第2章<完結>
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次の日の午前中、本屋でゼクシィだけを買うのはなんだか気恥ずかしかったので気になっていた小説と共に買った。その後スーパーに寄ってから帰宅。
お昼ご飯はパスタにしようかなーと考えながら準備をしているとゼクシィ片手に呼ばれた。
「なにー?」
「そういえば、結婚指輪買ってないな。」
「安いので良いからね!今度は!」
実はシュウが買った婚約指輪、凄く高価なものだった。ハリーウィンストンの多分500万くらいするやつ。
プロポーズされて受け取った時、ダイヤが凄く大きくてその周りにつけられている装飾のダイヤも沢山施されていたのに驚いた。
随分凄い指輪だねと言うと婚約指輪は最低給料3ヶ月分以上だと書いてあったぞ。それにせっかくなら良いものを買ってやりたいと思ってな。
…と言われて"ヒッ"ってなったよね。
いやいや、着けて歩くの怖すぎるから!
車が余裕で買えちゃうよ…。
シュウはお酒と煙草と愛車があれば良いみたいなタイプで、普段ほとんどお金を使わない。
アクセサリーやブランド等興味が全くないので一般的な貴金属の値段がよく分かっていないのかもしれない。
「結婚指輪、一番安いの買おう!万が一任務で無くすと怖いし、ね?」
「そうだな。あまり邪魔にならない装飾がないものがいい。」
「あっ、これ良いよ。ペアで税込66000円。」
安い方なのかもしれないが、普通のアクセサリーと比べて高いと思ってしまう私は貧乏性なんだろうか。
私は普段は質素に、車はイイ物を乗るタイプ。アクセサリーやハイブランドの物はほとんど持っていない。
「LAZYSUSANというブランドらしい。午後行ってみるか。」
「もう買うの?」
「…結婚指輪は、元々の起源は男性の所有物の印だったそうだ。首輪や縄から装飾品の指輪になったらしい。…早くこの綺麗な指に指輪を嵌めて俺のものだと実感したい。」
私の左手を取ると薬指にキスをして、見つめる翠眼が熱を帯びる。
シュウは結構独占欲が強いと思う。
決して束縛したり自由を奪うことはしないのだが、時々シュウから支配欲を感じる。
「!あ、パスタ茹だったかなー。」
タイミング良くタイマーが鳴ったのでキッチンへ向かう。
危ない所だった。あのままシュウにしてやられる所だった。
あの美しい翠眼につい魅入ってしまう事がよくある。
絶対に拒めず、なんでも言うことを聞いてしまいそうになる。これが惚れた弱みというやつか?
昼食を終えて本に載っていたお店へ電車で向かう。
雑誌の切り抜きを店員に渡すとすぐに品物を見せてくれた。シンプルイズベスト!
石はついていないし純粋なリング。いいねー。
「これがいい!」
「ではこれにしよう。」
店員にサイズを測ってもらった。
内側にお互いのイニシャルと誕生石を入れてもらえるらしくお願いした。
受け取りは1ヶ月後。楽しみ!
お昼ご飯はパスタにしようかなーと考えながら準備をしているとゼクシィ片手に呼ばれた。
「なにー?」
「そういえば、結婚指輪買ってないな。」
「安いので良いからね!今度は!」
実はシュウが買った婚約指輪、凄く高価なものだった。ハリーウィンストンの多分500万くらいするやつ。
プロポーズされて受け取った時、ダイヤが凄く大きくてその周りにつけられている装飾のダイヤも沢山施されていたのに驚いた。
随分凄い指輪だねと言うと婚約指輪は最低給料3ヶ月分以上だと書いてあったぞ。それにせっかくなら良いものを買ってやりたいと思ってな。
…と言われて"ヒッ"ってなったよね。
いやいや、着けて歩くの怖すぎるから!
車が余裕で買えちゃうよ…。
シュウはお酒と煙草と愛車があれば良いみたいなタイプで、普段ほとんどお金を使わない。
アクセサリーやブランド等興味が全くないので一般的な貴金属の値段がよく分かっていないのかもしれない。
「結婚指輪、一番安いの買おう!万が一任務で無くすと怖いし、ね?」
「そうだな。あまり邪魔にならない装飾がないものがいい。」
「あっ、これ良いよ。ペアで税込66000円。」
安い方なのかもしれないが、普通のアクセサリーと比べて高いと思ってしまう私は貧乏性なんだろうか。
私は普段は質素に、車はイイ物を乗るタイプ。アクセサリーやハイブランドの物はほとんど持っていない。
「LAZYSUSANというブランドらしい。午後行ってみるか。」
「もう買うの?」
「…結婚指輪は、元々の起源は男性の所有物の印だったそうだ。首輪や縄から装飾品の指輪になったらしい。…早くこの綺麗な指に指輪を嵌めて俺のものだと実感したい。」
私の左手を取ると薬指にキスをして、見つめる翠眼が熱を帯びる。
シュウは結構独占欲が強いと思う。
決して束縛したり自由を奪うことはしないのだが、時々シュウから支配欲を感じる。
「!あ、パスタ茹だったかなー。」
タイミング良くタイマーが鳴ったのでキッチンへ向かう。
危ない所だった。あのままシュウにしてやられる所だった。
あの美しい翠眼につい魅入ってしまう事がよくある。
絶対に拒めず、なんでも言うことを聞いてしまいそうになる。これが惚れた弱みというやつか?
昼食を終えて本に載っていたお店へ電車で向かう。
雑誌の切り抜きを店員に渡すとすぐに品物を見せてくれた。シンプルイズベスト!
石はついていないし純粋なリング。いいねー。
「これがいい!」
「ではこれにしよう。」
店員にサイズを測ってもらった。
内側にお互いのイニシャルと誕生石を入れてもらえるらしくお願いした。
受け取りは1ヶ月後。楽しみ!