第2章<完結>
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ここから役所はそう遠くはないので、30分程で帰ってきた。
「もらってきたぞ。」
昴が凄く怪訝な顔でメアリーに婚姻届渡す。
「わぁ!本物だ!」
真純ちゃんが目を輝かせている。
「二人共婚姻要件具備証明書ももらっておけよ。
お前のボスにでも頼んでおけ。」
「なにそれ?」(真純)
「独身を証明する書類だ。二人共日本国籍ではないからな。必要だろう。」
「ふーん。」
さっそくメアリーさんに証人の所に記載してもらった。
「書けたぞ。」
「あぁ。」
「早く出して欲しいな!ボクにお姉ちゃんが出来る!」
「悪いがまだ出せないからな。
一応ジェイムズにその証明書をもらっておく。
ナマエ、そろそろ帰るぞ。」
「もう帰っちゃうの?」
「そうだな、長居は危険だ。
ナマエさん、秀一をよろしくお願いします。このバカ息子、良いように使ってくれ。」
「おい。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。
今日はお邪魔しました。
あっ、緊張のあまり渡し忘れてました、これほんの少しですが。」
ようやく菓子折を渡せた。
「わざわざすまないな、ありがとう。」
「シュウ兄、ナマエ姉、またね!」
「じゃあな。」(秀一)
「また、いつか。ありがとうございました!」
パタン
「…お前ら、死ぬなよ。」
メアリーはボソッと呟いた。
「まさか、これを取りに行くとはな。」
「ねぇ、せっかくだから後で書こ!」
「今日書くのか?」
「こういうのはタイミングだよ。書くだけ書いとこうよ。」
「あぁ。構わないが、まだきちんとプロポーズ出来ていないぞ。」
「…いつか、その時を楽しみにしてるね。」
「ベルモットの件が終わってからだな。」
帰宅後書類を書いた。
なんか、まだ出すわけじゃないけどこういうの書く時緊張するね。
「手が震える〜。」
「落ち着いて書けば大丈夫だ。」
二人で書いた後、私の父にも証人として書いてほしくてスコールを呼び出した。
「スコール、来て。」
一言言うと玄関のドアが開いた。
…鍵かけてたんだけどね。
「呼んだかー?」
「スコール、これの証人の所をお父さんに書いてもらいたいんだ。」
「分かった。何?もう結婚すんの?
組織の事大丈夫なのか?」
「書くだけ書こうってなったの。シュウのお母さんに会ったら証人の所書いてくれてね。」
「なるほどね。…すぐ戻るからよ。」
5分くらいしてインターホンが鳴った。
「書いてもらってきたぜ。」
「ありがとう。」
「悪いな、スコール。」
「イギリスと日本なんざ一瞬だからよ、気にするな。それ、いつ出してもこちらは構わないと言ってたぜ。良かったな!」
「ありがとう。」
「じゃあな!」
一瞬にしてスコールは夕暮れの空に消えていった。
書類を引き出しに仕舞い、夕食の準備をする。
今日は真鯛のポワレと野菜スープ、ホタテのカルパッチョだ。
シュウには野菜を切って煮込んでもらう。
「包丁さばき上手くなったよね。」
「大体毎日料理するようになったからな。」
「あとさ、」
「なんだ?」
「シュウの姿で料理してると違和感しかない。」
「酷いな。まぁイメージに無いというのは分かるが。」
「イメージは煙草と酒だけで生きていそう。」
「俺をなんだと思ってるんだ?」
喋りながらあっという間に料理が出来た。
ちなみに魔法で料理は出来るんだけど、手をかけている方が美味しく感じるから、なんでもなるべく手作業を心がけている。
「「いただきます。」」
その時不意にスマホが鳴った。
「もしもし、あむ兄?」
「明日10時、銅座駅…ベルモット。」
そう一言告げると電話が切れた。
ついに、来てしまった。ベルモット確保の日が。
「シュウ…その時が…来てしまったみたいだ。」
「ベルモットか…。」
「明日10時銅座駅。」
「分かった。ジェイムズにジョディ、キャメルと一応ボウヤにも連絡しておく。」
「よろしく。さ、とりあえず食べよう。慌てても仕方がない。」
「そうだな。」
そうは言ったが食べた気がしない。急いで食べて明日に備えることにした。
シュウは防弾チョッキとライフル、スコープの手入れをしていた。
いつも以上に念入りだ。
「悪いが君の車を貸してくれないか?マスタングだと目立つ。」
「分かった。」
「不測の事態がなければ傷をつけずに返す。」
「なるべく私の愛車、大事に使ってよね。」
そう言って鍵を渡した。
「絶対に、あの女を死なすなよ?
…もちろん君も、安室君も。」
「大丈夫。」
待っていろ、ベルモット。
「もらってきたぞ。」
昴が凄く怪訝な顔でメアリーに婚姻届渡す。
「わぁ!本物だ!」
真純ちゃんが目を輝かせている。
「二人共婚姻要件具備証明書ももらっておけよ。
お前のボスにでも頼んでおけ。」
「なにそれ?」(真純)
「独身を証明する書類だ。二人共日本国籍ではないからな。必要だろう。」
「ふーん。」
さっそくメアリーさんに証人の所に記載してもらった。
「書けたぞ。」
「あぁ。」
「早く出して欲しいな!ボクにお姉ちゃんが出来る!」
「悪いがまだ出せないからな。
一応ジェイムズにその証明書をもらっておく。
ナマエ、そろそろ帰るぞ。」
「もう帰っちゃうの?」
「そうだな、長居は危険だ。
ナマエさん、秀一をよろしくお願いします。このバカ息子、良いように使ってくれ。」
「おい。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。
今日はお邪魔しました。
あっ、緊張のあまり渡し忘れてました、これほんの少しですが。」
ようやく菓子折を渡せた。
「わざわざすまないな、ありがとう。」
「シュウ兄、ナマエ姉、またね!」
「じゃあな。」(秀一)
「また、いつか。ありがとうございました!」
パタン
「…お前ら、死ぬなよ。」
メアリーはボソッと呟いた。
「まさか、これを取りに行くとはな。」
「ねぇ、せっかくだから後で書こ!」
「今日書くのか?」
「こういうのはタイミングだよ。書くだけ書いとこうよ。」
「あぁ。構わないが、まだきちんとプロポーズ出来ていないぞ。」
「…いつか、その時を楽しみにしてるね。」
「ベルモットの件が終わってからだな。」
帰宅後書類を書いた。
なんか、まだ出すわけじゃないけどこういうの書く時緊張するね。
「手が震える〜。」
「落ち着いて書けば大丈夫だ。」
二人で書いた後、私の父にも証人として書いてほしくてスコールを呼び出した。
「スコール、来て。」
一言言うと玄関のドアが開いた。
…鍵かけてたんだけどね。
「呼んだかー?」
「スコール、これの証人の所をお父さんに書いてもらいたいんだ。」
「分かった。何?もう結婚すんの?
組織の事大丈夫なのか?」
「書くだけ書こうってなったの。シュウのお母さんに会ったら証人の所書いてくれてね。」
「なるほどね。…すぐ戻るからよ。」
5分くらいしてインターホンが鳴った。
「書いてもらってきたぜ。」
「ありがとう。」
「悪いな、スコール。」
「イギリスと日本なんざ一瞬だからよ、気にするな。それ、いつ出してもこちらは構わないと言ってたぜ。良かったな!」
「ありがとう。」
「じゃあな!」
一瞬にしてスコールは夕暮れの空に消えていった。
書類を引き出しに仕舞い、夕食の準備をする。
今日は真鯛のポワレと野菜スープ、ホタテのカルパッチョだ。
シュウには野菜を切って煮込んでもらう。
「包丁さばき上手くなったよね。」
「大体毎日料理するようになったからな。」
「あとさ、」
「なんだ?」
「シュウの姿で料理してると違和感しかない。」
「酷いな。まぁイメージに無いというのは分かるが。」
「イメージは煙草と酒だけで生きていそう。」
「俺をなんだと思ってるんだ?」
喋りながらあっという間に料理が出来た。
ちなみに魔法で料理は出来るんだけど、手をかけている方が美味しく感じるから、なんでもなるべく手作業を心がけている。
「「いただきます。」」
その時不意にスマホが鳴った。
「もしもし、あむ兄?」
「明日10時、銅座駅…ベルモット。」
そう一言告げると電話が切れた。
ついに、来てしまった。ベルモット確保の日が。
「シュウ…その時が…来てしまったみたいだ。」
「ベルモットか…。」
「明日10時銅座駅。」
「分かった。ジェイムズにジョディ、キャメルと一応ボウヤにも連絡しておく。」
「よろしく。さ、とりあえず食べよう。慌てても仕方がない。」
「そうだな。」
そうは言ったが食べた気がしない。急いで食べて明日に備えることにした。
シュウは防弾チョッキとライフル、スコープの手入れをしていた。
いつも以上に念入りだ。
「悪いが君の車を貸してくれないか?マスタングだと目立つ。」
「分かった。」
「不測の事態がなければ傷をつけずに返す。」
「なるべく私の愛車、大事に使ってよね。」
そう言って鍵を渡した。
「絶対に、あの女を死なすなよ?
…もちろん君も、安室君も。」
「大丈夫。」
待っていろ、ベルモット。