第2章<完結>
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ポアロを出て昴の部屋に移動すると昴は横になりながらスマホを見ていたらしい。
急に出てきた私に驚いた顔をしている。
「玄関から入ってくるのかと思っていた。」
「えっ、ごめん。シュウなら良いかなって。…ねぇ、他に人いないから良いけど開眼しすぎじゃない?」
「急に誰かが現れるというのはさすがに俺でも驚くぞ。」
「そんなにびっくりするとは思わなかった。次からは玄関から入るね。」
ごめんごめんと言いながら昴の横に座る。
「何してたの?」
「スーパーのチラシを見ていた。このアプリ、色々なスーパーの広告が見れる。便利だぞ。」
「…素敵な主夫になれそうね。」
「今度料理を教えてくれないか?」
「えっ、本当に主夫になるの?」
「いや、仮にもただの大学院生という設定だからな。外食ばかりするのも食費がかかるし金の出処を疑われるかもしれないからな。ナマエに来てもらって毎回作らせるわけにはいかんしな。」
「なるほどね。じゃあ日持ちする煮込み料理をまずは教えるね。」
「あいにく今は冷蔵庫に酒しかない。」
「スーパー行くんでしょ、メールくれた通り。」
「あぁ、頼む。」
「調味料は?」
「何も無い。」
「ねぇ、いままで何食べてたの?」
「チェーン店のハンバーガーかコンビニ弁当か、酒。」
「お酒は飲み物でしょ!変な生活してっ!」
「すぐに君が俺を見つけてくれると思ったんだ。思った通りだった。」
「もう。」なんだかんだ頼りにされるのは嬉しい。
車でスーパーに着いた。
「カレーで良い?失敗が少ないから。」
「えぇ、ナマエにお任せします。」
中身がシュウだと思うと昴の口調に慣れず変な顔をしてしまった。
「なんて顔をしているんですか。早くいきますよ。じゃがいも、玉ねぎ、人参、鶏肉といったところでしょうか。あとは、カレールーですかね。」
「ソウデスネ。」
具材をカゴに入れ、ふらっとお菓子コーナーに引き寄せられた。
「1個だけですよ。」
「昴ママ〜アイスも買って。」
ついふざけると軽く頬をつねられた。
「ゴメンなさい。」
きのこの山たけのこの山ファミリーパック1つと
(いやこれ一応1個だから!)
無理矢理アイスもカゴにいれた。
ポアロで今日ケーキも食べたんだけどね…。
甘いものの誘惑には勝てないよね…。
さっさと買い物をすませ家に戻った。
鍋やフライパンなど調理器具は一通り揃っていたのですぐに作れた。
炊飯器もあったのでご飯も炊いた。
野菜の切り方を教えると刃物の扱いは大丈夫そうだった。思いのほか上手に切って鍋に入れている。
肉は別のまな板と包丁でね、カンピロバクターやサルモネラ菌がいるから!と説明する。
なんだそれと言われ、説明しながら切ってもらった野菜と鶏肉を炒める。
思ってよりスムーズにカレーを作り、テーブルに運ぶ。
「「いただきます。」」
「あっ、美味しい。昴の冷蔵庫から奪った赤ワインをいれただけあるわ。高そうなビンだったもん。」
「あれ入れたのか…。」ちょっとだけ苦笑いされた。
それぞれお風呂も入り、赤井秀一の姿に戻っていた。
食後テレビを見てまったりしていたがアイスを買ったことを思い出した。
シュウの足の間でくつろぎ、鼻歌交じりに食べていると熱っぽい視線を感じた。
「…シュウも食べる?」
「1口。」そう言うと私の手を掴んで口に運んだ。
私の目を見つめ、無言でスプーンを舐めとる。
余りに色っぽくてぞくりとした。
それを感じ取ったのか私の手からアイスを奪いテーブルに置いた。
頬に手を添えられ何度も口付けを交わす。
「ねぇ、アイス溶けちゃ…んっ…。」シュウの舌が入ってきた。
「アイスの味がする。甘いな。」
布団に押し倒されると"ここは壁が薄いんだ。声は我慢しろよ。"とボソッと囁かれ思わず顔が赤くなった。
「大丈夫だ、俺が口を塞いでやる。」
後で冷静になって、防音効果魔法かければ外に声聞こえなかったじゃん…とドロドロに溶けて液体になったアイスを眺めながら思った。
急に出てきた私に驚いた顔をしている。
「玄関から入ってくるのかと思っていた。」
「えっ、ごめん。シュウなら良いかなって。…ねぇ、他に人いないから良いけど開眼しすぎじゃない?」
「急に誰かが現れるというのはさすがに俺でも驚くぞ。」
「そんなにびっくりするとは思わなかった。次からは玄関から入るね。」
ごめんごめんと言いながら昴の横に座る。
「何してたの?」
「スーパーのチラシを見ていた。このアプリ、色々なスーパーの広告が見れる。便利だぞ。」
「…素敵な主夫になれそうね。」
「今度料理を教えてくれないか?」
「えっ、本当に主夫になるの?」
「いや、仮にもただの大学院生という設定だからな。外食ばかりするのも食費がかかるし金の出処を疑われるかもしれないからな。ナマエに来てもらって毎回作らせるわけにはいかんしな。」
「なるほどね。じゃあ日持ちする煮込み料理をまずは教えるね。」
「あいにく今は冷蔵庫に酒しかない。」
「スーパー行くんでしょ、メールくれた通り。」
「あぁ、頼む。」
「調味料は?」
「何も無い。」
「ねぇ、いままで何食べてたの?」
「チェーン店のハンバーガーかコンビニ弁当か、酒。」
「お酒は飲み物でしょ!変な生活してっ!」
「すぐに君が俺を見つけてくれると思ったんだ。思った通りだった。」
「もう。」なんだかんだ頼りにされるのは嬉しい。
車でスーパーに着いた。
「カレーで良い?失敗が少ないから。」
「えぇ、ナマエにお任せします。」
中身がシュウだと思うと昴の口調に慣れず変な顔をしてしまった。
「なんて顔をしているんですか。早くいきますよ。じゃがいも、玉ねぎ、人参、鶏肉といったところでしょうか。あとは、カレールーですかね。」
「ソウデスネ。」
具材をカゴに入れ、ふらっとお菓子コーナーに引き寄せられた。
「1個だけですよ。」
「昴ママ〜アイスも買って。」
ついふざけると軽く頬をつねられた。
「ゴメンなさい。」
きのこの山たけのこの山ファミリーパック1つと
(いやこれ一応1個だから!)
無理矢理アイスもカゴにいれた。
ポアロで今日ケーキも食べたんだけどね…。
甘いものの誘惑には勝てないよね…。
さっさと買い物をすませ家に戻った。
鍋やフライパンなど調理器具は一通り揃っていたのですぐに作れた。
炊飯器もあったのでご飯も炊いた。
野菜の切り方を教えると刃物の扱いは大丈夫そうだった。思いのほか上手に切って鍋に入れている。
肉は別のまな板と包丁でね、カンピロバクターやサルモネラ菌がいるから!と説明する。
なんだそれと言われ、説明しながら切ってもらった野菜と鶏肉を炒める。
思ってよりスムーズにカレーを作り、テーブルに運ぶ。
「「いただきます。」」
「あっ、美味しい。昴の冷蔵庫から奪った赤ワインをいれただけあるわ。高そうなビンだったもん。」
「あれ入れたのか…。」ちょっとだけ苦笑いされた。
それぞれお風呂も入り、赤井秀一の姿に戻っていた。
食後テレビを見てまったりしていたがアイスを買ったことを思い出した。
シュウの足の間でくつろぎ、鼻歌交じりに食べていると熱っぽい視線を感じた。
「…シュウも食べる?」
「1口。」そう言うと私の手を掴んで口に運んだ。
私の目を見つめ、無言でスプーンを舐めとる。
余りに色っぽくてぞくりとした。
それを感じ取ったのか私の手からアイスを奪いテーブルに置いた。
頬に手を添えられ何度も口付けを交わす。
「ねぇ、アイス溶けちゃ…んっ…。」シュウの舌が入ってきた。
「アイスの味がする。甘いな。」
布団に押し倒されると"ここは壁が薄いんだ。声は我慢しろよ。"とボソッと囁かれ思わず顔が赤くなった。
「大丈夫だ、俺が口を塞いでやる。」
後で冷静になって、防音効果魔法かければ外に声聞こえなかったじゃん…とドロドロに溶けて液体になったアイスを眺めながら思った。