第2章<完結>
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【性的な内容含みますので苦手な方は飛ばしてください。私の性癖ゴリゴリ入ってます…。無理矢理っぽいです注意。対昴。】
花火大会が終わり、駅へ向かった。
ただ駅があまりに混んでいるので、皆には申し訳ないが姿現しで帰宅する。
「ただいまー。」
「本当に便利だな、すぐに帰れる。」
「でしょー。あ!…いちご飴買えば良かった。忘れちゃった。」
「帰り道混んでいて買うどころでは無かったからな。」
「そうなんだよね。…さーて…」
「着替えるのか?」
「うん。着替えるよ、動きにくいし。」
「…少しの間そのままでいてくれないか?」
「えっ、いいけど…?」
ソファーで待っていると昴が何か持ってきた。
「何それ?…手持ち花火?」
「なかなか気にはなっていたが、実際やったことが無い。一緒にやってくれないか?」
「もちろん!」
昴がバケツとチャッカマンも用意してくれた。
いつの間に用意してたんだろう。
昴に火をつけて貰うと綺麗な火花が咲いた。
「綺麗だし安全だね。私花火っていうと、緑と金色の光を放つドラゴン花火とか、銀色の輝く羽のついた子豚が縦横無尽に飛ぶ花火、とか危険なものばっかり見てたから。」
「それはなんだか凄そうだな。」
「しかもそれ、魔法で消そうとすると増えたり爆発するからもう大変なの!男子達がふざけて廊下とかで放つもんだから危ないし。一回誰かが暖炉の火の中に突っ込んだ時は大騒ぎしたなー。寮の部屋の上まで燃えて、ベッドのカーテンが燃えた人も居たなぁ。」
思い出しただけで身震いする。
「一生に一度はそんな花火も見てみたい気もするな。」
「男の子ってそーゆーの好きだよねぇ。」
「男は好奇心旺盛なんだ。色々と。」
色々な種類の花火を楽しみ、最後は線香花火をした。
パチパチパチ……ポトン
「終わっちゃった。楽しかったよ。ありがとう、昴!」
「たまにはこういうのも良いな。」
建物に入ると突然後ろから抱きしめられた。
後ろ手にカチャンと鍵をかける音が聞こえる。
「次は最後のお楽しみだな。」
「え?」
ヒョイとお姫様抱っこをされ2階の寝室に連れていかれる。ベッドに倒され、昴が覆いかぶさってきた。
両手共に手を握られて顔が近い。
「花火ももちろん綺麗でしたが、ナマエには叶いませんよ。」
そう言うと、右手で両手を頭上で纏めあげられた。
左手で器用に帯を解くと中の腰紐を外し、両腕を縛られた。中途半端に脱がされているのがなんだか余計恥ずかしい。
「口を開けて下さい。」
「口?」
「はい、あーん。」
少し口を開けると少し厚めのハンカチが押し込まれた。
今度は何処から持ってきたのかもう一本の腰紐でハンカチと口を縛り固定された。
「ん?!んーー!!」くぐもった声しか出ない。
外したくても両手を固定されていて上手く取れない。
「取ってはダメですよ。…いい眺めですね、まるで無理矢理犯しているみたいで…興奮する。」
このドS!!言いたくても"んー"しか声が出ない。
「前の水着姿、"僕も"堪能したかったんです。
あの時は赤井秀一にたっぷりと愛されたんでしょう?彼だけズルいですよね。どんな風に触られたんですか?どんな声で鳴いたんですか?」
昴も秀一も同一人物でしょうが!
「ふぁふ…」外してと言いたくてもフガフガする。
「外しませんよ。今日は僕を楽しませて下さいね。」見下ろされて胸の奥がグッと詰まる感じがする。
怖いというより、ほんの少しだけこれから起こる事に期待をしてしまっていた。
…私はいつの間にドMになってしまったんだろう。
いつもとは違って、彼の支配欲が高まっているのが分かる。そしてそれを楽しんでいる事も。
浴衣をはだけさせられ、下着を上下とも取られた。
「顔はほんのり赤いのに、身体は真っ白だ。」
そう言うと胸に舌を這わされる。
チュパチュパと吸われたり舌で転がされたりという快感に頭がクラクラする。
「んっ、んー!」
「ん?なんですか?…下にも刺激が欲しい?ワガママなお嬢様ですね?」
「んっんー!」言ってない!
お構い無しに右手で私の太腿を持ち上げ、秘部に顔を埋めた。
「こら、足を閉じないで下さい。舐められないでしょう?」
突起やヒダを丁寧に舐めあげられてゾクゾクと身震いがする。器用に舌を使い刺激を与えられてつい腰が動いた。
私の反応を見てイきそうなのが分かったのか指を一気に二本挿れられた。
あまりの快感に堪らなくなり
「ぁーっ!んー!!!」
バシャァッ…
「おや、大胆ですねぇ。顔の前で潮を吹くなんて。」
涙で霞んだ視界で昴を見ると眼鏡や髪の毛からポタポタと私の液が垂れていた。
眼鏡から垂れる液を私の目をじっと見ながらペロリと舐めた。
恥ずかしいのに、何故か昴から目が離せなかった。
「タオルを取ってきます。その間、お仕置ですよ。」
そういうと何処に隠してあったのか前に昴が買ったバイブを中に挿れられ電源をMaxにされた。
あまりに強い刺激に上手く息が出来なくなる。
過呼吸のせいで視界がぼんやりとして気を失いそうになるものの、強い刺激で意識を飛ばすことも出来なかった。
何が何だか分からない。随分時間が経ったように感じたが恐らく5分くらいして昴が戻ってきた。
「どうでしたか?これ。今抜いてあげますね。」
勢いよく抜かれてまた潮を吹いてしまった。
「あぁ、今度は僕の下半身がびしょ濡れです。」
そう言うと昴は下着を脱いだ。
口のハンカチを外され体を起こされたと思ったらハンカチの代わりに昴のモノが口に入ってきた。
「……舐めろ。」
急にキツい言い方になりビクッとして舐め上げる。
「良い子だ。…もっとだ。」
頭を掴まれて口の中に昴のモノが少し激しく出し入れされる。時々喉の奥の方に当たって苦しい。
「うっ…はぁ…くっ……うっ、イク…っ。」
口の中にドロっとしたものが入ってきた。
しょっぱいような苦いようなよく分からない味がする。
「すみません。貴女があまりにも可愛くて興奮してしまい随分と早くイってしまいました。
…ここに吐き出して下さいね。」
手のひらにティッシュを広げて口の前に出された。
目の前で吐き出すのも恥ずかしい。
なんとか無理やり飲み込んだ。
喉の奥に違和感しかない。まずい…。
「おや、飲んでしまったんですか。残念です。
ナマエの口から僕の白い液が垂れてくるのを見たかったんですが。」
「なんでこんな事するの?!昴のバカ!」
「口答えしているともっと酷くするぞ?」
「……。」
「君の避妊薬は行為後でも効くのか?」
「効くけど…1日以上経つと意味無い。」
「そうか。今家にあるのか?」
「あるし、万が一無くてもすぐ作れる。」
「じゃあ問題ないな。」
満足そうに鼻で笑うとゴム無しでいきなり挿れられた。
昴の愛液と自分のが混ざり合い、グチャグチャと粘膜の擦れる音が聞こえる。
卑猥な音と擦れる快感に身体がつい反応してしまう。
「ああっ…やだ、やめて。んんッ!」
「…気持ちよすぎて溶けそうだ。」
「ダメ、またイっちゃ…」
そう言うと突然昴の動きが止まった。
「イかせて下さいは?」
ものすごくゆーっくりと出し入れされて耐えられなくなる。早くイかせてほしい。けど言いたくない。
ゆっくりゆっくり押し寄せてくる快楽の波は絶頂には程遠くて、物足りない。ついつい腰が動く。
「早く言え。」
普段の昴の声質から想像出来ないほど低い声で怒られる。
「っ…い、イかせてください…。」
「いい子だ。中に出してやる。一滴も零すなよ?……くっ…」
「ああっ!!」
昴のものが中で脈打つのが分かる。
「あっ、中に…んっ!」
引き抜かれてると何かが垂れる感覚がある。
「潮以外に、今度は精液も垂れてますよ?
もう出てきちゃったんですか。仕方ありませんね…。
もっと沢山中に入れて差しあげますね。」
そういうとその後も幾度も中に出された。
出てきそうになると昴のモノで塞がれる。
喘ぎ疲れて喉がカラカラだ。
もう、限界。
「……大丈夫か?」
どれくらい中に出されたか。
手の拘束がようやく解かれる。
「…だれのせいだと…おもってんの……。」
声が掠れてる。喉痛い…。
「すまない、君がどれくらい性的な拷問に耐えられるのか興味があった。後は…安室君のせいでもあるがな。」
「えっ、あむ兄?なんで?」
「この間の海で、いつか彼女をお前から解放させると言われた。やはりまだ疑われているようだ。それとジョギング後に壊れたGPSや未使用のコンドームがポケットに入れられているのを気づいてないのか?」
「えっ、嘘、気づかなかった。姿現しをした時にそういう機械は壊れるんだと思う。空間歪むから。」
「全て俺への宣戦布告だろう。アイツに対して油断しすぎだ。もしアイツが"バーボン"として何かしてきたら、とつい不安になってしまった。
いつ拘束されて性的な拷問をされるか分からないぞ。
…だから試しにどれくらい耐えられるか知りたかったのと、反応が見たかった。…まぁ、やってみたかったのが本音だがな。」
「もー!!最低!!シーツが悲惨な事になってる!」
「魔法で綺麗になるだろ。」
「便利屋さんじゃないんだから。私はね、そもそも捕まる前に大体逃げられるから毒とかの薬の耐性は少しはあるけど、こんな拷問耐性ないの!
昔、媚薬耐えられなかったじゃん!
覚えてないの!?」
「それは悪かった。無理をさせたな。湯船は沸かしてあるから入るといい。…一緒に入るか?」
「入らないっ!」
ドアをバタンと閉めてさっさと風呂場へ行った。
お風呂から出て避妊薬を飲み、アイスを黙々と食べていると昴もお風呂から出てきた。
「なぁ、機嫌直してくれ。ついでに赤井秀一に戻してくれないか?」
「ずっとそのままで居たら?沖矢さん。」
「Switchのソフト好きなだけ買ってやるから機嫌直せ。悪かったよ。」
「……しょうがないなー。」
私、チョロいな…。
しぶしぶシュウの姿に戻してやった。
そのまま私の横に座るとじっと眺めてくる。
「アイス食べたいの?はい、あーん。」
お、食べた。
「甘い…。板チョコみたいなアイスだな。」
「これ好きなの。美味しいでしょ。」
「あぁ。」
私の腰を抱き、肩に顎を乗せられた。
「…… ナマエ、本当にすまなかった。
俺は時々君を独占したくなってしまう。
何処にも行かせたくない…危険な目に合わせたくない。ずっと閉じ込めて、永遠に俺の元から離れずにいて欲しいと思ってしまう。」
「私が離れるわけないでしょ。そっちこそあっという間に死んだりしないでよね。結婚して、死んでもあの世で一緒に居てやるんだから!
だけど契約してない今、死んだら同じ所に行けないんだからね!急に居なくならないでよね…。」
「もちろんだ。努力する。」
「あ、そうだ…。ずっと引き出しにしまってたんだけど…これ、肌身離さず持っていてね。お風呂場だろうがなんだろうが、なるべくずっと身につけて。」
「これは、俺のドッグタグ。昔ジェイムズに預けたやつか。」
「これにとある魔法をかけたの。だからずっと持っててね。名前の所、一応沖矢昴に変えてあるから万が一誰かに見られても大丈夫なはず。」
「分かった。」
チョーカーにドッグタグ…首に着けるものが増えていくな。
花火大会が終わり、駅へ向かった。
ただ駅があまりに混んでいるので、皆には申し訳ないが姿現しで帰宅する。
「ただいまー。」
「本当に便利だな、すぐに帰れる。」
「でしょー。あ!…いちご飴買えば良かった。忘れちゃった。」
「帰り道混んでいて買うどころでは無かったからな。」
「そうなんだよね。…さーて…」
「着替えるのか?」
「うん。着替えるよ、動きにくいし。」
「…少しの間そのままでいてくれないか?」
「えっ、いいけど…?」
ソファーで待っていると昴が何か持ってきた。
「何それ?…手持ち花火?」
「なかなか気にはなっていたが、実際やったことが無い。一緒にやってくれないか?」
「もちろん!」
昴がバケツとチャッカマンも用意してくれた。
いつの間に用意してたんだろう。
昴に火をつけて貰うと綺麗な火花が咲いた。
「綺麗だし安全だね。私花火っていうと、緑と金色の光を放つドラゴン花火とか、銀色の輝く羽のついた子豚が縦横無尽に飛ぶ花火、とか危険なものばっかり見てたから。」
「それはなんだか凄そうだな。」
「しかもそれ、魔法で消そうとすると増えたり爆発するからもう大変なの!男子達がふざけて廊下とかで放つもんだから危ないし。一回誰かが暖炉の火の中に突っ込んだ時は大騒ぎしたなー。寮の部屋の上まで燃えて、ベッドのカーテンが燃えた人も居たなぁ。」
思い出しただけで身震いする。
「一生に一度はそんな花火も見てみたい気もするな。」
「男の子ってそーゆーの好きだよねぇ。」
「男は好奇心旺盛なんだ。色々と。」
色々な種類の花火を楽しみ、最後は線香花火をした。
パチパチパチ……ポトン
「終わっちゃった。楽しかったよ。ありがとう、昴!」
「たまにはこういうのも良いな。」
建物に入ると突然後ろから抱きしめられた。
後ろ手にカチャンと鍵をかける音が聞こえる。
「次は最後のお楽しみだな。」
「え?」
ヒョイとお姫様抱っこをされ2階の寝室に連れていかれる。ベッドに倒され、昴が覆いかぶさってきた。
両手共に手を握られて顔が近い。
「花火ももちろん綺麗でしたが、ナマエには叶いませんよ。」
そう言うと、右手で両手を頭上で纏めあげられた。
左手で器用に帯を解くと中の腰紐を外し、両腕を縛られた。中途半端に脱がされているのがなんだか余計恥ずかしい。
「口を開けて下さい。」
「口?」
「はい、あーん。」
少し口を開けると少し厚めのハンカチが押し込まれた。
今度は何処から持ってきたのかもう一本の腰紐でハンカチと口を縛り固定された。
「ん?!んーー!!」くぐもった声しか出ない。
外したくても両手を固定されていて上手く取れない。
「取ってはダメですよ。…いい眺めですね、まるで無理矢理犯しているみたいで…興奮する。」
このドS!!言いたくても"んー"しか声が出ない。
「前の水着姿、"僕も"堪能したかったんです。
あの時は赤井秀一にたっぷりと愛されたんでしょう?彼だけズルいですよね。どんな風に触られたんですか?どんな声で鳴いたんですか?」
昴も秀一も同一人物でしょうが!
「ふぁふ…」外してと言いたくてもフガフガする。
「外しませんよ。今日は僕を楽しませて下さいね。」見下ろされて胸の奥がグッと詰まる感じがする。
怖いというより、ほんの少しだけこれから起こる事に期待をしてしまっていた。
…私はいつの間にドMになってしまったんだろう。
いつもとは違って、彼の支配欲が高まっているのが分かる。そしてそれを楽しんでいる事も。
浴衣をはだけさせられ、下着を上下とも取られた。
「顔はほんのり赤いのに、身体は真っ白だ。」
そう言うと胸に舌を這わされる。
チュパチュパと吸われたり舌で転がされたりという快感に頭がクラクラする。
「んっ、んー!」
「ん?なんですか?…下にも刺激が欲しい?ワガママなお嬢様ですね?」
「んっんー!」言ってない!
お構い無しに右手で私の太腿を持ち上げ、秘部に顔を埋めた。
「こら、足を閉じないで下さい。舐められないでしょう?」
突起やヒダを丁寧に舐めあげられてゾクゾクと身震いがする。器用に舌を使い刺激を与えられてつい腰が動いた。
私の反応を見てイきそうなのが分かったのか指を一気に二本挿れられた。
あまりの快感に堪らなくなり
「ぁーっ!んー!!!」
バシャァッ…
「おや、大胆ですねぇ。顔の前で潮を吹くなんて。」
涙で霞んだ視界で昴を見ると眼鏡や髪の毛からポタポタと私の液が垂れていた。
眼鏡から垂れる液を私の目をじっと見ながらペロリと舐めた。
恥ずかしいのに、何故か昴から目が離せなかった。
「タオルを取ってきます。その間、お仕置ですよ。」
そういうと何処に隠してあったのか前に昴が買ったバイブを中に挿れられ電源をMaxにされた。
あまりに強い刺激に上手く息が出来なくなる。
過呼吸のせいで視界がぼんやりとして気を失いそうになるものの、強い刺激で意識を飛ばすことも出来なかった。
何が何だか分からない。随分時間が経ったように感じたが恐らく5分くらいして昴が戻ってきた。
「どうでしたか?これ。今抜いてあげますね。」
勢いよく抜かれてまた潮を吹いてしまった。
「あぁ、今度は僕の下半身がびしょ濡れです。」
そう言うと昴は下着を脱いだ。
口のハンカチを外され体を起こされたと思ったらハンカチの代わりに昴のモノが口に入ってきた。
「……舐めろ。」
急にキツい言い方になりビクッとして舐め上げる。
「良い子だ。…もっとだ。」
頭を掴まれて口の中に昴のモノが少し激しく出し入れされる。時々喉の奥の方に当たって苦しい。
「うっ…はぁ…くっ……うっ、イク…っ。」
口の中にドロっとしたものが入ってきた。
しょっぱいような苦いようなよく分からない味がする。
「すみません。貴女があまりにも可愛くて興奮してしまい随分と早くイってしまいました。
…ここに吐き出して下さいね。」
手のひらにティッシュを広げて口の前に出された。
目の前で吐き出すのも恥ずかしい。
なんとか無理やり飲み込んだ。
喉の奥に違和感しかない。まずい…。
「おや、飲んでしまったんですか。残念です。
ナマエの口から僕の白い液が垂れてくるのを見たかったんですが。」
「なんでこんな事するの?!昴のバカ!」
「口答えしているともっと酷くするぞ?」
「……。」
「君の避妊薬は行為後でも効くのか?」
「効くけど…1日以上経つと意味無い。」
「そうか。今家にあるのか?」
「あるし、万が一無くてもすぐ作れる。」
「じゃあ問題ないな。」
満足そうに鼻で笑うとゴム無しでいきなり挿れられた。
昴の愛液と自分のが混ざり合い、グチャグチャと粘膜の擦れる音が聞こえる。
卑猥な音と擦れる快感に身体がつい反応してしまう。
「ああっ…やだ、やめて。んんッ!」
「…気持ちよすぎて溶けそうだ。」
「ダメ、またイっちゃ…」
そう言うと突然昴の動きが止まった。
「イかせて下さいは?」
ものすごくゆーっくりと出し入れされて耐えられなくなる。早くイかせてほしい。けど言いたくない。
ゆっくりゆっくり押し寄せてくる快楽の波は絶頂には程遠くて、物足りない。ついつい腰が動く。
「早く言え。」
普段の昴の声質から想像出来ないほど低い声で怒られる。
「っ…い、イかせてください…。」
「いい子だ。中に出してやる。一滴も零すなよ?……くっ…」
「ああっ!!」
昴のものが中で脈打つのが分かる。
「あっ、中に…んっ!」
引き抜かれてると何かが垂れる感覚がある。
「潮以外に、今度は精液も垂れてますよ?
もう出てきちゃったんですか。仕方ありませんね…。
もっと沢山中に入れて差しあげますね。」
そういうとその後も幾度も中に出された。
出てきそうになると昴のモノで塞がれる。
喘ぎ疲れて喉がカラカラだ。
もう、限界。
「……大丈夫か?」
どれくらい中に出されたか。
手の拘束がようやく解かれる。
「…だれのせいだと…おもってんの……。」
声が掠れてる。喉痛い…。
「すまない、君がどれくらい性的な拷問に耐えられるのか興味があった。後は…安室君のせいでもあるがな。」
「えっ、あむ兄?なんで?」
「この間の海で、いつか彼女をお前から解放させると言われた。やはりまだ疑われているようだ。それとジョギング後に壊れたGPSや未使用のコンドームがポケットに入れられているのを気づいてないのか?」
「えっ、嘘、気づかなかった。姿現しをした時にそういう機械は壊れるんだと思う。空間歪むから。」
「全て俺への宣戦布告だろう。アイツに対して油断しすぎだ。もしアイツが"バーボン"として何かしてきたら、とつい不安になってしまった。
いつ拘束されて性的な拷問をされるか分からないぞ。
…だから試しにどれくらい耐えられるか知りたかったのと、反応が見たかった。…まぁ、やってみたかったのが本音だがな。」
「もー!!最低!!シーツが悲惨な事になってる!」
「魔法で綺麗になるだろ。」
「便利屋さんじゃないんだから。私はね、そもそも捕まる前に大体逃げられるから毒とかの薬の耐性は少しはあるけど、こんな拷問耐性ないの!
昔、媚薬耐えられなかったじゃん!
覚えてないの!?」
「それは悪かった。無理をさせたな。湯船は沸かしてあるから入るといい。…一緒に入るか?」
「入らないっ!」
ドアをバタンと閉めてさっさと風呂場へ行った。
お風呂から出て避妊薬を飲み、アイスを黙々と食べていると昴もお風呂から出てきた。
「なぁ、機嫌直してくれ。ついでに赤井秀一に戻してくれないか?」
「ずっとそのままで居たら?沖矢さん。」
「Switchのソフト好きなだけ買ってやるから機嫌直せ。悪かったよ。」
「……しょうがないなー。」
私、チョロいな…。
しぶしぶシュウの姿に戻してやった。
そのまま私の横に座るとじっと眺めてくる。
「アイス食べたいの?はい、あーん。」
お、食べた。
「甘い…。板チョコみたいなアイスだな。」
「これ好きなの。美味しいでしょ。」
「あぁ。」
私の腰を抱き、肩に顎を乗せられた。
「…… ナマエ、本当にすまなかった。
俺は時々君を独占したくなってしまう。
何処にも行かせたくない…危険な目に合わせたくない。ずっと閉じ込めて、永遠に俺の元から離れずにいて欲しいと思ってしまう。」
「私が離れるわけないでしょ。そっちこそあっという間に死んだりしないでよね。結婚して、死んでもあの世で一緒に居てやるんだから!
だけど契約してない今、死んだら同じ所に行けないんだからね!急に居なくならないでよね…。」
「もちろんだ。努力する。」
「あ、そうだ…。ずっと引き出しにしまってたんだけど…これ、肌身離さず持っていてね。お風呂場だろうがなんだろうが、なるべくずっと身につけて。」
「これは、俺のドッグタグ。昔ジェイムズに預けたやつか。」
「これにとある魔法をかけたの。だからずっと持っててね。名前の所、一応沖矢昴に変えてあるから万が一誰かに見られても大丈夫なはず。」
「分かった。」
チョーカーにドッグタグ…首に着けるものが増えていくな。