第4章
夢小説設定
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ハロウィン当日
「はい、これ。」
「ねぇ…やっぱり変装しないと…ダメ?」
「お願いしますね。」
有無を言わせない微笑みでシュウの服を押し付けてきた。勿論下着は新品で買ったもの。
「はーい…。」
しぶしぶ自分の部屋で姿を変えてシュウの服に袖を通す。身長が高いと足元見づらいな。
「それに服がタバコ臭い…。」
自分から発せられる声がシュウのものであるというのは違和感しかない。声低いな…。
姿見を見るとどう見ても赤井秀一だった。
これなら大丈夫そう。
部屋を出ると昴が酷く楽しそうに見つめてきた。
「ホォー?流石ですね。どこからどう見ても俺だ。」
「ねぇ、タバコ臭凄いんだけど。」
「口調変えてもらえませんか?」
「タバコ臭い。香水貸せ。」
イラッとしながら香水を借りてプッシュした。
香水の男らしい良い香りが鼻をかすめる。
香水を棚に戻して振り返ると急にベッドに押し倒された。
「"ここ"も再現されているんですか?」
ニコニコしながらベルトのバックルを外してズボンを脱がそうとする。
「馬鹿!変態!」抵抗するも、元々は自分の身体。
見た目だけ変えても力はあまり変わらないので易々とズボンを押さえる手を剥がされた。
「いいじゃないですか、別に。元々自分自身ですから。あくまで確認ですよ。どうなっているのか。」
ギャーギャー騒ぐ私を気にもとめず、下着を捲られて中を覗かれた。…ぶん殴ってやろうか。
「ホォー。ここまでちゃんと再現してくれてるんですね。いつも見てくれているだけありますね。…完璧ですよ。」
そう言うとようやく離れていった。
「最低!!」乱れた着衣を整えた。
「言っておきますが言葉遣い、気をつけて下さいね。特にとっさの時は。」
「はー…。分かっている。心配するな。」
ぶすくれながら返答した。
運転は昴。
「自分が助手席に居るって、変な感じですね。」
「…楽しんでるだろ。俺にこうやって屈辱を味わせたいから変装させたんじゃないのか?」
「まさか。心外です。」
心外と言う割には目がそうだと言っている。
イライラしながらも梓ちゃんの為!!と自分を落ち着かせた。
現在ポアロで料理の準備をしている。
ちなみに昴は今トイレで着替え中。
しばらくすると昴が横に立った。
「これ、どうですか?」
コスプレと聞いて、吸血鬼とかゾンビとかそんな感じかな?と思っていたので横にいる昴の姿に驚いた。
「あー…。その姿、安室君が見たらキレるだろうな。」
まさかの、日本警察のブルーのシャツにズボン。
しかもちゃんと帽子まで被っている。
市販で売っているようなものだろうけど、クオリティ高い。
…正直結構似合っててカッコイイ。
ぐうの音も出ない。
「凄いな。細かい刺繍もちゃんとある。後で写真撮らせてくれ。」良いな。どうせなら自分も着てみたい。
「…自分が目を輝かせていると気持ち悪いですね。」
思わず顔をしかめたので後頭部を軽く叩いた。
準備も終わってしばらくすると最初の客が来た。
「いらっしゃいませ。」
入口をチラッと見ると蘭ちゃんと新一君だった。
「あぁ、来てくれたのか。好きな席座っていいぞ。」
声をかけたが二人とも呆然と固まっている。
それはそうか、沖矢昴もいて赤井秀一も居たら混乱するよな。
「私だよ、私。ナマエだよ。」
「え…本当に?明らかに骨格も顔も違ぇけど。」
「だいぶ昔に変装させた事があっただろう?」
かなり前だが、コナンの姿から新一の姿に変えたことがあった。
「あ…そういえば。」
「ほ、本当にナマエちゃんなの?」
蘭ちゃんが恐る恐る尋ねた。
「あぁ。そうだ。この姿じゃないと客に声をかけられたり触られるからと、昴が。」
「どう見ても赤井さんにしか見えねぇ…すげぇ。」
新一君が上から下までジロジロと見てきた。
「二人とも座ってくれ。今メニューと水持ってくる。」
水とメニューを渡し、注文を取った。
その間もずっと穴が開きそうなほど見つめられた。
「おい、そんなに見つめてくれるなよ。穴が開く。」
ニヤリと笑うと二人とも慌てたように水を飲みだした。
「はい、これ。」
「ねぇ…やっぱり変装しないと…ダメ?」
「お願いしますね。」
有無を言わせない微笑みでシュウの服を押し付けてきた。勿論下着は新品で買ったもの。
「はーい…。」
しぶしぶ自分の部屋で姿を変えてシュウの服に袖を通す。身長が高いと足元見づらいな。
「それに服がタバコ臭い…。」
自分から発せられる声がシュウのものであるというのは違和感しかない。声低いな…。
姿見を見るとどう見ても赤井秀一だった。
これなら大丈夫そう。
部屋を出ると昴が酷く楽しそうに見つめてきた。
「ホォー?流石ですね。どこからどう見ても俺だ。」
「ねぇ、タバコ臭凄いんだけど。」
「口調変えてもらえませんか?」
「タバコ臭い。香水貸せ。」
イラッとしながら香水を借りてプッシュした。
香水の男らしい良い香りが鼻をかすめる。
香水を棚に戻して振り返ると急にベッドに押し倒された。
「"ここ"も再現されているんですか?」
ニコニコしながらベルトのバックルを外してズボンを脱がそうとする。
「馬鹿!変態!」抵抗するも、元々は自分の身体。
見た目だけ変えても力はあまり変わらないので易々とズボンを押さえる手を剥がされた。
「いいじゃないですか、別に。元々自分自身ですから。あくまで確認ですよ。どうなっているのか。」
ギャーギャー騒ぐ私を気にもとめず、下着を捲られて中を覗かれた。…ぶん殴ってやろうか。
「ホォー。ここまでちゃんと再現してくれてるんですね。いつも見てくれているだけありますね。…完璧ですよ。」
そう言うとようやく離れていった。
「最低!!」乱れた着衣を整えた。
「言っておきますが言葉遣い、気をつけて下さいね。特にとっさの時は。」
「はー…。分かっている。心配するな。」
ぶすくれながら返答した。
運転は昴。
「自分が助手席に居るって、変な感じですね。」
「…楽しんでるだろ。俺にこうやって屈辱を味わせたいから変装させたんじゃないのか?」
「まさか。心外です。」
心外と言う割には目がそうだと言っている。
イライラしながらも梓ちゃんの為!!と自分を落ち着かせた。
現在ポアロで料理の準備をしている。
ちなみに昴は今トイレで着替え中。
しばらくすると昴が横に立った。
「これ、どうですか?」
コスプレと聞いて、吸血鬼とかゾンビとかそんな感じかな?と思っていたので横にいる昴の姿に驚いた。
「あー…。その姿、安室君が見たらキレるだろうな。」
まさかの、日本警察のブルーのシャツにズボン。
しかもちゃんと帽子まで被っている。
市販で売っているようなものだろうけど、クオリティ高い。
…正直結構似合っててカッコイイ。
ぐうの音も出ない。
「凄いな。細かい刺繍もちゃんとある。後で写真撮らせてくれ。」良いな。どうせなら自分も着てみたい。
「…自分が目を輝かせていると気持ち悪いですね。」
思わず顔をしかめたので後頭部を軽く叩いた。
準備も終わってしばらくすると最初の客が来た。
「いらっしゃいませ。」
入口をチラッと見ると蘭ちゃんと新一君だった。
「あぁ、来てくれたのか。好きな席座っていいぞ。」
声をかけたが二人とも呆然と固まっている。
それはそうか、沖矢昴もいて赤井秀一も居たら混乱するよな。
「私だよ、私。ナマエだよ。」
「え…本当に?明らかに骨格も顔も違ぇけど。」
「だいぶ昔に変装させた事があっただろう?」
かなり前だが、コナンの姿から新一の姿に変えたことがあった。
「あ…そういえば。」
「ほ、本当にナマエちゃんなの?」
蘭ちゃんが恐る恐る尋ねた。
「あぁ。そうだ。この姿じゃないと客に声をかけられたり触られるからと、昴が。」
「どう見ても赤井さんにしか見えねぇ…すげぇ。」
新一君が上から下までジロジロと見てきた。
「二人とも座ってくれ。今メニューと水持ってくる。」
水とメニューを渡し、注文を取った。
その間もずっと穴が開きそうなほど見つめられた。
「おい、そんなに見つめてくれるなよ。穴が開く。」
ニヤリと笑うと二人とも慌てたように水を飲みだした。