第4章
夢小説設定
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シュウはこの間のポアロの事件と薬物所持の男に関する事件の事情聴取の為、警視庁へ行ってしまった。
私も行こうか?と聞いたのだが、またあの女が近付いてきて喧嘩になるのはごめんだと言われてしまった。
そういう訳で特にやる事もなかったので、今日は1人でショッピングモールに買い物に来ている。
たまには部屋着と下着を新調しようかなー!
そう思いながら歩いていると誕生石を扱うアクセサリー屋を見かけた。
せっかくなので入ってみる事にした。
えー、可愛い!どれもデザインが凝っていてオシャレ。
ふと振り返った時、薄グリーンの宝石と目が合った。
「ペリドット…。」
ペリドットという天然石の色はシュウの瞳の色にそっくりだった。
電飾が反射してキラキラと輝いて美しかった。
どれも綺麗だがさり気ない物が良いな。
迷ったが1粒ダイヤのようにカッティングされた石がついたネックレスにした。
8mm程の大きさだが、存在感はきちんとある。
購入しさっそく着けていく事にした。
「ペリドットには幸せ・夫婦の愛・平和という石言葉があるんですよ!夫婦仲を深めるのにオススメな石です。」
「へぇー!そうなんですか!」
とても素敵な意味があるんだなー。
店から出て歩いていると見知った後ろ姿が見えた。
1人でキョロキョロとしていてなんだか挙動不審だった。
「あれ?小五郎さん?」
「お?偶然だな!買い物か?」
「そうなんです。あの、キョロキョロしてましたけど、どうされたんですか?」
「お、おぅ…それが…。来月英理の誕生日なんだが、何をあげたら良いか分からなくてな…。」
「あ、それならさっき行った店、良かったですよ!
誕生石のアクセサリー屋なんですけど、デザインがどれもとっても可愛くて!」
「そうか…。アクセサリー屋ねぇ…。いや、なんか1人で入るのが小っ恥ずかしくてよー…。」
「じゃあ良ければ一緒に選びますよ!」
「そ、そうか!悪ぃな。助かるぜ。」
再度店内に入ると先程の店員さんが来てくれた。
「10月の誕生石はオパールかトルマリンですね。
」
「そうか。どっちも綺麗だが、このオパールとかいうやつ、色んな色が入っていて良いな。」
「オパールは非常に明るく幸せなエネルギ―を持つ、幸運の石です。才能や可能性を引き出し、願望を達成するために導く効果があるとされています。」
「お、弁護士の英理にピッタリだな!デザインはどれにするかな…。」
「弁護士さんだし、あんまり石は大きすぎないシンプルな方が使いやすいと思います。」
「ナマエちゃんの言う通りだな。すいません、これお願いします!」
「ありがとうございます。プレゼント用に梱包しますね。」
「お願いします。」
「いやー、助かった。お礼に昼飯でもご馳走させてくれ!」
「これくらい大した事ないですよー。お礼なんて。」
「遠慮すんなって!あ、店行く前に悪いがちょっとトイレ行かせてくれ。」
「あ、良ければそのプレゼント私持っておきますよ。」
「サンキュー!すぐ戻ってくるからな!」
男性用トイレのそばで待っている事にした。
「…お腹すいたなー。」とボソッと呟いた瞬間、爆発音と共に天井が崩れてきた。
逃げるにもここは通路の奥、行き止まりだった。
咄嗟に男性用トイレに入った。
慌てて中に入ったせいでスマホを落として運悪く画面が割れてしまった。
もう!小五郎さんがいる所事件ありだな。
「チッ…最悪。出れなくなった…。」
「なんだ!何事だ!」
「爆発なのか天井が崩落してきて…。」
「なんだって!大丈夫か?怪我はしてないか?」
「私は大丈夫です。他に中に人は居ますか?」
「あぁ、1人いる。大丈夫だ、中は特に崩落していない。怪我人もいない。まったく、何事だよ。
驚いて尿意が引っ込んじまった…。
とりあえず目暮警部に連絡する。」
「私、夫に電話してみます。」
「もしもし、シュウ?」
「ナマエか。すまない、今不測の事態が起きて手が離せないんだ。何か用か?」
「もしかして、あちこちで爆破事件でも起きてる?」
「何故それを?もしかして…。」
「偶然会った小五郎さんと一緒に巻き込まれちゃった…。」
「はぁーー。」なんでだよ、と言いたそうな深い溜息が聞こえた。
「そもそも今何処にいる?」
「米花ショッピングセンターの三階の男性用トイレ。」
「男性用トイレ?」
「入りたくて入ってるんじゃないからね!
小五郎さん待ってたんだけど天井が崩落したから仕方がなく中に避難したの!」
「そうか。怪我はないか?」
「大丈夫。私と小五郎さんと一般人1名、怪我人はなし。」
「そこには爆弾のようなものはないか?」
「ちょっと探してみる。男性用トイレ探すのなんか嫌だけど…。」
もう1人トイレにいた男性に事情を説明し小五郎さんと共に捜索させてもらう。
「掃除用具入れには何もなし、個室にもなし。
ん…?この洗面台の下、開くな…。」
下は引き戸の収納になっているらしい。
そっと開けると、嫌なものが目に入った。
「ん?なんだそれ。まるで玩具みてぇだな。」
「多分これ、爆弾ですよね…。実際見た事ないタイプですけど。」
でもなんとなく見覚えはある。
それはとある爆弾解除のゲームアプリで見たような形だった。ゲームはプレイした事はないが動画サイトでプレイしているのを見た事はあった。
裏表に6個ずつパーツが区切られており、ボタンやらコードやら色々付いている。
「もしもし、シュウ。見つけちゃった…爆弾。」
私も行こうか?と聞いたのだが、またあの女が近付いてきて喧嘩になるのはごめんだと言われてしまった。
そういう訳で特にやる事もなかったので、今日は1人でショッピングモールに買い物に来ている。
たまには部屋着と下着を新調しようかなー!
そう思いながら歩いていると誕生石を扱うアクセサリー屋を見かけた。
せっかくなので入ってみる事にした。
えー、可愛い!どれもデザインが凝っていてオシャレ。
ふと振り返った時、薄グリーンの宝石と目が合った。
「ペリドット…。」
ペリドットという天然石の色はシュウの瞳の色にそっくりだった。
電飾が反射してキラキラと輝いて美しかった。
どれも綺麗だがさり気ない物が良いな。
迷ったが1粒ダイヤのようにカッティングされた石がついたネックレスにした。
8mm程の大きさだが、存在感はきちんとある。
購入しさっそく着けていく事にした。
「ペリドットには幸せ・夫婦の愛・平和という石言葉があるんですよ!夫婦仲を深めるのにオススメな石です。」
「へぇー!そうなんですか!」
とても素敵な意味があるんだなー。
店から出て歩いていると見知った後ろ姿が見えた。
1人でキョロキョロとしていてなんだか挙動不審だった。
「あれ?小五郎さん?」
「お?偶然だな!買い物か?」
「そうなんです。あの、キョロキョロしてましたけど、どうされたんですか?」
「お、おぅ…それが…。来月英理の誕生日なんだが、何をあげたら良いか分からなくてな…。」
「あ、それならさっき行った店、良かったですよ!
誕生石のアクセサリー屋なんですけど、デザインがどれもとっても可愛くて!」
「そうか…。アクセサリー屋ねぇ…。いや、なんか1人で入るのが小っ恥ずかしくてよー…。」
「じゃあ良ければ一緒に選びますよ!」
「そ、そうか!悪ぃな。助かるぜ。」
再度店内に入ると先程の店員さんが来てくれた。
「10月の誕生石はオパールかトルマリンですね。
」
「そうか。どっちも綺麗だが、このオパールとかいうやつ、色んな色が入っていて良いな。」
「オパールは非常に明るく幸せなエネルギ―を持つ、幸運の石です。才能や可能性を引き出し、願望を達成するために導く効果があるとされています。」
「お、弁護士の英理にピッタリだな!デザインはどれにするかな…。」
「弁護士さんだし、あんまり石は大きすぎないシンプルな方が使いやすいと思います。」
「ナマエちゃんの言う通りだな。すいません、これお願いします!」
「ありがとうございます。プレゼント用に梱包しますね。」
「お願いします。」
「いやー、助かった。お礼に昼飯でもご馳走させてくれ!」
「これくらい大した事ないですよー。お礼なんて。」
「遠慮すんなって!あ、店行く前に悪いがちょっとトイレ行かせてくれ。」
「あ、良ければそのプレゼント私持っておきますよ。」
「サンキュー!すぐ戻ってくるからな!」
男性用トイレのそばで待っている事にした。
「…お腹すいたなー。」とボソッと呟いた瞬間、爆発音と共に天井が崩れてきた。
逃げるにもここは通路の奥、行き止まりだった。
咄嗟に男性用トイレに入った。
慌てて中に入ったせいでスマホを落として運悪く画面が割れてしまった。
もう!小五郎さんがいる所事件ありだな。
「チッ…最悪。出れなくなった…。」
「なんだ!何事だ!」
「爆発なのか天井が崩落してきて…。」
「なんだって!大丈夫か?怪我はしてないか?」
「私は大丈夫です。他に中に人は居ますか?」
「あぁ、1人いる。大丈夫だ、中は特に崩落していない。怪我人もいない。まったく、何事だよ。
驚いて尿意が引っ込んじまった…。
とりあえず目暮警部に連絡する。」
「私、夫に電話してみます。」
「もしもし、シュウ?」
「ナマエか。すまない、今不測の事態が起きて手が離せないんだ。何か用か?」
「もしかして、あちこちで爆破事件でも起きてる?」
「何故それを?もしかして…。」
「偶然会った小五郎さんと一緒に巻き込まれちゃった…。」
「はぁーー。」なんでだよ、と言いたそうな深い溜息が聞こえた。
「そもそも今何処にいる?」
「米花ショッピングセンターの三階の男性用トイレ。」
「男性用トイレ?」
「入りたくて入ってるんじゃないからね!
小五郎さん待ってたんだけど天井が崩落したから仕方がなく中に避難したの!」
「そうか。怪我はないか?」
「大丈夫。私と小五郎さんと一般人1名、怪我人はなし。」
「そこには爆弾のようなものはないか?」
「ちょっと探してみる。男性用トイレ探すのなんか嫌だけど…。」
もう1人トイレにいた男性に事情を説明し小五郎さんと共に捜索させてもらう。
「掃除用具入れには何もなし、個室にもなし。
ん…?この洗面台の下、開くな…。」
下は引き戸の収納になっているらしい。
そっと開けると、嫌なものが目に入った。
「ん?なんだそれ。まるで玩具みてぇだな。」
「多分これ、爆弾ですよね…。実際見た事ないタイプですけど。」
でもなんとなく見覚えはある。
それはとある爆弾解除のゲームアプリで見たような形だった。ゲームはプレイした事はないが動画サイトでプレイしているのを見た事はあった。
裏表に6個ずつパーツが区切られており、ボタンやらコードやら色々付いている。
「もしもし、シュウ。見つけちゃった…爆弾。」