第2章<完結>
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「今日新一君のとこ掃除に行くんでしょ?なんかさぁー…最近月一の恒例行事になってない?」
「あれ、鍵開いてる…。!もしかして新一!?」
キッチンの方へ行くも誰もいない。
「最近来てなかったのに、流しの所に黒い長い髪の毛が落ちてる!」
「蘭のじゃない?」
「私しばらくキッチンに来てない!」
「有希子さんのとか?」
「有希子さんは茶髪!」
「もしかして、女連れ込んでるとか?」
洗面所で物音がして二人とも慌ててドアを開ける。
「新一!って…あなた…誰?」
「あ…いや…」
「もしかして泥棒!?」
「園子下がってっ!」
「だから…」
「はぁーっ、とりやぁぁ!…えっ?」
(当たった感触がない。)
「イタタタ…」
その後話を聞くと火事でアパートが燃えてしまい居候している大学院生だと分かった。
新一からも連絡があったようだ。
気づかなかった…。
「ほんとごめんなさい!」
「いえ、大丈夫です。こちらこそ驚かせてしまったようで。」
その後用事やらで幾度となく蘭と園子とは顔を合わせるようになり、時折掃除を手伝ってもらうようになった。今日も部屋の掃除を手伝いに来ている。
「やっと終わったー!ほんとこの家は広いわよね。」
「新一のお父さんの本棚すごいよねぇ。」
「お二人共、ありがとうございました。今お茶を入れますね。」
三人とも掃除が終わり、一息つく。
「昴さんの入れる紅茶、美味しい!」
「それは良かった。」
「ねぇ、昴さん!大学院生同士合コンとかするの?」園子が興味津々に聞く。
「大学生の頃みたいに頻繁にやる人は少ないと思いますよ。割と博士課程とるのに大変で、余裕がない人が多いですから。」
「なんだ、そっかー。大学院生は出会いが少なそうね。あ、そういえば昴さんって彼女居るの?」
「園子質問し過ぎじゃない?」
「良いんですよ。…彼女はいますよ。」
「えっ、いるんですか?!」
蘭が意外だとばかりに声を上げる。
「そりゃいるでしょうよ!
こんなにイケメンだったら女性が放っておかないわよ!
…あれ、こんなような台詞前に誰かに言った気がする。あ!もしかして前に見かけた黒い髪の毛、彼女さんのだったり?」
ニヤニヤしながら園子が聞く。
「あぁ、そうかもしれません。時々料理を作ってくれるので。」
「ヒューヒュー。昴さんも隅に置けないわね!女連れ込むなんて!」
「家主には言ってありますよ。
それに流石にこの家では手は出しません。
さ、僕の話を聞いていてもつまらないでしょう。
そろそろ暗くなりますので車で送りますよ。」
「えーっ、じゃあ続きは今度ね!彼女さんの話聞きたい!」
「大した話はありませんが、それでも良ければ。」
つい圧に負けて余計な事を言ってしまったような…。
「あれ、鍵開いてる…。!もしかして新一!?」
キッチンの方へ行くも誰もいない。
「最近来てなかったのに、流しの所に黒い長い髪の毛が落ちてる!」
「蘭のじゃない?」
「私しばらくキッチンに来てない!」
「有希子さんのとか?」
「有希子さんは茶髪!」
「もしかして、女連れ込んでるとか?」
洗面所で物音がして二人とも慌ててドアを開ける。
「新一!って…あなた…誰?」
「あ…いや…」
「もしかして泥棒!?」
「園子下がってっ!」
「だから…」
「はぁーっ、とりやぁぁ!…えっ?」
(当たった感触がない。)
「イタタタ…」
その後話を聞くと火事でアパートが燃えてしまい居候している大学院生だと分かった。
新一からも連絡があったようだ。
気づかなかった…。
「ほんとごめんなさい!」
「いえ、大丈夫です。こちらこそ驚かせてしまったようで。」
その後用事やらで幾度となく蘭と園子とは顔を合わせるようになり、時折掃除を手伝ってもらうようになった。今日も部屋の掃除を手伝いに来ている。
「やっと終わったー!ほんとこの家は広いわよね。」
「新一のお父さんの本棚すごいよねぇ。」
「お二人共、ありがとうございました。今お茶を入れますね。」
三人とも掃除が終わり、一息つく。
「昴さんの入れる紅茶、美味しい!」
「それは良かった。」
「ねぇ、昴さん!大学院生同士合コンとかするの?」園子が興味津々に聞く。
「大学生の頃みたいに頻繁にやる人は少ないと思いますよ。割と博士課程とるのに大変で、余裕がない人が多いですから。」
「なんだ、そっかー。大学院生は出会いが少なそうね。あ、そういえば昴さんって彼女居るの?」
「園子質問し過ぎじゃない?」
「良いんですよ。…彼女はいますよ。」
「えっ、いるんですか?!」
蘭が意外だとばかりに声を上げる。
「そりゃいるでしょうよ!
こんなにイケメンだったら女性が放っておかないわよ!
…あれ、こんなような台詞前に誰かに言った気がする。あ!もしかして前に見かけた黒い髪の毛、彼女さんのだったり?」
ニヤニヤしながら園子が聞く。
「あぁ、そうかもしれません。時々料理を作ってくれるので。」
「ヒューヒュー。昴さんも隅に置けないわね!女連れ込むなんて!」
「家主には言ってありますよ。
それに流石にこの家では手は出しません。
さ、僕の話を聞いていてもつまらないでしょう。
そろそろ暗くなりますので車で送りますよ。」
「えーっ、じゃあ続きは今度ね!彼女さんの話聞きたい!」
「大した話はありませんが、それでも良ければ。」
つい圧に負けて余計な事を言ってしまったような…。