第2章<完結>
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今日はジムへ行くことにした。
しょっちゅう行くわけではないので回数券を買おうと思う。
二人で着替えとタオルを鞄に詰めて車で出発した。
「あー。昨日は散々な目にあったわ…。」
「君があんな事をするからだ。」
「つい楽しくなっちゃって…。」
「それはもう凄く楽しそうだった。目が輝いてた。」
「加虐心が疼いて…悪かったと思っている…。」
「思ってないだろう。」
ツッコミを入れられつつジムに到着した。
受付で回数券を購入し利用する。
「また後でね!」
それぞれ男女に別れたロッカー室で着替えをする。
軽くストレッチをしながら部屋を出る。
昴がTシャツと短パンに着替えて立っていた。
今日は私の魔法で見た目と声を変えてある。
汗をかいたり激しく動いて変装が取れたら困るし、
Tシャツだと変声機が隠れない。
それにしても胸板と腹筋凄いな…。
Tシャツは体型がよく分かる。
昨日の事を思い出してゾクリとする。
余計な事を考えるのはやめよう。
「昴ー!ルームランナーやろー。」
「えぇ。」
設定をマックスにして走る。
「気持ちいい♪」
「随分余裕そうですね。」
「昴もでしょ。私と同じスピードマックスだけど全然余裕じゃん。」
「まぁ、これくらいは。」
ルームランナーマックスにして平然と楽しそうに話をする二人。
この時点でものすごく目立っている。
その後アブドミナルという腹筋を鍛える機械で腹筋しまくったり、チェストプレスやラットプルダウンなど次々機械での筋トレをこなしていく。
最終的にベンチプレスでナマエが100kg、
昴が150kgというアスリートレベルの重さを
二人とも笑いながらこなしており、
さすがにこの状況に周囲の客やジムのトレーナーが目に見えてドン引きしていた。
基本的にナマエは魔法無しでも身体能力が物凄かった。
「あっ、ボクシングが出来るらしいよ。
一緒にやろ!」
「これをしたら帰りましょうか。随分目立っているみたいなので。」
「…そうだね。」
周囲の客に次は何をやるのかと目で追われていた。
ボクシングが出来るのは1つ上の階らしい。
上に階段で上がると常連と思われる人が6人ほどいた。
部屋に入るとギロリと一斉に睨まれた。
「はん、カップルかよ。ここは甘ちゃんが入ってくるとこじゃねぇよ。帰りな!」
常連の1人が口を開く。
「お金を支払って正当に来ています。貴方方に言われる筋合いはありませんが。」
昴が反論する。
「じゃあその女と試合させろよ。多少手加減してやるからよー。そしたらココ使っていいぜ。」
周りの客もヒューヒュー、やってやれーと下心丸出しな顔をして野次をとばす。
「いいですよ。」
イライラしつつもなんとか抑えニコリと微笑むと、
鞄の中からインナーグローブを装着し借りたグローブを嵌める。
「ヘッドガード着けた方が良いですよ。」と言ったが
そんなもんいらねぇ、との事。
私の実力を知っている昴は腕を組みながら鼻で笑って見ている。
リングに上がり構えを取る。
はじめ!と声を合図に相手が私の胸をグローブ越しに触ろうとする。
イラついたのもあり手加減し損ねて右側頭部に拳を思いっきり入れてしまった。
…どうやら1発でノックアウトしたらしい。
ほかの常連客に引きずり下ろされている。
グローブを外して倒れた客に近づきさりげなく治療した。多分脳震盪だとは思うけど。
すぐに目を覚ますと怯えた顔ですみませんでしたと平謝りされた。
さて、ようやく昴と出来る。
ミットを昴に持ってもらう。
「ナマエ、本気で来てもらって構わない。」
「もちろんそのつもり。」
はじめ!と他の客に声をかけてもらい右ストレートをかます。
スピードと重さがかかりかなり低い音がするが余裕で受け止めてくれる。
…どんなに打つ位置をズラしても、正確にミットでガードをされる。流石だ。
逆に昴の番。身体防御をかけて昴の重いパンチが受けられるようにする。
あの筋肉隆々なスパーリングが凄い男は誰だ、
ガタイの良い彼氏のパンチを軽々と受ける見るからに華奢そうな女性は何者だと騒ぎになり気付いたら人が集まってきていた。
私のパンチを見て慄き、逆に今度は私がパンチを軽々受けているという異様な光景に周囲の男達はみるみる青くなった。
ミットにあたる度轟音がする。
もしかしてそんなに強くないのかもと勘違いした筋肉質な男が1人リングに上がってきて昴とミット打ちをした。
ミットをもってしっかり構えていたのに堪えきれず一発で後ろに倒れた。
「さて、帰りましょうか。」
周囲から賞賛を浴びつつ帰宅する。
これだけ目立ったらもう行けないなぁと思った。
しょっちゅう行くわけではないので回数券を買おうと思う。
二人で着替えとタオルを鞄に詰めて車で出発した。
「あー。昨日は散々な目にあったわ…。」
「君があんな事をするからだ。」
「つい楽しくなっちゃって…。」
「それはもう凄く楽しそうだった。目が輝いてた。」
「加虐心が疼いて…悪かったと思っている…。」
「思ってないだろう。」
ツッコミを入れられつつジムに到着した。
受付で回数券を購入し利用する。
「また後でね!」
それぞれ男女に別れたロッカー室で着替えをする。
軽くストレッチをしながら部屋を出る。
昴がTシャツと短パンに着替えて立っていた。
今日は私の魔法で見た目と声を変えてある。
汗をかいたり激しく動いて変装が取れたら困るし、
Tシャツだと変声機が隠れない。
それにしても胸板と腹筋凄いな…。
Tシャツは体型がよく分かる。
昨日の事を思い出してゾクリとする。
余計な事を考えるのはやめよう。
「昴ー!ルームランナーやろー。」
「えぇ。」
設定をマックスにして走る。
「気持ちいい♪」
「随分余裕そうですね。」
「昴もでしょ。私と同じスピードマックスだけど全然余裕じゃん。」
「まぁ、これくらいは。」
ルームランナーマックスにして平然と楽しそうに話をする二人。
この時点でものすごく目立っている。
その後アブドミナルという腹筋を鍛える機械で腹筋しまくったり、チェストプレスやラットプルダウンなど次々機械での筋トレをこなしていく。
最終的にベンチプレスでナマエが100kg、
昴が150kgというアスリートレベルの重さを
二人とも笑いながらこなしており、
さすがにこの状況に周囲の客やジムのトレーナーが目に見えてドン引きしていた。
基本的にナマエは魔法無しでも身体能力が物凄かった。
「あっ、ボクシングが出来るらしいよ。
一緒にやろ!」
「これをしたら帰りましょうか。随分目立っているみたいなので。」
「…そうだね。」
周囲の客に次は何をやるのかと目で追われていた。
ボクシングが出来るのは1つ上の階らしい。
上に階段で上がると常連と思われる人が6人ほどいた。
部屋に入るとギロリと一斉に睨まれた。
「はん、カップルかよ。ここは甘ちゃんが入ってくるとこじゃねぇよ。帰りな!」
常連の1人が口を開く。
「お金を支払って正当に来ています。貴方方に言われる筋合いはありませんが。」
昴が反論する。
「じゃあその女と試合させろよ。多少手加減してやるからよー。そしたらココ使っていいぜ。」
周りの客もヒューヒュー、やってやれーと下心丸出しな顔をして野次をとばす。
「いいですよ。」
イライラしつつもなんとか抑えニコリと微笑むと、
鞄の中からインナーグローブを装着し借りたグローブを嵌める。
「ヘッドガード着けた方が良いですよ。」と言ったが
そんなもんいらねぇ、との事。
私の実力を知っている昴は腕を組みながら鼻で笑って見ている。
リングに上がり構えを取る。
はじめ!と声を合図に相手が私の胸をグローブ越しに触ろうとする。
イラついたのもあり手加減し損ねて右側頭部に拳を思いっきり入れてしまった。
…どうやら1発でノックアウトしたらしい。
ほかの常連客に引きずり下ろされている。
グローブを外して倒れた客に近づきさりげなく治療した。多分脳震盪だとは思うけど。
すぐに目を覚ますと怯えた顔ですみませんでしたと平謝りされた。
さて、ようやく昴と出来る。
ミットを昴に持ってもらう。
「ナマエ、本気で来てもらって構わない。」
「もちろんそのつもり。」
はじめ!と他の客に声をかけてもらい右ストレートをかます。
スピードと重さがかかりかなり低い音がするが余裕で受け止めてくれる。
…どんなに打つ位置をズラしても、正確にミットでガードをされる。流石だ。
逆に昴の番。身体防御をかけて昴の重いパンチが受けられるようにする。
あの筋肉隆々なスパーリングが凄い男は誰だ、
ガタイの良い彼氏のパンチを軽々と受ける見るからに華奢そうな女性は何者だと騒ぎになり気付いたら人が集まってきていた。
私のパンチを見て慄き、逆に今度は私がパンチを軽々受けているという異様な光景に周囲の男達はみるみる青くなった。
ミットにあたる度轟音がする。
もしかしてそんなに強くないのかもと勘違いした筋肉質な男が1人リングに上がってきて昴とミット打ちをした。
ミットをもってしっかり構えていたのに堪えきれず一発で後ろに倒れた。
「さて、帰りましょうか。」
周囲から賞賛を浴びつつ帰宅する。
これだけ目立ったらもう行けないなぁと思った。