第2章<完結>
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当日の明け方、インターホンが鳴った。
「ねんむっ…こんな時間に誰?」
「…もしかして、ハティとスコールとやらじゃないのか?」
「ハッ!そうかも。」
ナマエの後を追って玄関のドアを開けた。
「ナマエ〜っ!」黒い狼が喋る。
「ナマエ様!お久しぶりです!」
今度は白い狼が喋った。
「え、狼…??が、喋って…?俺は夢を見ているのか?」
「夢じゃないよ。ハティ、スコール、その姿のまま来たの?」
「俺たちなら空をひとっ飛びでついちゃうからよ!」黒い狼が喋る。
「思ったより着くのが一瞬でして、夜中にすみません。」白い狼が喋る。
「来てくれてありがとう…でもまだ眠いの。悪いけどまだ寝たいから朝に紹介するね。二人とも適当に寛いでて。」
「あいよ!」(黒)
「了解致しました。おやすみなさいませ。」(白)
困惑する昴を寝室に押し込んで寝かせた。
〜朝〜
下に降りると良い匂いがした。
「おはようございます、ナマエ様沖矢様!」
「おはよう!メシ出来てるぜ!」
昴が固まっている。
昨日喋った狼が今度は人の姿をしているからだと思う。
丁寧な言葉遣いなのがハティ。髪が白く長髪で、後ろで束ねている。目は青色でとても優しげな顔をしている。綺麗な顔というのがぴったりな顔をしている。
見た目は20代。
そして言葉遣いが悪いのはスコール。黒髪ウルフカット、青い目でやんちゃそうな顔をしている。
見た目は10代後半。
「二人とも父の従兄弟。
狼になったり人になったり出来るの。
私の父と昔から一緒に住んでて、私も子供の頃から身の回りの世話をしてくれたり遊んでくれたり。
執事みたいな感じなんだけど、まぁ私からしたら兄弟みたいなものかな。」
「そうですか。ハティ、スコール、よろしくお願いします。」
「沖矢様、私達を好きに使って下さいね。灰原さんを全力でお守りしますからご安心ください。」
「まぁ俺は喧嘩くらいしかできねぇけどな!ハティは家事はもちろん何でも出来るし好きに使ってくれ!」
「貴方も手伝うんですよ、スコール。」
ビシッとハティがスコールを窘める。
「さ、お口に合うか分かりませんが朝食を作りましたのでどうぞ。」美味しそうな和食が出てきた。
鮭、ワカメの味噌汁、いんげんの胡麻和え、豆腐、ゴボウの炊き込みご飯。
「「いただきます。」」
「…お二人は食べないんですか?」
「俺達はドッグフードが1番合ってるんだ。家の中で狼がガツガツドッグフード食ってたら沖矢さんがびっくりするだろ。」
「私達は先程食べましたから大丈夫です、沖矢様お気遣いありがとうございます。」
「そうですか…。僕のことは昴と呼んでください。」
「昴、よろしくな!」
「昴さん、改めてよろしくお願いします。」
朝早く起きたためまだまだ新一君が来るまで時間はある。4人で話をする事にした。
「色々信じられない話かと思いますが聞いていて下さいね。私達がナマエ様のお父様を慕っているのは、お父様が北欧神ロキ様の生まれ変わりだからです。
お父様のお名前もロキ様ですが、これは必然なのです。
ロキ様はナマエ様の曾お祖父さんに当たる方です。その息子、つまりはお爺様のミドガルズオルム様は大蛇の化身でして…人間界には滅多に来ませんが、たまたま人の姿して人間界に来ていた際、1人の人間と恋に落ちて家庭を作り子供をもうけました。
それがお父様です。私達はちなみにミドガルズオルム様の兄でフェンリルという狼が父なのです。」
「ロキ様と父フェンリルは共に昔、ラグナロクという神々の終末が起きて消えてしまった。
だから同じ事を繰り返さないよう、俺達が変わりにロキ様(父)やナマエ様を守る事にしてるんだ。
なのにさー。最近家に帰ってこねぇし。FBIの任務ばっかりで。」
「スコール、ナマエ様を応援すると決めたでしょう。」
「色々理解が追いつかないが、ナマエは神の子孫という事か?」
昴が混乱してシュウの言葉遣いに戻っている。
「そういう事です。おや、そろそろ誰か来るようですよ。」
そういうとインターホンが鳴った。
家に新一君を入れてハティとスコールを親戚だと紹介し、哀ちゃんを見守って貰うためだと説明した。
その後2階で手早く新一君の姿に変え着替えさせ、旅行の荷物を手に外に出た。
その後、園子が手配してくれていた迎えの車に乗り出発した。
「ねんむっ…こんな時間に誰?」
「…もしかして、ハティとスコールとやらじゃないのか?」
「ハッ!そうかも。」
ナマエの後を追って玄関のドアを開けた。
「ナマエ〜っ!」黒い狼が喋る。
「ナマエ様!お久しぶりです!」
今度は白い狼が喋った。
「え、狼…??が、喋って…?俺は夢を見ているのか?」
「夢じゃないよ。ハティ、スコール、その姿のまま来たの?」
「俺たちなら空をひとっ飛びでついちゃうからよ!」黒い狼が喋る。
「思ったより着くのが一瞬でして、夜中にすみません。」白い狼が喋る。
「来てくれてありがとう…でもまだ眠いの。悪いけどまだ寝たいから朝に紹介するね。二人とも適当に寛いでて。」
「あいよ!」(黒)
「了解致しました。おやすみなさいませ。」(白)
困惑する昴を寝室に押し込んで寝かせた。
〜朝〜
下に降りると良い匂いがした。
「おはようございます、ナマエ様沖矢様!」
「おはよう!メシ出来てるぜ!」
昴が固まっている。
昨日喋った狼が今度は人の姿をしているからだと思う。
丁寧な言葉遣いなのがハティ。髪が白く長髪で、後ろで束ねている。目は青色でとても優しげな顔をしている。綺麗な顔というのがぴったりな顔をしている。
見た目は20代。
そして言葉遣いが悪いのはスコール。黒髪ウルフカット、青い目でやんちゃそうな顔をしている。
見た目は10代後半。
「二人とも父の従兄弟。
狼になったり人になったり出来るの。
私の父と昔から一緒に住んでて、私も子供の頃から身の回りの世話をしてくれたり遊んでくれたり。
執事みたいな感じなんだけど、まぁ私からしたら兄弟みたいなものかな。」
「そうですか。ハティ、スコール、よろしくお願いします。」
「沖矢様、私達を好きに使って下さいね。灰原さんを全力でお守りしますからご安心ください。」
「まぁ俺は喧嘩くらいしかできねぇけどな!ハティは家事はもちろん何でも出来るし好きに使ってくれ!」
「貴方も手伝うんですよ、スコール。」
ビシッとハティがスコールを窘める。
「さ、お口に合うか分かりませんが朝食を作りましたのでどうぞ。」美味しそうな和食が出てきた。
鮭、ワカメの味噌汁、いんげんの胡麻和え、豆腐、ゴボウの炊き込みご飯。
「「いただきます。」」
「…お二人は食べないんですか?」
「俺達はドッグフードが1番合ってるんだ。家の中で狼がガツガツドッグフード食ってたら沖矢さんがびっくりするだろ。」
「私達は先程食べましたから大丈夫です、沖矢様お気遣いありがとうございます。」
「そうですか…。僕のことは昴と呼んでください。」
「昴、よろしくな!」
「昴さん、改めてよろしくお願いします。」
朝早く起きたためまだまだ新一君が来るまで時間はある。4人で話をする事にした。
「色々信じられない話かと思いますが聞いていて下さいね。私達がナマエ様のお父様を慕っているのは、お父様が北欧神ロキ様の生まれ変わりだからです。
お父様のお名前もロキ様ですが、これは必然なのです。
ロキ様はナマエ様の曾お祖父さんに当たる方です。その息子、つまりはお爺様のミドガルズオルム様は大蛇の化身でして…人間界には滅多に来ませんが、たまたま人の姿して人間界に来ていた際、1人の人間と恋に落ちて家庭を作り子供をもうけました。
それがお父様です。私達はちなみにミドガルズオルム様の兄でフェンリルという狼が父なのです。」
「ロキ様と父フェンリルは共に昔、ラグナロクという神々の終末が起きて消えてしまった。
だから同じ事を繰り返さないよう、俺達が変わりにロキ様(父)やナマエ様を守る事にしてるんだ。
なのにさー。最近家に帰ってこねぇし。FBIの任務ばっかりで。」
「スコール、ナマエ様を応援すると決めたでしょう。」
「色々理解が追いつかないが、ナマエは神の子孫という事か?」
昴が混乱してシュウの言葉遣いに戻っている。
「そういう事です。おや、そろそろ誰か来るようですよ。」
そういうとインターホンが鳴った。
家に新一君を入れてハティとスコールを親戚だと紹介し、哀ちゃんを見守って貰うためだと説明した。
その後2階で手早く新一君の姿に変え着替えさせ、旅行の荷物を手に外に出た。
その後、園子が手配してくれていた迎えの車に乗り出発した。