第2章<完結>
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今日は皆で遊園地に来ている。
女性陣は皆昨日買った服を着てきた。
男性陣はいつもと違う服装にドキッとしているようだ。
「園子さん…今日は凄く素敵な装いですね。」
「真さん、もしかしてこういうのが好み?!」
「は…はい。」
片手で顔を覆いこれでもかと赤面しながら返事をする。
園子ちゃんが喜んで小さくよっしゃ!と言っていた。
工藤君は素直に褒めていたが、服部君は馬子にも衣装やなとからかって和葉ちゃんに怒られていた。
今回の遊園地は、鈴木財閥の関連企業らしく、
全員無料でチケットを園子ちゃんから貰った。
何から何まで…園子ちゃんには感謝だ。
皆でパンフレットを取って何処を廻るか相談して決めた。
1.メリーゴーランド
大人になって乗るのがなんとなく気恥ずかしかったが、せっかくだからという事で乗った。
「昴さん、馬似合いますよね!白馬の王子様感ある。」(園子)
「そうですか、それは嬉しいですね。」
私からしたらわざとらしいが、昴は輝かしい程のスマイルを放った。
「じ、自分は…?」
嫉妬しつつ、困ったように真さんが園子ちゃんに尋ねた。
「うーんと、真さんはねぇ…そうねぇ。どちらかというと王子というより生傷の絶えない侍ね!
うん。白馬よりも茶色い馬でカッコよく駆け抜けていそう!」
「園子さんを守る侍、光栄です。」
真さんは言葉を噛み締めながらメリーゴーランドを楽しんでいたようだった。
2.ザ・ダイブ
潜水艦に乗ってレーザー銃を、出てくるモンスターに当てて点数を競うもの。
大人数乗れないので、それぞれカップルごとに乗った。
銃を構えて昴はニヤリと笑う。
「…最高得点狙いましょうね。」
「当然!」
FBI時代から二人とも狙撃は得意な為、
全て撃破し最高点を叩き出した。
新一&蘭組も、新一のおかげで高得点だった。
その他は平均レベル。
不甲斐なくてすみませんと謝る真さんの後ろで、服部君と和葉ちゃんはどちらかが足を引っ張ったと揉めていた。
3.レーザーミッション
こちらもカップルに分かれて挑戦する。
敵対する組織のアジトに潜入して秘密金庫のセキュリティを解除すること。
要は、四方八方に張り巡らされたレーザー光線をかいくぐり解除ボタンにタッチすれば任務は完了する。
制限時間は60秒。
初めは昴&ナマエ組。
「行きますよ。」
2人共、早歩きで歩いているかのようにさっさとレーザーを避けてボタンを押す。
「余裕だな。」
次に新一&蘭組。
半分くらい行ったところで新一君がまさかの転倒し、OUT。
次、真&園子組
京極さんが園子ちゃんをお姫様抱っこしたまま激走しボタンを押して解除。恐らく最速。最強すぎる。
最後服部&和葉組
スタートの合図と同時に服部君が和葉ちゃんの手を強めに引っ張った為、和葉ちゃんが滑って服部君を押し倒してしまいOUT。
「アホ!なんでコケんのや!」
「平次が腕引っ張るからやろ!アンタのせいや!」
やはり揉めている。
4.ジェットコースター
問題なく全員楽しんだ。
「公道のカーチェイスよりはマシだな。」
「私はジェットコースターの方が何億倍も楽しい。レールがあるもん。」
シュウのカーチェイスに以前同乗したが、正直対向車やすれ違う車も結構いたしめちゃくちゃ怖かった。
まぁジュース飲みながら平常心をなんとか保ったけど。
5.お化け屋敷
この遊園地のお化け屋敷は怖いと有名だ。
まるで一戸建てのような作りになっており、ちゃんと靴を脱いで建物に入る。
玄関に行くまでの道のりに芝生が敷いてあったり、
インターホンを押して家へ入るなどなんだかとてもリアルな作りになっていた。
看板にはインターホン越しにただいまを忘れずにと書いてある。
中も和室の部屋が沢山あり、最終的に幽霊の女性の足首を縄で縛って家から出るというもの。
昴と京極以外全員恐怖に震えていた。
三者三様の反応である。
「怖いんやろー平次ー。」
「ア、アホか!お前の方が怖いんちゃう?俺にしがみついててもえーでー。」
「新一…怖いね?」
「こんなん作りもんだろうぜ。怖くねぇーよ。」
「裾、掴んでていい?」
「お…おう。」本当は手を繋ぎたい新一。
「真さん怖ぁい!」
怖いと言いながら嬉しそうだ。
「例え相手が幽霊でも、園子さんを全力で守ります!安心して下さい!
あ…あの…園子さん…胸が当たってます。
少し離れませんか?」
「嫌よ!こわいんだもん!」と言いながら園子ちゃんはわざとらしく京極の右腕に胸をグイグイ押し付ける。
ここで、1番怖がっているのはナマエである。
「無理無理無理!ジャパニーズホラーは無理!入りたくない!」
スマホのバイブレーションかな?という勢いで震えている。
「大丈夫ですよ、ほら、早く行きますよ。
ナマエは僕の右側に居てください。
利き手はあけておきたいですからね。」
「無理死ぬ動けない怖い怖い怖い」
「…今の君の顔の方が余程怖いです。」
なんとか全員玄関から入室する。
ナマエは幽霊が飛び出してくる度に英語でオバケ達を罵倒し泣き叫んでいた。
余程怖いのだろう。
いつになく乱暴な言葉遣いに英語が分かる人は苦笑いをしている。
「こら、ナマエ。品性を疑われますよ。」
「………怖い。I can’t take it anymore.」
「はー…。仕方の無い子ですね。」
苦笑いすると昴はその場にしゃがんだ。
「おぶって行きますから乗ってください。
まだ半分ありますからね。」
戸惑ったが怖かったのでおんぶしてもらった。
昴のうなじに埋もれて前が見えないようにした。
「…っ、くすぐったいんですが。」
「怖い。何も見たくない。」
「Just be patient.」
「嫌。少しも耐えられない。」
お互いブツブツ言いながら背負われてなんとか進んで行った。
そんな様子を園子ちゃんがいーなー!と目を輝かせ、真さんにお姫様抱っこを強要していた。
和葉ちゃんが私も!となっていたが当然服部君には却下されていた。
諦めて手を繋いでいた。
「蘭、おめーも手握ってていいんだぜ。」
「う、うん…ありがとう。」
目を丸くして少し照れながら蘭ちゃんはそっと手を繋いだ。
…こんなことをしているが、オバケからしたら全員イチャつきやがってと舌打ちしている所である。
実際はもうこんな様子を見慣れているようで、オバケさん達は暖かい眼差しを送ってくれていた。
最後のミッションは倒れている幽霊の足を縄で縛ること。凄くリアルだが人形らしい。
新一が幽霊の足を縄で結び、ようやく退室した。
昴・真・平次が縄を結ぶと力強く結んでしまい縄が取れなくなりそうだ。
6.観覧車
「はーっ、疲れた〜。」観覧車に乗り込み、昴の隣でようやく一息ついた。
「あれだけ怖がって騒いでいたら疲れるだろう。」
「観覧車、癒されるー。
ねぇ、昴は最後に観覧車に乗ったのはいつ?」
「…乗ったと言えるか分からんが上には乗ったな。観覧車の外枠に。」
「…そういえばキュラソーの件で捜査している時に、観覧車の上であむ兄と戦ってたね。」
「あぁ。安室君は俺を見つけるとすぐ闘おうとするからな。困ったものだ。」
「遠くから見てたけど、落ちないかヒヤヒヤしたよ!万が一を考えてこっそり全員に緩衝魔法かけたんだからね!それでも戻ってきたらちょっと怪我してたし!」
「安室君に殴られたり、途中で足場が崩れたりしてあの時は大変だったんだ。」
「全部見てたよ…。本当はキュラソーを助けたかったな。きっと私なら助けられた。
でもジンとか組織の人間が居たから、存在を知られないように待機命令を出されてたし…。」
「…どちらにせよキュラソーは悲惨な末路を送るだけだ。…あれは彼女の選択だ。自分を責める必要はない。」
「うん…。」
「もうすぐ頂上に着くぞ。」
「凄い良い眺め。遠くまで良く見えるね。
あ、東都ベルツリータワーが見える。あっちは東都タワーかな。」
「……。」
「ねぇ…。ベルツリータワーに昔狙撃したなぁとか思ってるんでしょ。」
「よくわかったな。」
「もっと純粋に楽しもうよ!」
そう言った瞬間グイッと引っ張られてキスをされた。
「…頂上だ。」
「もう…いきなりすぎ…。」
「ずっと言いたかったんだが、その服似合っている。…下着はまた昨日買ったのを履いているのか?」
「そうだけど…。」
昴のメガネが怪しく光り、服の上から胸を触る。
「ここではダメだよ!?」
「分かっている。そんな節操なしじゃないさ。
夜ホテルでまたじっくり楽しませて貰うよ。
俺も初日にいいものを買ったんだ。
ナマエに使おうかと思ってな。」
「…なんか、怪しいもの買ったんでしょ…。
昨日大量にゴム買ってたみたいだし。
あ、新一君達、アダルトショップに行きたかったのか。それであんな必死に戻りたくて。」
「おや、バレましたか。」
抱きしめる手をぱっと離す。
「まぁ、ああいうのは男の性だからな。
特に彼らはまだ若い。興味があるのは当然だ。」
話をしていたら下に到着した。
「楽しかったね!園子ちゃん、今日はありがとう!」
「いいのよ!わざわざホテルに泊まりに来てもらっちゃったし、これくらいは当然よ!」
「他にも色々アトラクションがあるみてぇだけど、これだけ広いと回りきるのは大変だな。」(新一)
「また来ましょ!」(蘭)
「真さんと今度は2人きりで…!」
遊園地の感想を言い合いながら帰路に着いた。
女性陣は皆昨日買った服を着てきた。
男性陣はいつもと違う服装にドキッとしているようだ。
「園子さん…今日は凄く素敵な装いですね。」
「真さん、もしかしてこういうのが好み?!」
「は…はい。」
片手で顔を覆いこれでもかと赤面しながら返事をする。
園子ちゃんが喜んで小さくよっしゃ!と言っていた。
工藤君は素直に褒めていたが、服部君は馬子にも衣装やなとからかって和葉ちゃんに怒られていた。
今回の遊園地は、鈴木財閥の関連企業らしく、
全員無料でチケットを園子ちゃんから貰った。
何から何まで…園子ちゃんには感謝だ。
皆でパンフレットを取って何処を廻るか相談して決めた。
1.メリーゴーランド
大人になって乗るのがなんとなく気恥ずかしかったが、せっかくだからという事で乗った。
「昴さん、馬似合いますよね!白馬の王子様感ある。」(園子)
「そうですか、それは嬉しいですね。」
私からしたらわざとらしいが、昴は輝かしい程のスマイルを放った。
「じ、自分は…?」
嫉妬しつつ、困ったように真さんが園子ちゃんに尋ねた。
「うーんと、真さんはねぇ…そうねぇ。どちらかというと王子というより生傷の絶えない侍ね!
うん。白馬よりも茶色い馬でカッコよく駆け抜けていそう!」
「園子さんを守る侍、光栄です。」
真さんは言葉を噛み締めながらメリーゴーランドを楽しんでいたようだった。
2.ザ・ダイブ
潜水艦に乗ってレーザー銃を、出てくるモンスターに当てて点数を競うもの。
大人数乗れないので、それぞれカップルごとに乗った。
銃を構えて昴はニヤリと笑う。
「…最高得点狙いましょうね。」
「当然!」
FBI時代から二人とも狙撃は得意な為、
全て撃破し最高点を叩き出した。
新一&蘭組も、新一のおかげで高得点だった。
その他は平均レベル。
不甲斐なくてすみませんと謝る真さんの後ろで、服部君と和葉ちゃんはどちらかが足を引っ張ったと揉めていた。
3.レーザーミッション
こちらもカップルに分かれて挑戦する。
敵対する組織のアジトに潜入して秘密金庫のセキュリティを解除すること。
要は、四方八方に張り巡らされたレーザー光線をかいくぐり解除ボタンにタッチすれば任務は完了する。
制限時間は60秒。
初めは昴&ナマエ組。
「行きますよ。」
2人共、早歩きで歩いているかのようにさっさとレーザーを避けてボタンを押す。
「余裕だな。」
次に新一&蘭組。
半分くらい行ったところで新一君がまさかの転倒し、OUT。
次、真&園子組
京極さんが園子ちゃんをお姫様抱っこしたまま激走しボタンを押して解除。恐らく最速。最強すぎる。
最後服部&和葉組
スタートの合図と同時に服部君が和葉ちゃんの手を強めに引っ張った為、和葉ちゃんが滑って服部君を押し倒してしまいOUT。
「アホ!なんでコケんのや!」
「平次が腕引っ張るからやろ!アンタのせいや!」
やはり揉めている。
4.ジェットコースター
問題なく全員楽しんだ。
「公道のカーチェイスよりはマシだな。」
「私はジェットコースターの方が何億倍も楽しい。レールがあるもん。」
シュウのカーチェイスに以前同乗したが、正直対向車やすれ違う車も結構いたしめちゃくちゃ怖かった。
まぁジュース飲みながら平常心をなんとか保ったけど。
5.お化け屋敷
この遊園地のお化け屋敷は怖いと有名だ。
まるで一戸建てのような作りになっており、ちゃんと靴を脱いで建物に入る。
玄関に行くまでの道のりに芝生が敷いてあったり、
インターホンを押して家へ入るなどなんだかとてもリアルな作りになっていた。
看板にはインターホン越しにただいまを忘れずにと書いてある。
中も和室の部屋が沢山あり、最終的に幽霊の女性の足首を縄で縛って家から出るというもの。
昴と京極以外全員恐怖に震えていた。
三者三様の反応である。
「怖いんやろー平次ー。」
「ア、アホか!お前の方が怖いんちゃう?俺にしがみついててもえーでー。」
「新一…怖いね?」
「こんなん作りもんだろうぜ。怖くねぇーよ。」
「裾、掴んでていい?」
「お…おう。」本当は手を繋ぎたい新一。
「真さん怖ぁい!」
怖いと言いながら嬉しそうだ。
「例え相手が幽霊でも、園子さんを全力で守ります!安心して下さい!
あ…あの…園子さん…胸が当たってます。
少し離れませんか?」
「嫌よ!こわいんだもん!」と言いながら園子ちゃんはわざとらしく京極の右腕に胸をグイグイ押し付ける。
ここで、1番怖がっているのはナマエである。
「無理無理無理!ジャパニーズホラーは無理!入りたくない!」
スマホのバイブレーションかな?という勢いで震えている。
「大丈夫ですよ、ほら、早く行きますよ。
ナマエは僕の右側に居てください。
利き手はあけておきたいですからね。」
「無理死ぬ動けない怖い怖い怖い」
「…今の君の顔の方が余程怖いです。」
なんとか全員玄関から入室する。
ナマエは幽霊が飛び出してくる度に英語でオバケ達を罵倒し泣き叫んでいた。
余程怖いのだろう。
いつになく乱暴な言葉遣いに英語が分かる人は苦笑いをしている。
「こら、ナマエ。品性を疑われますよ。」
「………怖い。I can’t take it anymore.」
「はー…。仕方の無い子ですね。」
苦笑いすると昴はその場にしゃがんだ。
「おぶって行きますから乗ってください。
まだ半分ありますからね。」
戸惑ったが怖かったのでおんぶしてもらった。
昴のうなじに埋もれて前が見えないようにした。
「…っ、くすぐったいんですが。」
「怖い。何も見たくない。」
「Just be patient.」
「嫌。少しも耐えられない。」
お互いブツブツ言いながら背負われてなんとか進んで行った。
そんな様子を園子ちゃんがいーなー!と目を輝かせ、真さんにお姫様抱っこを強要していた。
和葉ちゃんが私も!となっていたが当然服部君には却下されていた。
諦めて手を繋いでいた。
「蘭、おめーも手握ってていいんだぜ。」
「う、うん…ありがとう。」
目を丸くして少し照れながら蘭ちゃんはそっと手を繋いだ。
…こんなことをしているが、オバケからしたら全員イチャつきやがってと舌打ちしている所である。
実際はもうこんな様子を見慣れているようで、オバケさん達は暖かい眼差しを送ってくれていた。
最後のミッションは倒れている幽霊の足を縄で縛ること。凄くリアルだが人形らしい。
新一が幽霊の足を縄で結び、ようやく退室した。
昴・真・平次が縄を結ぶと力強く結んでしまい縄が取れなくなりそうだ。
6.観覧車
「はーっ、疲れた〜。」観覧車に乗り込み、昴の隣でようやく一息ついた。
「あれだけ怖がって騒いでいたら疲れるだろう。」
「観覧車、癒されるー。
ねぇ、昴は最後に観覧車に乗ったのはいつ?」
「…乗ったと言えるか分からんが上には乗ったな。観覧車の外枠に。」
「…そういえばキュラソーの件で捜査している時に、観覧車の上であむ兄と戦ってたね。」
「あぁ。安室君は俺を見つけるとすぐ闘おうとするからな。困ったものだ。」
「遠くから見てたけど、落ちないかヒヤヒヤしたよ!万が一を考えてこっそり全員に緩衝魔法かけたんだからね!それでも戻ってきたらちょっと怪我してたし!」
「安室君に殴られたり、途中で足場が崩れたりしてあの時は大変だったんだ。」
「全部見てたよ…。本当はキュラソーを助けたかったな。きっと私なら助けられた。
でもジンとか組織の人間が居たから、存在を知られないように待機命令を出されてたし…。」
「…どちらにせよキュラソーは悲惨な末路を送るだけだ。…あれは彼女の選択だ。自分を責める必要はない。」
「うん…。」
「もうすぐ頂上に着くぞ。」
「凄い良い眺め。遠くまで良く見えるね。
あ、東都ベルツリータワーが見える。あっちは東都タワーかな。」
「……。」
「ねぇ…。ベルツリータワーに昔狙撃したなぁとか思ってるんでしょ。」
「よくわかったな。」
「もっと純粋に楽しもうよ!」
そう言った瞬間グイッと引っ張られてキスをされた。
「…頂上だ。」
「もう…いきなりすぎ…。」
「ずっと言いたかったんだが、その服似合っている。…下着はまた昨日買ったのを履いているのか?」
「そうだけど…。」
昴のメガネが怪しく光り、服の上から胸を触る。
「ここではダメだよ!?」
「分かっている。そんな節操なしじゃないさ。
夜ホテルでまたじっくり楽しませて貰うよ。
俺も初日にいいものを買ったんだ。
ナマエに使おうかと思ってな。」
「…なんか、怪しいもの買ったんでしょ…。
昨日大量にゴム買ってたみたいだし。
あ、新一君達、アダルトショップに行きたかったのか。それであんな必死に戻りたくて。」
「おや、バレましたか。」
抱きしめる手をぱっと離す。
「まぁ、ああいうのは男の性だからな。
特に彼らはまだ若い。興味があるのは当然だ。」
話をしていたら下に到着した。
「楽しかったね!園子ちゃん、今日はありがとう!」
「いいのよ!わざわざホテルに泊まりに来てもらっちゃったし、これくらいは当然よ!」
「他にも色々アトラクションがあるみてぇだけど、これだけ広いと回りきるのは大変だな。」(新一)
「また来ましょ!」(蘭)
「真さんと今度は2人きりで…!」
遊園地の感想を言い合いながら帰路に着いた。