第2章<完結>
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こちらで仕事をして3日目。
なんとか終わりそうだ。
処理して欲しいと言われた仕事を早くこなして予定より倍の量の仕事を終わらせておいた。
これでしばらくは皆安泰なはず!
今日できる所までやって、あとはオリ君に任せよう。
そう思い仕事をして、数時間。
さーて、そろそろお昼かな〜。何食べようかなぁ。…と思っていたら凄い勢いでドアが開いた。
何事っ?!敵襲か?
思わず構えを取る。
…しかしそこには昴がいた。
しかもいつもみたいに糸目じゃなくて、目を普通に開眼させている。
するとつかつかと私の方に寄ってきて皆の方を見ると、流暢な英語で"コイツを連れて帰る"と一言言うと腕を掴み足早に部屋の外へと引っばり出された。
慌てて足元の鞄を拾った。
「ちょ、え、昴!?なんでここに…。」
困惑していると皆が何事かと廊下を覗き込んでいる前でキスをされた。
周囲をギロりと見ると
「ナマエにあまり頼るな。」と一喝して
そのままお姫様抱っこされ駐車場まで運ばれた。
何が何だか分からないままいつも泊まっていたホテルへ行きキャリーケースに入れた荷物を運ばれてあれよあれよという間にチェックアウトをしていた。
昴が借りた車に乗り込むと日本への旅券を手渡された。
「…この間はすまなかった。アトランタであった
猟奇的な殺人事件の犯人と何か関係があるかもしれないとあのDVDを見ていただけだ。
それにああいうのは趣味じゃない。」
そういうと抱きしめられた。
「…この3日程、君が日本に居ないと思うと正直寂しかった。俺と一緒に日本に戻って来てはくれないか?」
まさか、寂しかったなんて言葉がシュウから聞けるとは。嬉しい…。
「もちろんだよ。迎えに来てくれてありがとう。
昴がこっちに来るの、色々大変だったでしょ。」
「ジェイムズに無理を言った。」
「もう…。」可哀想なジェイムズ。
「ちょっと待って、オリ君に電話する。」
オリオンに日本に早めに帰ること、分からないことがあれば連絡してと告げて日本へ戻ることになった。
【オリオン視点】
急に来た"すばる"と呼ばれる男に連れられて、
ナマエさんは帰ってしまった。
昔、僕が新人で入ってきた時にナマエさんは事務統括だった。
他の任務があるとの事で、突然彼女は居なくなってしまった。
憧れだと思っていた気持ちが恋心だと気づいたのはその直後だった。
だから久々に今回会えて嬉しかった。
あわよくば、恋仲になれたらなんて思っていたけど、そんな余裕は当然無かった。まぁ恋人くらいはいるだろうと思っていたが、まさかこうして連れ去るとは。独占欲が強い男なのかもしれない。
このFBI本部に入ってこれるという事はFBIの職員なのだろう。
それにしてもあんな目立つ男、居ただろうか。
彼女の好きなミルクティーのような髪色で、緑の瞳。
ん?…緑の、瞳?
…割とグリーンアイは珍しい目の色の部類に入る。
緑の目、そしてあの特徴的な隈ー
1人、人物が浮かんだが彼は死んだはずだ。
身震いしてもう何も考えず、この恋心を封印する事にした。
なんとか終わりそうだ。
処理して欲しいと言われた仕事を早くこなして予定より倍の量の仕事を終わらせておいた。
これでしばらくは皆安泰なはず!
今日できる所までやって、あとはオリ君に任せよう。
そう思い仕事をして、数時間。
さーて、そろそろお昼かな〜。何食べようかなぁ。…と思っていたら凄い勢いでドアが開いた。
何事っ?!敵襲か?
思わず構えを取る。
…しかしそこには昴がいた。
しかもいつもみたいに糸目じゃなくて、目を普通に開眼させている。
するとつかつかと私の方に寄ってきて皆の方を見ると、流暢な英語で"コイツを連れて帰る"と一言言うと腕を掴み足早に部屋の外へと引っばり出された。
慌てて足元の鞄を拾った。
「ちょ、え、昴!?なんでここに…。」
困惑していると皆が何事かと廊下を覗き込んでいる前でキスをされた。
周囲をギロりと見ると
「ナマエにあまり頼るな。」と一喝して
そのままお姫様抱っこされ駐車場まで運ばれた。
何が何だか分からないままいつも泊まっていたホテルへ行きキャリーケースに入れた荷物を運ばれてあれよあれよという間にチェックアウトをしていた。
昴が借りた車に乗り込むと日本への旅券を手渡された。
「…この間はすまなかった。アトランタであった
猟奇的な殺人事件の犯人と何か関係があるかもしれないとあのDVDを見ていただけだ。
それにああいうのは趣味じゃない。」
そういうと抱きしめられた。
「…この3日程、君が日本に居ないと思うと正直寂しかった。俺と一緒に日本に戻って来てはくれないか?」
まさか、寂しかったなんて言葉がシュウから聞けるとは。嬉しい…。
「もちろんだよ。迎えに来てくれてありがとう。
昴がこっちに来るの、色々大変だったでしょ。」
「ジェイムズに無理を言った。」
「もう…。」可哀想なジェイムズ。
「ちょっと待って、オリ君に電話する。」
オリオンに日本に早めに帰ること、分からないことがあれば連絡してと告げて日本へ戻ることになった。
【オリオン視点】
急に来た"すばる"と呼ばれる男に連れられて、
ナマエさんは帰ってしまった。
昔、僕が新人で入ってきた時にナマエさんは事務統括だった。
他の任務があるとの事で、突然彼女は居なくなってしまった。
憧れだと思っていた気持ちが恋心だと気づいたのはその直後だった。
だから久々に今回会えて嬉しかった。
あわよくば、恋仲になれたらなんて思っていたけど、そんな余裕は当然無かった。まぁ恋人くらいはいるだろうと思っていたが、まさかこうして連れ去るとは。独占欲が強い男なのかもしれない。
このFBI本部に入ってこれるという事はFBIの職員なのだろう。
それにしてもあんな目立つ男、居ただろうか。
彼女の好きなミルクティーのような髪色で、緑の瞳。
ん?…緑の、瞳?
…割とグリーンアイは珍しい目の色の部類に入る。
緑の目、そしてあの特徴的な隈ー
1人、人物が浮かんだが彼は死んだはずだ。
身震いしてもう何も考えず、この恋心を封印する事にした。