本当、撮れたらで良いからね?」
「全然撮る時間あるよ、大丈夫!
そうだ、ついでにポアロ時代ファンクラブに提供してた写真のデータもあげるね。
ポアロにいる頃安室ファンクラブがあって、その会長と仲が良くてね。
昔一緒に朝ジョギングしたり料理討論会してたんだけど、その時写真撮って良いっていうから撮って提供してたんだ。
…あ、"この調味料オススメだよ!"とか色々言ってただけだから、何もないからね?ほんとに!」
「うん、分かってるよ。ナマエちゃんが秀一さんにゾッコンなのは。」
「…え、なにそれ?恥ずかし!」
「無意識なんだろうけど、ナマエちゃんが秀一さんを見てる目、ハートになってるもん。」
「それ昔なんか言われたな…。勘違いされてコーヒーかけられたけども!」
「何それ?どうしたの?」
「ファンクラブの新入りのおばちゃんがね、勘違いして。私がちょうど窓の外にいた昴に目を向けてたのに、"安室さんに惚れた女の顔するんじゃないよ!"って言われて頭からコーヒーかけられたという…。」
「怖!」
「最近見ないな、その人。その後はきちんと謝られたけど…。彼女が出来たって分かったらどんな反応するか…。気をつけてね?」
「うん。分かった。」
その後も二人でキャッキャしながらお酒と共に女子会を楽しんだ。