第2章<完結>
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日本に着き、元々セーフハウスにしていた所へ行くも既に空き地になっていた。
とりあえずその日はホテルに泊まり、次の日オートロック付きのマンションを借りることにした。
女性の一人暮らしにはオートロック必須!
渡日前、ジェイムズに頼んで新たに経歴を作ってもらっていた。
東都大学大学院生、外国語学部英米語学科、通訳・翻訳課程。思いっきり文系だ。
イギリス生まれのアメリカ育ち、日本で翻訳家を目指すため、加えて日本語と英語の関係性を学びたいという事で院生になった
…という体である。
自分の子供の頃は魔法学校出身のため、誰がどんなに調べても幼少期の身分が割れることはない。
FBIだとはバレはしないはず。
大学及び研究室の先生にも予め話を通している。
あえて時々論文を一緒に書かせてもらうつもりだ。
大学院へ通う時の名前はそのままである。
自分の名前は組織にバレていない。
特に名前がバレても危険は無い。
研究室の先生に挨拶をして、大学での身分証明書と図書館の出入りのカードを受け取る。
好きに使ってかまわないとの事。
ありがたい…。
地図を見て大学内を把握し、せっかくなので図書館へ行ってみた。
専門性の高い本が多かったが時折小説もあった。
あっ、ホームズがある。
何気なく見ていると隣に、うっすらピンクがかったような明るい茶髪の眼鏡をかけた長身の男が話しかけてきた。随分目立つ髪色だな。
しかも目が細い。糸目。それで前見えてるんですか?ってツッコミたくなる。
「ホームズお好きなんですか?」
「あ、はい。ホームズ子供の頃よく読んでました。
あと知り合いがホームズ好きで。」
「そうなんですか。僕も好きです。面白いですよね。…では"また"」
そう言うと行ってしまった。
また?…あぁ、同じ学生ならまた会うかも知れないもんね。
その時は深く考えず図書館を出た。
その後何回か図書館へ行ったものの、館内は広くてなかなかあの眼鏡の人には会わなかった。
しばらくしてから、あの時の"また"という言葉の意味を考えてしまった。
その結果1つの結論に出た。
急いで近くにいたカラス達を呼び、特徴を伝えてあの時の男を探してもらった。
すると米花町の古いアパート、"木馬荘"にいる事が分かった。
急いで向かう。
彼は入口近くの花壇に水をあげているようだった。
「ホームズ好きのお兄さん。"また"会いましたね。」
「おや、ここが分かりましたか。さすがは優秀なー…FBI捜査官だ。」
「やっぱり貴方だったのね。探すヒントをくれてありがとう。」
「さすがの君にも何もヒントなしで捜索をするのは大変だろうと思ってね。この髪色、君の好きなミルクティーの色に似ているだろう。」
「そんな事考えて取り入れてくれた事にびっくり。
ねぇ…立ち話もなんだし、家に入れてくれない?」
「独身の男の部屋に入りたいなんて大胆だな。」
「冗談やめて、これからの事で話がしたいだけ。」
「狭い所ですがどうぞ。」
二人で笑いながら部屋へ入った。
「え、こんな所に住んでるの?狭…古い…。」
「仕方ないだろう。ここが捜査に都合が良かったんだ。」
現在沖矢昴としての生活や、コナン君の事・今回死んだふりをした経緯など夜通し話をした。
驚いた事に、宮野志保の居場所が分かったとの事。
APTX4869を飲んで幼児化してコナン君という男の子と一緒に帝丹小学校に通っているらしい。
おそらく毒として薬をのんだものの、何か作用が働いて子供の姿になったと。
ここら辺は彼女の通学路らしい。
聞くことは沢山ありそうだ…。
とりあえずその日はホテルに泊まり、次の日オートロック付きのマンションを借りることにした。
女性の一人暮らしにはオートロック必須!
渡日前、ジェイムズに頼んで新たに経歴を作ってもらっていた。
東都大学大学院生、外国語学部英米語学科、通訳・翻訳課程。思いっきり文系だ。
イギリス生まれのアメリカ育ち、日本で翻訳家を目指すため、加えて日本語と英語の関係性を学びたいという事で院生になった
…という体である。
自分の子供の頃は魔法学校出身のため、誰がどんなに調べても幼少期の身分が割れることはない。
FBIだとはバレはしないはず。
大学及び研究室の先生にも予め話を通している。
あえて時々論文を一緒に書かせてもらうつもりだ。
大学院へ通う時の名前はそのままである。
自分の名前は組織にバレていない。
特に名前がバレても危険は無い。
研究室の先生に挨拶をして、大学での身分証明書と図書館の出入りのカードを受け取る。
好きに使ってかまわないとの事。
ありがたい…。
地図を見て大学内を把握し、せっかくなので図書館へ行ってみた。
専門性の高い本が多かったが時折小説もあった。
あっ、ホームズがある。
何気なく見ていると隣に、うっすらピンクがかったような明るい茶髪の眼鏡をかけた長身の男が話しかけてきた。随分目立つ髪色だな。
しかも目が細い。糸目。それで前見えてるんですか?ってツッコミたくなる。
「ホームズお好きなんですか?」
「あ、はい。ホームズ子供の頃よく読んでました。
あと知り合いがホームズ好きで。」
「そうなんですか。僕も好きです。面白いですよね。…では"また"」
そう言うと行ってしまった。
また?…あぁ、同じ学生ならまた会うかも知れないもんね。
その時は深く考えず図書館を出た。
その後何回か図書館へ行ったものの、館内は広くてなかなかあの眼鏡の人には会わなかった。
しばらくしてから、あの時の"また"という言葉の意味を考えてしまった。
その結果1つの結論に出た。
急いで近くにいたカラス達を呼び、特徴を伝えてあの時の男を探してもらった。
すると米花町の古いアパート、"木馬荘"にいる事が分かった。
急いで向かう。
彼は入口近くの花壇に水をあげているようだった。
「ホームズ好きのお兄さん。"また"会いましたね。」
「おや、ここが分かりましたか。さすがは優秀なー…FBI捜査官だ。」
「やっぱり貴方だったのね。探すヒントをくれてありがとう。」
「さすがの君にも何もヒントなしで捜索をするのは大変だろうと思ってね。この髪色、君の好きなミルクティーの色に似ているだろう。」
「そんな事考えて取り入れてくれた事にびっくり。
ねぇ…立ち話もなんだし、家に入れてくれない?」
「独身の男の部屋に入りたいなんて大胆だな。」
「冗談やめて、これからの事で話がしたいだけ。」
「狭い所ですがどうぞ。」
二人で笑いながら部屋へ入った。
「え、こんな所に住んでるの?狭…古い…。」
「仕方ないだろう。ここが捜査に都合が良かったんだ。」
現在沖矢昴としての生活や、コナン君の事・今回死んだふりをした経緯など夜通し話をした。
驚いた事に、宮野志保の居場所が分かったとの事。
APTX4869を飲んで幼児化してコナン君という男の子と一緒に帝丹小学校に通っているらしい。
おそらく毒として薬をのんだものの、何か作用が働いて子供の姿になったと。
ここら辺は彼女の通学路らしい。
聞くことは沢山ありそうだ…。