第1章<完結>
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その後宮野志保の行方はなかなか掴めなかった。
黒の組織の建物はもぬけの殻になっていた。
結局何も組織に関して捜査に進展はなかった。
その後、
ナマエはというと…
「ふあぁぁぁ!疲れた…。」ソファーで伸びをする。
日本でFBIの捜査資料を纏めたりといった事務仕事に明け暮れていた。
急ぎの資料や、やりかけの資料がこちらに回ってきて困るんだよね〜。
「あーあ、今頃皆寝てるんだよね。時差があるから起きてるこっちに頼むとか…。急ぎの資料多すぎ、こっちに頼りすぎ!パソコンのキー何回打ったことか。
キーボード壊れそうだよ。」
足元に散らばった膨大な捜査資料にイライラして途方に暮れているとコンコンとノックが聞こえた。
「はーい。」
「… ナマエ、そろそろちょっと休め。」
「わぁっ、シュウ、紅茶入れてくれたの!
ありがとう〜!」
「お前はコーヒー飲まんからな。」
「美味し〜。砂糖なし、ミルク多め。
うん、私の好みバッチリ!」
「当たり前だ。何年一緒に居たと思ってる。」
フフンと軽く笑みを浮かべて、紅茶を飲む自分をまじまじと見てくる。
飲んでいる姿を満足そうに見ると横のソファーへ座って床に散らばった資料を見始めた。
「もうアイツらとっくに起きてるはずだ。
あとはアイツらの領分だろ。」
「そうなんだけど、数日前ニューヨークで大きい事件があったじゃない?
だからちょっとでも負担軽くしてあげたくて。」
「それは分かるがナマエが徹夜をする事ないだろう。」
「えっ、今何時!?」
「3時だ。ワシントンは14時だぞ。」
「もうそんな時間…。」
「ナマエ、こっちに来い。」
横のソファーに座ったシュウが手を広げてこちらを見てくる。
断るつもりがシュウの優しげな眼差しにやられてホイホイされてしまう。
シュウに飛びつくとお姫様抱っこの様に抱き上げられシュウの胸に収まってしまった。
無言でトントンされる。
"子供扱いしないでよ!"と言いたかったがそれは叶わず瞼が落ちてしまった。
「…寝たか。」ソファーに座らせるように寝かし赤井秀一は別室から持ってきた布団をかけた。
カタカタとパソコンのキーを打つ音が聞こえる。
固いものに頭を預けている事に気付いた。
ぱっと目を開けるとシュウの顔が目に入った。
どうやら彼の膝枕で寝ていたらしい。
「ん〜……。ずっと膝枕してくれてたの?重かったでしょ。ごめん。…何してるの?」
「俺なりに見よう見まねで資料を作っておいた。
一応全部チェックしてくれないか。」
「うわ!こんなにいっぱいやってくれたの?ありがとう赤井秀一様!…全部完璧だよ〜!」
涙が出るくらいうれしい。
「いつも捜査資料は見てるからな。特にナマエの資料は見やすくて助かってるよ。」
「本当にありがとう。このまま本部に送っちゃうね。」
「さて。行こうか。ナマエも仮眠して回復した事だろう。」
「どこに行くの?」
「寝室。」
「えっ。」
「俺もここ最近忙しいナマエに我慢していたんだ。俺にも褒美があってもいいだろう。
とりあえず、ようやくこうして2人ゆっくり一緒に居られるんだ。可愛がらせてくれ。」
「…ばか…。」
照れながらも無理やり連行されてしまうのは惚れた弱みか。
その後突然2日間ジェイムズから休みを貰った。
実はこの資料を送った時、本部に向けてシュウが
「2日間一切を回すなよ。赤井秀一」とメールを送っていたことをナマエは知らない。
黒の組織の建物はもぬけの殻になっていた。
結局何も組織に関して捜査に進展はなかった。
その後、
ナマエはというと…
「ふあぁぁぁ!疲れた…。」ソファーで伸びをする。
日本でFBIの捜査資料を纏めたりといった事務仕事に明け暮れていた。
急ぎの資料や、やりかけの資料がこちらに回ってきて困るんだよね〜。
「あーあ、今頃皆寝てるんだよね。時差があるから起きてるこっちに頼むとか…。急ぎの資料多すぎ、こっちに頼りすぎ!パソコンのキー何回打ったことか。
キーボード壊れそうだよ。」
足元に散らばった膨大な捜査資料にイライラして途方に暮れているとコンコンとノックが聞こえた。
「はーい。」
「… ナマエ、そろそろちょっと休め。」
「わぁっ、シュウ、紅茶入れてくれたの!
ありがとう〜!」
「お前はコーヒー飲まんからな。」
「美味し〜。砂糖なし、ミルク多め。
うん、私の好みバッチリ!」
「当たり前だ。何年一緒に居たと思ってる。」
フフンと軽く笑みを浮かべて、紅茶を飲む自分をまじまじと見てくる。
飲んでいる姿を満足そうに見ると横のソファーへ座って床に散らばった資料を見始めた。
「もうアイツらとっくに起きてるはずだ。
あとはアイツらの領分だろ。」
「そうなんだけど、数日前ニューヨークで大きい事件があったじゃない?
だからちょっとでも負担軽くしてあげたくて。」
「それは分かるがナマエが徹夜をする事ないだろう。」
「えっ、今何時!?」
「3時だ。ワシントンは14時だぞ。」
「もうそんな時間…。」
「ナマエ、こっちに来い。」
横のソファーに座ったシュウが手を広げてこちらを見てくる。
断るつもりがシュウの優しげな眼差しにやられてホイホイされてしまう。
シュウに飛びつくとお姫様抱っこの様に抱き上げられシュウの胸に収まってしまった。
無言でトントンされる。
"子供扱いしないでよ!"と言いたかったがそれは叶わず瞼が落ちてしまった。
「…寝たか。」ソファーに座らせるように寝かし赤井秀一は別室から持ってきた布団をかけた。
カタカタとパソコンのキーを打つ音が聞こえる。
固いものに頭を預けている事に気付いた。
ぱっと目を開けるとシュウの顔が目に入った。
どうやら彼の膝枕で寝ていたらしい。
「ん〜……。ずっと膝枕してくれてたの?重かったでしょ。ごめん。…何してるの?」
「俺なりに見よう見まねで資料を作っておいた。
一応全部チェックしてくれないか。」
「うわ!こんなにいっぱいやってくれたの?ありがとう赤井秀一様!…全部完璧だよ〜!」
涙が出るくらいうれしい。
「いつも捜査資料は見てるからな。特にナマエの資料は見やすくて助かってるよ。」
「本当にありがとう。このまま本部に送っちゃうね。」
「さて。行こうか。ナマエも仮眠して回復した事だろう。」
「どこに行くの?」
「寝室。」
「えっ。」
「俺もここ最近忙しいナマエに我慢していたんだ。俺にも褒美があってもいいだろう。
とりあえず、ようやくこうして2人ゆっくり一緒に居られるんだ。可愛がらせてくれ。」
「…ばか…。」
照れながらも無理やり連行されてしまうのは惚れた弱みか。
その後突然2日間ジェイムズから休みを貰った。
実はこの資料を送った時、本部に向けてシュウが
「2日間一切を回すなよ。赤井秀一」とメールを送っていたことをナマエは知らない。