第4章
夢小説設定
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一旦部屋に戻りシャワーを浴びて着替えた。
「ふぉー。さっぱりした。」
部屋ではシュウが熱心にサバゲーのライフルの手入れをしていた。
いつもライフルを扱う時と同じような顔で。
…真剣だけど、どこか楽しそう。
ついじっくり顔を見てしまう。
「…ん?どうした?」
「…久しぶりにライバルと戦った感想は?」
「動きに隙がなく、銃の扱いも完璧だった。敵にまわしたくないという点は変わらないな。」
「ふーん。」
「何故拗ねる?」
「私は敵として眼中に無いんですねー。」
「ナマエは俺の敵になることなんてないだろ?君はいつでも俺の味方だ。」
茶化す訳でもなくて、至極当然といった顔をされた。
ズルい。そんな事言われるとは思わなかった。
「ッ……。一生味方で居ます!」
「…"一生"?今世だけか?」
「永遠についていきます…!」
言い直すとシュウは満足そうに笑って手入れを再開した。うん…やはり弄ばれている気がする。
少し経って夕食の時間になった。
夕食は別の場所で食べる事になっている。
まだ手入れが不十分らしく、テーブルにライフルを無造作に置き部屋を出た。
食事はビュッフェ形式。
種類も豊富でお酒も色々揃っている。
いい匂いが漂う。匂いだけでご飯何杯もいけそう。
シュウは料理を取りに行く前にお酒のメニューをじっくり眺めていた。
「シュウ、私先に料理取りに行ってるね。」
「あぁ。」空返事が返ってきた。
料理を取って戻ると安室がシュウに声をかけていた。
「迷ってるんですか?僕は断然この日本酒をオススメします。」
「ホォー。それにするよ。」
「…赤井って日本酒好きなのか?」
まさか日本酒を頼むと思っていなかったのか、安室が少し驚いた顔をした。
「日本に来て徐々に良さに気付いた。いつもウィスキーばかりだからな…たまには違うものを呑むこともある。」
「へぇ。今度一緒に日本酒だけの呑み会しません?貴方くらいお酒が強ければ長い時間一緒に楽しめそうです。周りの人は僕の半分位で潰れるか寝てしまうもので。」
「良いな。そうしよう。金は出すから安室君の好きな酒をいくつか選んで欲しい。」
「言ったな?最高のものを選んでみせますよ。」
「楽しみにしている。」
「ほら、皆さん待ってますから早く料理取ってきたらどうですか?酒の注文は僕がしておいてあげます。」
「助かるよ。」
「はぁー…。顔面国宝級のイケメン同士のやりとり…目の保養になるわー。心も潤うし最高。まぁ、私の真さんもなかなか負けてないと思うけど!」
後ろから園子ちゃんに声をかけられた。
「園子ちゃんの彼氏さんも素敵だよね。
流石に今日…は来れないか。」
来たとしても、京極さんの反射神経なら誰も勝てない気がする。ゲームにならないだろうな。
「大学とか忙しいみたい。最後に会ったのは夏休みよ…。遠距離はなかなか大変。」
「そうだよねぇ。会えない時間寂しいよね。私も3年間で1回しかシュウに会えなかった時期があるから…気持ち凄く分かるなぁ。」
「えっ?そうなの!?3年間で1回?…それは悲しすぎるわね。長期休暇の度に会えている私の方がずっとマシね…。」
「潜入の時はね…どうしても会えなくなっちゃうんだよね。仕事だから仕方ないけど。」
「よく乗り越えたわね…。遠距離恋愛の先輩として、上手くやるコツある??」
「コツ!?…うーん…お互い信頼して、会える時までじっと待つ…しかないかな。私達の時は、生きていてくれるだけで嬉しいから。今はきっと大変だけど、いつかずっと一緒に過ごせる時が来るから。
それまで頑張って!園子ちゃん!」
「うん。真さんの為ならいくらでも待てるわ。自信ついた。ありがとう!」
食事を終えて部屋に戻ると驚く光景が広がっていた。
「荷物…荒らされてる。」
トランクが開けられて中身が出ている。
「…俺のライフルがない。」
「えっ?…ホントだ。行く時テーブルに置いてあったのに。」
「貴重品は手に持っていて正解だったな。」
財布やFBIの手帳、スマホはずっと持ち歩いていたので盗られてはいない。良かった。
「ん…?」荷物の1番上に1枚、空のビニール袋が落ちている。
「あれ?これ、何が入ってたんだろ?」
「おい、1番上に乗っているという事は…。部屋を出る前シャワー浴びてただろ…?」
「ま…まさか…。」
現場保持をしないといけないので荷物に触れられない。しかし確かに脱いだ下着類はビニールにいれて上に乗せたはず。それがないと言うことは…。
「ははっ…下着…盗られた?」乾いた笑いしか出てこない。
シュウをちらりと見ると鬼の形相だ。
「冗談じゃない。絶対に犯人を捕まえる。」
「ふぉー。さっぱりした。」
部屋ではシュウが熱心にサバゲーのライフルの手入れをしていた。
いつもライフルを扱う時と同じような顔で。
…真剣だけど、どこか楽しそう。
ついじっくり顔を見てしまう。
「…ん?どうした?」
「…久しぶりにライバルと戦った感想は?」
「動きに隙がなく、銃の扱いも完璧だった。敵にまわしたくないという点は変わらないな。」
「ふーん。」
「何故拗ねる?」
「私は敵として眼中に無いんですねー。」
「ナマエは俺の敵になることなんてないだろ?君はいつでも俺の味方だ。」
茶化す訳でもなくて、至極当然といった顔をされた。
ズルい。そんな事言われるとは思わなかった。
「ッ……。一生味方で居ます!」
「…"一生"?今世だけか?」
「永遠についていきます…!」
言い直すとシュウは満足そうに笑って手入れを再開した。うん…やはり弄ばれている気がする。
少し経って夕食の時間になった。
夕食は別の場所で食べる事になっている。
まだ手入れが不十分らしく、テーブルにライフルを無造作に置き部屋を出た。
食事はビュッフェ形式。
種類も豊富でお酒も色々揃っている。
いい匂いが漂う。匂いだけでご飯何杯もいけそう。
シュウは料理を取りに行く前にお酒のメニューをじっくり眺めていた。
「シュウ、私先に料理取りに行ってるね。」
「あぁ。」空返事が返ってきた。
料理を取って戻ると安室がシュウに声をかけていた。
「迷ってるんですか?僕は断然この日本酒をオススメします。」
「ホォー。それにするよ。」
「…赤井って日本酒好きなのか?」
まさか日本酒を頼むと思っていなかったのか、安室が少し驚いた顔をした。
「日本に来て徐々に良さに気付いた。いつもウィスキーばかりだからな…たまには違うものを呑むこともある。」
「へぇ。今度一緒に日本酒だけの呑み会しません?貴方くらいお酒が強ければ長い時間一緒に楽しめそうです。周りの人は僕の半分位で潰れるか寝てしまうもので。」
「良いな。そうしよう。金は出すから安室君の好きな酒をいくつか選んで欲しい。」
「言ったな?最高のものを選んでみせますよ。」
「楽しみにしている。」
「ほら、皆さん待ってますから早く料理取ってきたらどうですか?酒の注文は僕がしておいてあげます。」
「助かるよ。」
「はぁー…。顔面国宝級のイケメン同士のやりとり…目の保養になるわー。心も潤うし最高。まぁ、私の真さんもなかなか負けてないと思うけど!」
後ろから園子ちゃんに声をかけられた。
「園子ちゃんの彼氏さんも素敵だよね。
流石に今日…は来れないか。」
来たとしても、京極さんの反射神経なら誰も勝てない気がする。ゲームにならないだろうな。
「大学とか忙しいみたい。最後に会ったのは夏休みよ…。遠距離はなかなか大変。」
「そうだよねぇ。会えない時間寂しいよね。私も3年間で1回しかシュウに会えなかった時期があるから…気持ち凄く分かるなぁ。」
「えっ?そうなの!?3年間で1回?…それは悲しすぎるわね。長期休暇の度に会えている私の方がずっとマシね…。」
「潜入の時はね…どうしても会えなくなっちゃうんだよね。仕事だから仕方ないけど。」
「よく乗り越えたわね…。遠距離恋愛の先輩として、上手くやるコツある??」
「コツ!?…うーん…お互い信頼して、会える時までじっと待つ…しかないかな。私達の時は、生きていてくれるだけで嬉しいから。今はきっと大変だけど、いつかずっと一緒に過ごせる時が来るから。
それまで頑張って!園子ちゃん!」
「うん。真さんの為ならいくらでも待てるわ。自信ついた。ありがとう!」
食事を終えて部屋に戻ると驚く光景が広がっていた。
「荷物…荒らされてる。」
トランクが開けられて中身が出ている。
「…俺のライフルがない。」
「えっ?…ホントだ。行く時テーブルに置いてあったのに。」
「貴重品は手に持っていて正解だったな。」
財布やFBIの手帳、スマホはずっと持ち歩いていたので盗られてはいない。良かった。
「ん…?」荷物の1番上に1枚、空のビニール袋が落ちている。
「あれ?これ、何が入ってたんだろ?」
「おい、1番上に乗っているという事は…。部屋を出る前シャワー浴びてただろ…?」
「ま…まさか…。」
現場保持をしないといけないので荷物に触れられない。しかし確かに脱いだ下着類はビニールにいれて上に乗せたはず。それがないと言うことは…。
「ははっ…下着…盗られた?」乾いた笑いしか出てこない。
シュウをちらりと見ると鬼の形相だ。
「冗談じゃない。絶対に犯人を捕まえる。」