第2章<完結>
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蘭ちゃんと園子ちゃんが、毛利家で勉強会をしているらしく助けて欲しいとLINEが来た。
今日はマンションにいたので部屋を出ると真純ちゃんも隣の部屋から出てきた。
「ナマエ姉!もしかして蘭君と園子君に呼ばれたのか?」
「そうなの。もしかして真純ちゃんも?」
「そうなんだよ。せっかくだから一緒に行こうよ。」
「うん、行こう。私の車に乗って。」
「ありがとう!」
車に乗り込んでポアロ近くの駐車場にとめた。
あむ兄は最近ポアロを辞めたらしい。
ここにRX-7が置かれることはもうないだろう。
ファンクラブのおば様達はどうしているのだろうか。
最近近所の田中さんにも会ってないな。
「どうしたんだ?行こうよ。」
「ごめん、行こう。」
毛利探偵事務所の前に行くと蘭ちゃんが待っていた。
「「お待たせ!」」
「二人ともわざわざありがとう!英語がどうしても分からなくて…。新一の教え方雑なんだもん。余計分からなくて。」
「大丈夫!ボクに任せて!」
「うん、分かるまで教えるから大丈夫。」
部屋に入ると園子ちゃんが机に突っ伏していた。
「もうダメー!」
「ほら、救世主が来たわよ!」
「ナマエちゃん、世良ちゃんありがとうー!!」
私が園子ちゃん、真純ちゃんは蘭ちゃんを教える事になった。
園子ちゃんの隣に座るとぱっと左手を持ち上げられ叫んだ。
「ぇ!!ナマエちゃん結婚したの!??」
「あれ、言ってなかったっけ…??」
「えー!!ウソ!!おめでとうございます!!」
蘭ちゃんも驚いている。
「あれ、二人には言ってなかったのか?」
「昴がシュウだって事は言った…け…ど?
あ!それしか言ってなかった!!
あのね、実は組織突入する時に籍は入れたの。
お互い死ぬかもしれないからって…。」
「二人とも生きてるからこう言えるけど、なんだか映画見たいね!ロマンチック!」
園子ちゃんの目がキラキラ輝いている。
「ホントだよねー!生きててよかったよ(シュウが)
。」
「ねぇ、プロポーズの話聞きたい!」
「ボクもそれ知りたい!!」
「気になる!」
蘭ちゃんまで話を聞きたそうに前のめりになっている。
「え!恥ずかしすぎる。」
思い出しただけで耳まで赤くなりそう。
「いいじゃないのよ!幸せ話のおすそ分けしなさいよ!」
「えっと…前にベルツリータワーで見かけたって言ってたでしょ?実はその日で。普通にお昼食べて、水族館行ったりプラネタリウム見たりしてから車で東都タワーが目の前にあるレストランに連れて行ってもらって…。
その後そこに併設されてる東都タワーが見える教会で…。」
「何それ!ロマンチック過ぎ!いいなぁ!!」
園子ちゃんがやけ酒のようにお茶をのんでしみじみしている。
「なんて言われたんだ?」(真純)
「俺と結婚してくれ。死んでも一緒に居てくれ…って。」
「「キャー!!素敵!!尊いわ…。」」
園子ちゃんと蘭ちゃん二人とも顔を覆って叫んだ。
「OH!流石シュウ兄、やるねぇ!」
「ちょ、もういいでしょ!はい勉強しよ、勉強!!皆今年受験生でしょ!!」
しばらく勉強していると園子ちゃんが口を開いた。
「そういえば、普段昴さんとは英語で会話してるの?二人ともずっと海外にいたんでしょ?」
「そういえば、ずっと日本語で喋ってるな。
なんだろ、アメリカにいた頃はずっと英語だったハズなんだけど。でもまぁ日本語の方がいいかな…。
英語だと結構口が悪いからさ。
日本語の方がソフトに聞こえるというか。」
「英語って日本語より早口な感じがするもんね。ハッキリしているというか。」
「それもあるかもね。」
「分かるなー。ボクのママも英語だと口悪いよ。特にパパと喧嘩してる時。喧嘩すると二人とも英語になるんだよね。」
「あー。わかる気がするなぁ。怒ると母国語が出る感じ。今までシュウとはほとんど口喧嘩した事ないけどそうなりそう…。」
「惚気頂きましたっ!ラブラブねぇ。」
「園子ちゃんだってほとんど喧嘩しないでしょ?」
「うん、しないというより真さんが遠慮してるのが分かるのよね…。
男らしいんだけど、ガツガツしていないというか…。」
「それだけ園子ちゃんが大事なんだよ。蘭ちゃんはどうなの〜?」
「えっ、わ、私?私はねぇ…。とりあえず、大学卒業したら結婚しようとは言われたかな…。」
「蘭まで私を置いていく気!?真さんー!!早く日本に帰って来てぇー!!」
園子ちゃんがまた荒れだしてしまった。
真さんは武者修行+そのまま海外の大学に通うらしくて卒業まで日本にはたまにしか来れないらしい。
園子ちゃんも苦労するなぁ。
真さんと一度手合わせしてみたいものだ。
その後はまた勉強に勤しみ、英語と化学を教えてあげた。元々科学や薬が好きなので化学も教えられた。
夕方になり集中が切れた所で皆をポアロに誘った。
久々にポアロに行くとあむ兄がいた。客として。
しかも同じテーブルに可愛い女の子を連れている。
「久しぶり!あむ兄、もしや彼女さん?はじめましてー。」
「ナマエちゃん久しぶりだね。そうそう、僕の彼女なんだ。」
「田中えれなです、よろしくお願いします…。」物静かな雰囲気の、目がくりっとした可愛らしい子だ。
「ナマエです。苗字は分かりにくいので名前で呼んで下さいね。私は安室さんの友人ですが、なんだか兄のようなのであむ兄と呼んでいます。ご不快でしたらやめますので。」
「いえ、とんでもないです!好きなように呼び続けて下さい!」彼女さんはアワアワと慌てている。
とても気を使う方らしい。
「私は毛利蘭です。ポアロの常連で安室さんとは顔を合わせるようになりました。」
「ボクは世良真純。たまにポアロに来てたんだ。」
「鈴木園子です。私もポアロによく来てたんです。急に居なくなったからびっくりしちゃって。」
「そうなんだよ。急にやめてしまったからね…。」
「お二人は何処で知り合ったんですか!?」
園子ちゃんグイグイ行くなぁ。
「探偵業で怪我をしてしまってね。病院で会った看護師さんなんだ。」
「怪我をされていたのに、他の方を優先させてご自分で手当をする為に帰ろうとしていたので声をかけたんです。」
「物凄く怒られたなぁ。そんな酷い怪我をしているのになに帰ろうとしてるんですかっ!!ってね。」
もしかして務武さんの事を教えに来てくれたあの時か?服の隙間から包帯が見えてたから。
務武さんがあれだけ火傷を負っていたから、安室も少なからず火傷をしていたんだろう。
「ファンクラブのおば様達が知ったらびっくりね。」
「実は彼女、ファンクラブ会長の田中さんの姪だそうだ。前に田中さんに会った時に言われてね。本当に驚いたよ。僕達を応援してくれると言ってたよ。」
「そうだったんだ!田中さんの姪っ子さんかぁ!凄い偶然もあるんだねー。
あ、長話してごめんなさい。お二人のデートの邪魔をする訳にはいかないし、席に着きましょう。」
皆で離れた席に座り注文する。
皆頑張ったから今回は私の奢りだ。
「驚いたわねー。安室さんに彼女が出来るなんて!」
「でも安室さんモテるから今まで居なかったのが不思議だっただけよ。」(蘭)
「ボクだけフリーだよ。」
「真純ちゃん、焦るとろくな男に引っかからないから!地道にいこ、ね?」
必死になって真純ちゃんを説得した。
「うん、シュウ兄みたいに強くて、吉兄みたいに頭脳が凄い人探すよ!」
…それはなかなか居ないんじゃないかな…。
「真面目が一番だと思うよ?真さんみたいな。」
真面目といって一番に風見が浮かんだ。いやいや…
「そうだね。まぁ別に焦ってないし大学入ったり社会に出たら考えるよ。」
「それが良いよ。」
「パフェお待たせしましたー!」
梓ちゃんが4つ持ってきてくれた。
その後もたわいも無い話をして帰宅する。
「シュウ!!聞いて!!あむ兄に彼女が出来た!!」
「ホォー、それは良かった。」
「あむ兄にも、幸せになってもらいたいね。」
「そうだな…。」
彼は幾人もの仲間を失い、潜入に命をかけて頑張ってきた。残された彼に大事な人が出来るのは良い事だ。
今日はマンションにいたので部屋を出ると真純ちゃんも隣の部屋から出てきた。
「ナマエ姉!もしかして蘭君と園子君に呼ばれたのか?」
「そうなの。もしかして真純ちゃんも?」
「そうなんだよ。せっかくだから一緒に行こうよ。」
「うん、行こう。私の車に乗って。」
「ありがとう!」
車に乗り込んでポアロ近くの駐車場にとめた。
あむ兄は最近ポアロを辞めたらしい。
ここにRX-7が置かれることはもうないだろう。
ファンクラブのおば様達はどうしているのだろうか。
最近近所の田中さんにも会ってないな。
「どうしたんだ?行こうよ。」
「ごめん、行こう。」
毛利探偵事務所の前に行くと蘭ちゃんが待っていた。
「「お待たせ!」」
「二人ともわざわざありがとう!英語がどうしても分からなくて…。新一の教え方雑なんだもん。余計分からなくて。」
「大丈夫!ボクに任せて!」
「うん、分かるまで教えるから大丈夫。」
部屋に入ると園子ちゃんが机に突っ伏していた。
「もうダメー!」
「ほら、救世主が来たわよ!」
「ナマエちゃん、世良ちゃんありがとうー!!」
私が園子ちゃん、真純ちゃんは蘭ちゃんを教える事になった。
園子ちゃんの隣に座るとぱっと左手を持ち上げられ叫んだ。
「ぇ!!ナマエちゃん結婚したの!??」
「あれ、言ってなかったっけ…??」
「えー!!ウソ!!おめでとうございます!!」
蘭ちゃんも驚いている。
「あれ、二人には言ってなかったのか?」
「昴がシュウだって事は言った…け…ど?
あ!それしか言ってなかった!!
あのね、実は組織突入する時に籍は入れたの。
お互い死ぬかもしれないからって…。」
「二人とも生きてるからこう言えるけど、なんだか映画見たいね!ロマンチック!」
園子ちゃんの目がキラキラ輝いている。
「ホントだよねー!生きててよかったよ(シュウが)
。」
「ねぇ、プロポーズの話聞きたい!」
「ボクもそれ知りたい!!」
「気になる!」
蘭ちゃんまで話を聞きたそうに前のめりになっている。
「え!恥ずかしすぎる。」
思い出しただけで耳まで赤くなりそう。
「いいじゃないのよ!幸せ話のおすそ分けしなさいよ!」
「えっと…前にベルツリータワーで見かけたって言ってたでしょ?実はその日で。普通にお昼食べて、水族館行ったりプラネタリウム見たりしてから車で東都タワーが目の前にあるレストランに連れて行ってもらって…。
その後そこに併設されてる東都タワーが見える教会で…。」
「何それ!ロマンチック過ぎ!いいなぁ!!」
園子ちゃんがやけ酒のようにお茶をのんでしみじみしている。
「なんて言われたんだ?」(真純)
「俺と結婚してくれ。死んでも一緒に居てくれ…って。」
「「キャー!!素敵!!尊いわ…。」」
園子ちゃんと蘭ちゃん二人とも顔を覆って叫んだ。
「OH!流石シュウ兄、やるねぇ!」
「ちょ、もういいでしょ!はい勉強しよ、勉強!!皆今年受験生でしょ!!」
しばらく勉強していると園子ちゃんが口を開いた。
「そういえば、普段昴さんとは英語で会話してるの?二人ともずっと海外にいたんでしょ?」
「そういえば、ずっと日本語で喋ってるな。
なんだろ、アメリカにいた頃はずっと英語だったハズなんだけど。でもまぁ日本語の方がいいかな…。
英語だと結構口が悪いからさ。
日本語の方がソフトに聞こえるというか。」
「英語って日本語より早口な感じがするもんね。ハッキリしているというか。」
「それもあるかもね。」
「分かるなー。ボクのママも英語だと口悪いよ。特にパパと喧嘩してる時。喧嘩すると二人とも英語になるんだよね。」
「あー。わかる気がするなぁ。怒ると母国語が出る感じ。今までシュウとはほとんど口喧嘩した事ないけどそうなりそう…。」
「惚気頂きましたっ!ラブラブねぇ。」
「園子ちゃんだってほとんど喧嘩しないでしょ?」
「うん、しないというより真さんが遠慮してるのが分かるのよね…。
男らしいんだけど、ガツガツしていないというか…。」
「それだけ園子ちゃんが大事なんだよ。蘭ちゃんはどうなの〜?」
「えっ、わ、私?私はねぇ…。とりあえず、大学卒業したら結婚しようとは言われたかな…。」
「蘭まで私を置いていく気!?真さんー!!早く日本に帰って来てぇー!!」
園子ちゃんがまた荒れだしてしまった。
真さんは武者修行+そのまま海外の大学に通うらしくて卒業まで日本にはたまにしか来れないらしい。
園子ちゃんも苦労するなぁ。
真さんと一度手合わせしてみたいものだ。
その後はまた勉強に勤しみ、英語と化学を教えてあげた。元々科学や薬が好きなので化学も教えられた。
夕方になり集中が切れた所で皆をポアロに誘った。
久々にポアロに行くとあむ兄がいた。客として。
しかも同じテーブルに可愛い女の子を連れている。
「久しぶり!あむ兄、もしや彼女さん?はじめましてー。」
「ナマエちゃん久しぶりだね。そうそう、僕の彼女なんだ。」
「田中えれなです、よろしくお願いします…。」物静かな雰囲気の、目がくりっとした可愛らしい子だ。
「ナマエです。苗字は分かりにくいので名前で呼んで下さいね。私は安室さんの友人ですが、なんだか兄のようなのであむ兄と呼んでいます。ご不快でしたらやめますので。」
「いえ、とんでもないです!好きなように呼び続けて下さい!」彼女さんはアワアワと慌てている。
とても気を使う方らしい。
「私は毛利蘭です。ポアロの常連で安室さんとは顔を合わせるようになりました。」
「ボクは世良真純。たまにポアロに来てたんだ。」
「鈴木園子です。私もポアロによく来てたんです。急に居なくなったからびっくりしちゃって。」
「そうなんだよ。急にやめてしまったからね…。」
「お二人は何処で知り合ったんですか!?」
園子ちゃんグイグイ行くなぁ。
「探偵業で怪我をしてしまってね。病院で会った看護師さんなんだ。」
「怪我をされていたのに、他の方を優先させてご自分で手当をする為に帰ろうとしていたので声をかけたんです。」
「物凄く怒られたなぁ。そんな酷い怪我をしているのになに帰ろうとしてるんですかっ!!ってね。」
もしかして務武さんの事を教えに来てくれたあの時か?服の隙間から包帯が見えてたから。
務武さんがあれだけ火傷を負っていたから、安室も少なからず火傷をしていたんだろう。
「ファンクラブのおば様達が知ったらびっくりね。」
「実は彼女、ファンクラブ会長の田中さんの姪だそうだ。前に田中さんに会った時に言われてね。本当に驚いたよ。僕達を応援してくれると言ってたよ。」
「そうだったんだ!田中さんの姪っ子さんかぁ!凄い偶然もあるんだねー。
あ、長話してごめんなさい。お二人のデートの邪魔をする訳にはいかないし、席に着きましょう。」
皆で離れた席に座り注文する。
皆頑張ったから今回は私の奢りだ。
「驚いたわねー。安室さんに彼女が出来るなんて!」
「でも安室さんモテるから今まで居なかったのが不思議だっただけよ。」(蘭)
「ボクだけフリーだよ。」
「真純ちゃん、焦るとろくな男に引っかからないから!地道にいこ、ね?」
必死になって真純ちゃんを説得した。
「うん、シュウ兄みたいに強くて、吉兄みたいに頭脳が凄い人探すよ!」
…それはなかなか居ないんじゃないかな…。
「真面目が一番だと思うよ?真さんみたいな。」
真面目といって一番に風見が浮かんだ。いやいや…
「そうだね。まぁ別に焦ってないし大学入ったり社会に出たら考えるよ。」
「それが良いよ。」
「パフェお待たせしましたー!」
梓ちゃんが4つ持ってきてくれた。
その後もたわいも無い話をして帰宅する。
「シュウ!!聞いて!!あむ兄に彼女が出来た!!」
「ホォー、それは良かった。」
「あむ兄にも、幸せになってもらいたいね。」
「そうだな…。」
彼は幾人もの仲間を失い、潜入に命をかけて頑張ってきた。残された彼に大事な人が出来るのは良い事だ。