第2章<完結>
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
園子ちゃん達からLINEがあり、喫茶ポアロで女子会をする事になった。会ったことない子が一人来るらしい。
早めに着いてしまったのでまだ注文せずに、
あむ兄(にぃ)と談笑する。
安室さんをあむ兄と呼ぶきっかけを話そう。
ポアロで常連になってきた頃、朝ジョギングしていたら安室さんと遭遇した。
可愛い白いわんちゃんを連れていて、最近飼った事を聞いた。ハロというらしい。
その後もよく遭遇するようになり、料理話に花が咲いた。段々と仲良くなり、時々探偵の仕事が忙しい時ハロちゃんを預かったりもした。
安室さんみたいなお兄ちゃん欲しかったな〜とボヤくと、笑って"兄になりましょうか?"と冗談めいて言ってくれたのをきっかけに"あむ兄"と呼ばせてもらうようになった。
そんな事を思っているうちに三人がやって来た。
「ナマエちゃんお待たせ〜!」
園子ちゃんの元気の良い声が店に響く。
「お待たせしました。」
はにかむ蘭ちゃんが可愛い。
「やぁ、君が蘭君と園子君から聞いていた人だね。
噂通りすっげー美人だね!僕は世良真純!よろしくな!」
「真純ちゃん、よろしくね!」
「ちゃん?って事は女の子だってバレてる?」
園子ちゃんに意外そうに聞かれた。
「だって女子会、って言って男の子連れてこないでしょ。それに真純ちゃんボーイッシュだけど女の子だってわかるよ。」
「そういえばそうね。残念。」
園子ちゃんが目に見えて落ち込んだ。
目元にシュウと同じ特徴的なクマがある事に気づいた。
「真純ちゃんって兄弟いる?」
「兄貴が二人いるよ!一人はFBIの捜査官だったんだけど、事件に巻き込まれて死んじゃったんだ。」
「あっ…そうだったんだ…。急に聞いてごめんね。」
「いいんだ。なんで兄弟がいるって思ったんだ?」
「あっ…えっと、かなり昔真純ちゃんに似たような人見た事があって。」
「えっ、シュウ兄かな!?どこで?!」
「場所忘れちゃったんだけどバーだったかなぁ…。」
「何してたの?!」
「楽器弾いてたよ。うろ覚えだから確実じゃないかもしれないけど。」
「そっか!僕も昔ギターケース持ってるのを見た事があるよ。友達と一緒だったみたいだけど。」
そこで思い出した。バーボンと呼ばれる男が安室透に似ていた事を。
「どうした?顔色悪いけど。」
「あっ、いやなんでもない!さ、何か頼もうか!」
それぞれ飲み物とその日のケーキを頼んで舌鼓を打つ。
「美味しい〜♡」あむ兄の作るケーキ最高だわ。
「いつ来てもここはなんでも美味いよな〜!」
「ちょっと御手洗に行ってくるね!」
立ち上がりふらついたフリをして安室透に触れる。
「ナマエちゃん、大丈夫かい?」
「あっ、ごめんね。ちょっと転びそうになっちゃった。」
…触れた時に開心術を使い心の中を少し覗いた。
彼はNOCだった。普段は公安にいるようだ。
なるほどね…。確かスコッチという人も公安だった。
友人だったのかな。
彼は安全だという確証を得て、落ち着いた気分でトイレから戻る。
「ねぇ、ナマエちゃんは彼氏いるのっ?」
トイレから戻って早々園子ちゃんに突然話を振られてびっくりしてしまった。
「えっ、い…いるよ…?」
「やぁっぱりねぇ〜!こんな美人、男が放っておくわけないもん!」
「皆は?」
「いま〜す!今は海外で修行してるけど、空手がめっちゃ強いの!」
「そうなんだ!すごいね!」
「私は…知ってるか分からないけど、工藤新一っていう高校生探偵。」
「名前聞いた事ある!素敵な彼氏さんだろうなー!
真純ちゃんは?」
「僕はまだいないんだー。今は探偵しているし、あんまりまだ恋愛には興味なくて。」
「そうなの?真純ちゃん可愛いからいつかすぐに相手見つかるよ!」
「ありがとう!…あのさ、ナマエ姉(ねぇ)って呼んでも良い?僕、兄貴しかいなくてお姉ちゃん欲しかったんだよねー。」
か…かわいい!!真純ちゃん可愛すぎる。
「もちろんだよー!真純ちゃんみたいな可愛い妹大歓迎だよ!」
「で、ナマエ姉の彼氏は?どんな人?」
「東都大学の大学院生。学部は違うけどね。」
「学校の出会いって大事よね〜。世良ちゃんも大学生になる頃には考えた方が良いわよ〜っ。」
園子ちゃんが恋愛の良さを語っているとあっという間に時間が過ぎた。
最後に真純ちゃんともLINEの連絡先を交換して解散した。
今日は昴の家に寄ろうかな〜。
メールをしてから向かう。
どうやら鍵を開けておいてくれているようで
勝手に入って良いらしい。
あっ、せっかくだから昴ともLINE交換しようかな。
「お邪魔しま〜す。…あれ?」
珍しく集中してテレビを見ていた。
「昴って将棋好きだったっけ?」
「いや、こいつは俺の弟なんだ。羽田秀吉。」
「あっ、太閤名人。クイズ番組とか出てるの、前に見た〜!カッコイイと思ってたけど、なるほどね。
シュウの弟さんかー。」
「ほぉー。好みなのか。」
目を見開いて睨まれる。
うわ、なんか墓穴を掘った気がスル。
「えっと…シュウになんとなく似てるなぁと思ったからで…。」
「そうか。」
…よかった、地雷は踏まなかったようだ。
「ねぇ、妹も確かいるんだよね?前に写真見たけど。世良真純ちゃんであってる?」
「そうだが。真純がどうした?」
「今日会ったよ〜。蘭ちゃんと園子ちゃんと同じ学校なんだって。可愛いよねぇー。私みたいなお姉ちゃんが欲しかったって言われてもう、ハグしたくなったよね。」
「そうか、元気で良かった。」
「…亡くなったと思ってるんだもんね…。早く組織を壊滅させて本当の事、言おうね…。」
「そうだな。その頃は本当に真純のお姉ちゃんになってもらおうか。」
「えっ。」
急なプロポーズのような言葉にドギマギしてしまう。
「今日はミネストローネの作り方を教えてくれるんだろう?材料買ってあるぞ。」
「今、イキマス。」
「ナマエは、俺の前だと百面相するな。」
「させてるのはそっちでしょうが!」
早めに着いてしまったのでまだ注文せずに、
あむ兄(にぃ)と談笑する。
安室さんをあむ兄と呼ぶきっかけを話そう。
ポアロで常連になってきた頃、朝ジョギングしていたら安室さんと遭遇した。
可愛い白いわんちゃんを連れていて、最近飼った事を聞いた。ハロというらしい。
その後もよく遭遇するようになり、料理話に花が咲いた。段々と仲良くなり、時々探偵の仕事が忙しい時ハロちゃんを預かったりもした。
安室さんみたいなお兄ちゃん欲しかったな〜とボヤくと、笑って"兄になりましょうか?"と冗談めいて言ってくれたのをきっかけに"あむ兄"と呼ばせてもらうようになった。
そんな事を思っているうちに三人がやって来た。
「ナマエちゃんお待たせ〜!」
園子ちゃんの元気の良い声が店に響く。
「お待たせしました。」
はにかむ蘭ちゃんが可愛い。
「やぁ、君が蘭君と園子君から聞いていた人だね。
噂通りすっげー美人だね!僕は世良真純!よろしくな!」
「真純ちゃん、よろしくね!」
「ちゃん?って事は女の子だってバレてる?」
園子ちゃんに意外そうに聞かれた。
「だって女子会、って言って男の子連れてこないでしょ。それに真純ちゃんボーイッシュだけど女の子だってわかるよ。」
「そういえばそうね。残念。」
園子ちゃんが目に見えて落ち込んだ。
目元にシュウと同じ特徴的なクマがある事に気づいた。
「真純ちゃんって兄弟いる?」
「兄貴が二人いるよ!一人はFBIの捜査官だったんだけど、事件に巻き込まれて死んじゃったんだ。」
「あっ…そうだったんだ…。急に聞いてごめんね。」
「いいんだ。なんで兄弟がいるって思ったんだ?」
「あっ…えっと、かなり昔真純ちゃんに似たような人見た事があって。」
「えっ、シュウ兄かな!?どこで?!」
「場所忘れちゃったんだけどバーだったかなぁ…。」
「何してたの?!」
「楽器弾いてたよ。うろ覚えだから確実じゃないかもしれないけど。」
「そっか!僕も昔ギターケース持ってるのを見た事があるよ。友達と一緒だったみたいだけど。」
そこで思い出した。バーボンと呼ばれる男が安室透に似ていた事を。
「どうした?顔色悪いけど。」
「あっ、いやなんでもない!さ、何か頼もうか!」
それぞれ飲み物とその日のケーキを頼んで舌鼓を打つ。
「美味しい〜♡」あむ兄の作るケーキ最高だわ。
「いつ来てもここはなんでも美味いよな〜!」
「ちょっと御手洗に行ってくるね!」
立ち上がりふらついたフリをして安室透に触れる。
「ナマエちゃん、大丈夫かい?」
「あっ、ごめんね。ちょっと転びそうになっちゃった。」
…触れた時に開心術を使い心の中を少し覗いた。
彼はNOCだった。普段は公安にいるようだ。
なるほどね…。確かスコッチという人も公安だった。
友人だったのかな。
彼は安全だという確証を得て、落ち着いた気分でトイレから戻る。
「ねぇ、ナマエちゃんは彼氏いるのっ?」
トイレから戻って早々園子ちゃんに突然話を振られてびっくりしてしまった。
「えっ、い…いるよ…?」
「やぁっぱりねぇ〜!こんな美人、男が放っておくわけないもん!」
「皆は?」
「いま〜す!今は海外で修行してるけど、空手がめっちゃ強いの!」
「そうなんだ!すごいね!」
「私は…知ってるか分からないけど、工藤新一っていう高校生探偵。」
「名前聞いた事ある!素敵な彼氏さんだろうなー!
真純ちゃんは?」
「僕はまだいないんだー。今は探偵しているし、あんまりまだ恋愛には興味なくて。」
「そうなの?真純ちゃん可愛いからいつかすぐに相手見つかるよ!」
「ありがとう!…あのさ、ナマエ姉(ねぇ)って呼んでも良い?僕、兄貴しかいなくてお姉ちゃん欲しかったんだよねー。」
か…かわいい!!真純ちゃん可愛すぎる。
「もちろんだよー!真純ちゃんみたいな可愛い妹大歓迎だよ!」
「で、ナマエ姉の彼氏は?どんな人?」
「東都大学の大学院生。学部は違うけどね。」
「学校の出会いって大事よね〜。世良ちゃんも大学生になる頃には考えた方が良いわよ〜っ。」
園子ちゃんが恋愛の良さを語っているとあっという間に時間が過ぎた。
最後に真純ちゃんともLINEの連絡先を交換して解散した。
今日は昴の家に寄ろうかな〜。
メールをしてから向かう。
どうやら鍵を開けておいてくれているようで
勝手に入って良いらしい。
あっ、せっかくだから昴ともLINE交換しようかな。
「お邪魔しま〜す。…あれ?」
珍しく集中してテレビを見ていた。
「昴って将棋好きだったっけ?」
「いや、こいつは俺の弟なんだ。羽田秀吉。」
「あっ、太閤名人。クイズ番組とか出てるの、前に見た〜!カッコイイと思ってたけど、なるほどね。
シュウの弟さんかー。」
「ほぉー。好みなのか。」
目を見開いて睨まれる。
うわ、なんか墓穴を掘った気がスル。
「えっと…シュウになんとなく似てるなぁと思ったからで…。」
「そうか。」
…よかった、地雷は踏まなかったようだ。
「ねぇ、妹も確かいるんだよね?前に写真見たけど。世良真純ちゃんであってる?」
「そうだが。真純がどうした?」
「今日会ったよ〜。蘭ちゃんと園子ちゃんと同じ学校なんだって。可愛いよねぇー。私みたいなお姉ちゃんが欲しかったって言われてもう、ハグしたくなったよね。」
「そうか、元気で良かった。」
「…亡くなったと思ってるんだもんね…。早く組織を壊滅させて本当の事、言おうね…。」
「そうだな。その頃は本当に真純のお姉ちゃんになってもらおうか。」
「えっ。」
急なプロポーズのような言葉にドギマギしてしまう。
「今日はミネストローネの作り方を教えてくれるんだろう?材料買ってあるぞ。」
「今、イキマス。」
「ナマエは、俺の前だと百面相するな。」
「させてるのはそっちでしょうが!」