第1章<完結>
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数日前に来た通達は気が重いものだった。
業務変更を命ずる。
事務統括ナマエベルナドット
赤井秀一捜査官補佐を命ずる。
又、事務統括補佐へと職務を変更する。
なお、米国XX(住所)へ共に転居せよ。
意味が分からない。確かに全力で助けるとは言ったけど、何も事務仕事をまた補佐に戻す必要性は感じないし、それ以上に一緒に住む意味が分からない。
この赤井秀一さんという人が潜入予定の人か。
名前的に日本人かな。私も名前は日本的だから、話が合うかもしれない。
優しくて良い人だと良いな…。
でも潜入捜査を任される位だから強面で屈強な人なんだろな〜。
ボディービルダーみたいな感じかな?
時刻は夕方16時。まぁ17時位には家に着いていたい所。
重い足取りでガラガラとキャリーケースを運ぶ。
元々物をそんなに持っているタイプではないので、箱1つ住所に送るだけであとはキャリーケースに入った。まぁ、中を魔法で少し拡張しているけど。
電車に乗るため駅に向かっていると一組の男女が言い争っていた。痴話喧嘩かなー。
「寝るためだ、と最近から言ったはずだが。」
「私はあなたのこと本気で好きになったの!
付き合ってよ!行っちゃ嫌あぁぁ!」
うっわ。"寝る"ためとか…身体目的か?サイテーな男だな。
ジト目で男を見ていると一瞬目があってしまった。
うわ…。
まぁーあれだけイケメンだもんな…。遊んでそう。
そんな感想を持ちつつ 2人を横切ると足早に駅へ向かった。
電車に乗り込み、細かい物を買い足す為のリストを作って携帯のメモに記していく。
「夜どうしよう。とりあえず、今日は赤井さんと晩御飯行こうかな…?」
近隣の駅に着くとかなり暗くなってきた。
「駅から近くてよかった…!でも随分辺鄙な所にあるな。」
木が生い茂った通路のような所を入っていくと、50m位行ったところで大きい門がありその奥に洋館が見える。
「うわ、でか!3階建て位だけど…なんか横に随分大きいな…。」
どうやらBOSSとジェイムズが"溺愛する2人が住む家だから"と奮発したようだ。
1階には大きいリビング、キッチン、ダイニング、客室、お風呂場、客用シャワールーム、書庫、
2階には広〜い寝室4部屋キングサイズベッド付き、お風呂場、客用シャワールーム、
3階にも客室であろう部屋が沢山ある。
もちろん全ての客室にダブルベッドがある。
…いやいや、ホテルかよ。そんなに部屋いらないよ。
「何考えてんの、2人で住む家じゃないでしょ…。
絶対ファミリー向けだよコレ。むしろ2世帯かな。」
広すぎる空間に落ち着かなくて、とりあえず一番狭そうな部屋を選んでキャリーケースの中身をクローゼットに閉まった。
ソワソワしながらリビングを歩いているとインターホンが鳴った。
「はーい。」
インターホン越しに姿を確認すると、外が暗いのか顔がよく分からない。
帽子を被っているし、全身服が黒いから街灯の光が反射する事もない。
「…どちら様ですか?」
「赤井秀一だが。ナマエベルナドットか?」
「あ、そうです。今開けま」
「鍵かけておけよ。不用心だ。」
雑に開けたドアから入り、こちらを見る人相の少し悪そうな顔に見覚えがあった。
「あーーー!さっきの痴話喧嘩のサイテー男!」
「…あぁ、さっき目が合ったな。君だったのか。
サイテー🚹とは失礼だな。俺は何もしていない。」
前途多難な同居生活が始まりそう…。
業務変更を命ずる。
事務統括ナマエベルナドット
赤井秀一捜査官補佐を命ずる。
又、事務統括補佐へと職務を変更する。
なお、米国XX(住所)へ共に転居せよ。
意味が分からない。確かに全力で助けるとは言ったけど、何も事務仕事をまた補佐に戻す必要性は感じないし、それ以上に一緒に住む意味が分からない。
この赤井秀一さんという人が潜入予定の人か。
名前的に日本人かな。私も名前は日本的だから、話が合うかもしれない。
優しくて良い人だと良いな…。
でも潜入捜査を任される位だから強面で屈強な人なんだろな〜。
ボディービルダーみたいな感じかな?
時刻は夕方16時。まぁ17時位には家に着いていたい所。
重い足取りでガラガラとキャリーケースを運ぶ。
元々物をそんなに持っているタイプではないので、箱1つ住所に送るだけであとはキャリーケースに入った。まぁ、中を魔法で少し拡張しているけど。
電車に乗るため駅に向かっていると一組の男女が言い争っていた。痴話喧嘩かなー。
「寝るためだ、と最近から言ったはずだが。」
「私はあなたのこと本気で好きになったの!
付き合ってよ!行っちゃ嫌あぁぁ!」
うっわ。"寝る"ためとか…身体目的か?サイテーな男だな。
ジト目で男を見ていると一瞬目があってしまった。
うわ…。
まぁーあれだけイケメンだもんな…。遊んでそう。
そんな感想を持ちつつ 2人を横切ると足早に駅へ向かった。
電車に乗り込み、細かい物を買い足す為のリストを作って携帯のメモに記していく。
「夜どうしよう。とりあえず、今日は赤井さんと晩御飯行こうかな…?」
近隣の駅に着くとかなり暗くなってきた。
「駅から近くてよかった…!でも随分辺鄙な所にあるな。」
木が生い茂った通路のような所を入っていくと、50m位行ったところで大きい門がありその奥に洋館が見える。
「うわ、でか!3階建て位だけど…なんか横に随分大きいな…。」
どうやらBOSSとジェイムズが"溺愛する2人が住む家だから"と奮発したようだ。
1階には大きいリビング、キッチン、ダイニング、客室、お風呂場、客用シャワールーム、書庫、
2階には広〜い寝室4部屋キングサイズベッド付き、お風呂場、客用シャワールーム、
3階にも客室であろう部屋が沢山ある。
もちろん全ての客室にダブルベッドがある。
…いやいや、ホテルかよ。そんなに部屋いらないよ。
「何考えてんの、2人で住む家じゃないでしょ…。
絶対ファミリー向けだよコレ。むしろ2世帯かな。」
広すぎる空間に落ち着かなくて、とりあえず一番狭そうな部屋を選んでキャリーケースの中身をクローゼットに閉まった。
ソワソワしながらリビングを歩いているとインターホンが鳴った。
「はーい。」
インターホン越しに姿を確認すると、外が暗いのか顔がよく分からない。
帽子を被っているし、全身服が黒いから街灯の光が反射する事もない。
「…どちら様ですか?」
「赤井秀一だが。ナマエベルナドットか?」
「あ、そうです。今開けま」
「鍵かけておけよ。不用心だ。」
雑に開けたドアから入り、こちらを見る人相の少し悪そうな顔に見覚えがあった。
「あーーー!さっきの痴話喧嘩のサイテー男!」
「…あぁ、さっき目が合ったな。君だったのか。
サイテー🚹とは失礼だな。俺は何もしていない。」
前途多難な同居生活が始まりそう…。