第2章<完結>
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食後落ち着いた頃に"そろそろ呼びますね"と皆に声をかける。
"ハティ、スコール、人の姿で来てくれる?"と独り言のように言うとインターホンが鳴った。
お父さんが対応し二人がリビングに入ってきた。
「初めまして、ハティと申します。ナマエがお世話になっております。」
「スコールだ。よろしく。」
白と黒と表現するのがピッタリな青年が来て三人は少し驚きつつもお互い挨拶を交わす。
「二人とも、狼の姿見せてあげて。」
一瞬で白と黒の中型犬になる。
「「ワン!」」
…まぁ、狼というか犬みたいだけれども。
「わっ!可愛いー!撫でてもいいか?」
「こら真純!来客だぞ。」お母さんが窘める。
「構いませんよー。」ハティが尻尾を振りながら答える。
「喋った!」真純ちゃんが驚く。
「元々はこの姿ですから。好きなだけ撫でてください。どうぞ!」真純ちゃんに擦り寄って座った。
「やった!」わしゃわしゃと頭や背中を撫でた。
「白くてフワフワー!」
「俺も撫でてよ!」スコールが横から割って入る。
真純ちゃんは2匹同時にもふもふできて満足そうだ。
「それで、こちらの不思議なお二人がさっき言っていたハティさんとスコールさんか。」
「そうです。普段は父の執事的な役割をしていますが私からすると兄のような存在です。
…私も昔からよく撫でてましたので遠慮なく。」
「そうか…。私も撫でていいか?実は犬が好きなんだ。」お母さんは犬派だったらしい。
ハティがお母さんに近づく。
「どうぞ!」横を向いてゴロンとと寝転がった。
初めは固い表情で撫でていたが、少しすると顔が緩んでいる。
「フワフワだな。毛並みが良い。」
嬉しそうなメアリーお母さんを務武さんが微笑ましく眺める。
なんとも平和な景色だ。
「ハティやスコールは好きなように大きさを変えられます。
ですから全員乗れるくらいのサイズになって皆さんをイギリスにお連れする事も出来ますし、逆に私の両親に来てもらうのも余裕です。」
「以前乗らせてもらってイギリスへ行ったが移動時間はほんの一瞬だった。」
「そうか。では都合が良い時にお邪魔させてもらおうか。」
「いつがいいか聞いてきますね。」
ハティが一瞬でパッと消えた。
「消えた…。」
1分後には戻ってきた。
「1週間後の、日本時間で13時がいいそうです。
向こうは朝方なので一緒にご飯食べましょうとの事です。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて…。ね、メアリー。」
「えぇ。ではよろしくお願いします。」
「当日私がご案内しますので。工藤邸の庭をお借りして行きましょう。」
1週間後かぁ…緊張するなぁ。
"ハティ、スコール、人の姿で来てくれる?"と独り言のように言うとインターホンが鳴った。
お父さんが対応し二人がリビングに入ってきた。
「初めまして、ハティと申します。ナマエがお世話になっております。」
「スコールだ。よろしく。」
白と黒と表現するのがピッタリな青年が来て三人は少し驚きつつもお互い挨拶を交わす。
「二人とも、狼の姿見せてあげて。」
一瞬で白と黒の中型犬になる。
「「ワン!」」
…まぁ、狼というか犬みたいだけれども。
「わっ!可愛いー!撫でてもいいか?」
「こら真純!来客だぞ。」お母さんが窘める。
「構いませんよー。」ハティが尻尾を振りながら答える。
「喋った!」真純ちゃんが驚く。
「元々はこの姿ですから。好きなだけ撫でてください。どうぞ!」真純ちゃんに擦り寄って座った。
「やった!」わしゃわしゃと頭や背中を撫でた。
「白くてフワフワー!」
「俺も撫でてよ!」スコールが横から割って入る。
真純ちゃんは2匹同時にもふもふできて満足そうだ。
「それで、こちらの不思議なお二人がさっき言っていたハティさんとスコールさんか。」
「そうです。普段は父の執事的な役割をしていますが私からすると兄のような存在です。
…私も昔からよく撫でてましたので遠慮なく。」
「そうか…。私も撫でていいか?実は犬が好きなんだ。」お母さんは犬派だったらしい。
ハティがお母さんに近づく。
「どうぞ!」横を向いてゴロンとと寝転がった。
初めは固い表情で撫でていたが、少しすると顔が緩んでいる。
「フワフワだな。毛並みが良い。」
嬉しそうなメアリーお母さんを務武さんが微笑ましく眺める。
なんとも平和な景色だ。
「ハティやスコールは好きなように大きさを変えられます。
ですから全員乗れるくらいのサイズになって皆さんをイギリスにお連れする事も出来ますし、逆に私の両親に来てもらうのも余裕です。」
「以前乗らせてもらってイギリスへ行ったが移動時間はほんの一瞬だった。」
「そうか。では都合が良い時にお邪魔させてもらおうか。」
「いつがいいか聞いてきますね。」
ハティが一瞬でパッと消えた。
「消えた…。」
1分後には戻ってきた。
「1週間後の、日本時間で13時がいいそうです。
向こうは朝方なので一緒にご飯食べましょうとの事です。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて…。ね、メアリー。」
「えぇ。ではよろしくお願いします。」
「当日私がご案内しますので。工藤邸の庭をお借りして行きましょう。」
1週間後かぁ…緊張するなぁ。