第3章〈完結〉
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「ここは…良い眺めだな。…。」
目を開けるとナマエの魔法でビルの屋上に居た。
「良い景色でしょ?これくらいなら狙われてると思わないはず。
シュウならもっと離れて撃てるだろうけど、私はこれくらいが限界。ごめんね。」
「いや、ここなら犯人から目視できないはずだ。
問題はない。
それにナマエの技術は信頼している。」
「ありがと。FBIの最高のスナイパーに褒められるなんて光栄。
あっ、そういえば元の姿に戻しておくね。
万が一昴の姿で撃ってるの見られたらマズイし。」
「あぁ。
…犯人は時折顔を出しているらしい。写真を見たがダイナマイトと導火線が全身に張り巡らされていて背中に起爆装置があるようだ。
そして右手に起爆装置のスイッチを持っているが常に親指をかけている。
俺はダイナマイトと導火線の間から心臓を撃ち抜く。
弾みでスイッチを押してしまわないように犯人のスイッチに添えている親指を撃ち抜いてくれ。くれぐれも落とした弾みでスイッチを入れるなよ。」
「それはつまり、犯人のスイッチか親指を吹き飛ばした後でスイッチを回収しろと?」
「あぁ。」
「…随分鬼畜な内容ね。」
「君なら出来るだろう?」
「ギリギリだろうけどね。
とにかく、私はまだしもこんなダイナマイトぐるぐる巻きの犯人、撃てる…?隙間ある?大丈夫?」
「問題ない。このライフルの直径は7.62mm。
最悪1.5cmあれば良いだろう。
この写真を見る限り2〜3cmくらいは隙間がありそうだ。余裕だな。」
「流石です。」
「いつでも撃てるようにしておけよ。合図は俺がする。」
「もしもし、風見君。俺がカウントダウンをしたら狙撃の合図だと思ってくれ。
まずは犯人の気を逸らしてできる限り長く外に居させる時間を作ってくれないか?
…頼んだぞ。電話はそのままにしておいてくれ。」
10分後、犯人に食料を渡すべく捜査官が近づいて行く。
犯人が恐る恐るドアから出てきて捜査官と言葉をかわす。
弁当を受け取ると少し気が緩んだような顔をした。
「5…4…3…2…1……"0"」
同時に引き金を引いた。
銃声が耳をつんざく。
その瞬間に犯人の近くまで瞬時に移動し血にまみれたスイッチを奪った。
犯人の背中から起爆装置を外すと足で踏んで破壊した。これで爆発はしないはず。
スイッチを床に放って人質の元に急いだ。
背後からは警察官達の怒号のような声が聞こえる。
中に入ると服をズタズタに裂かれて裸の状態に近い女性がいた。
「怖かったね。もう大丈夫。」
声をかけた瞬間女性は聞いているこっちが辛くなるほど金切り声を上げて大声で泣いた。
わんわん泣くという表現がピッタリだ。
近くにあった女性ものの服を羽織らせてやりしばらく抱きしめた。
「もしもし、シュウ?」
「よくやった。俺は次の現場に行く。マスタングに積んでいる荷物を頼む。梓さんは風見君に送ってもらうようにしている。」
「分かった。次って、何処に?」
「安室君が銀行強盗で苦戦しているらしい。」
「分かった。お昼ご飯は?大丈夫?」
「少々飯抜きでも問題はない。気にするな。
…じゃあな。」
「うん、頑張って。」
電話を切った瞬間に警察官と救急隊が駆け込んできたので女性を引き渡す。
部屋から出て風見の所へ向かい梓さんを送ってもらうように改めて伝えた。
しぶしぶだったが了承してくれた。
鍵は預かっていたのでマスタングに乗り込んでポアロまで車を走らせて荷物を店内に置いた。
全部常温品だったので適当に置いても問題ないだろう。
いつ帰ってくるか分からないシュウの為に何か出来ることはないか考えながら帰路に着いた。
目を開けるとナマエの魔法でビルの屋上に居た。
「良い景色でしょ?これくらいなら狙われてると思わないはず。
シュウならもっと離れて撃てるだろうけど、私はこれくらいが限界。ごめんね。」
「いや、ここなら犯人から目視できないはずだ。
問題はない。
それにナマエの技術は信頼している。」
「ありがと。FBIの最高のスナイパーに褒められるなんて光栄。
あっ、そういえば元の姿に戻しておくね。
万が一昴の姿で撃ってるの見られたらマズイし。」
「あぁ。
…犯人は時折顔を出しているらしい。写真を見たがダイナマイトと導火線が全身に張り巡らされていて背中に起爆装置があるようだ。
そして右手に起爆装置のスイッチを持っているが常に親指をかけている。
俺はダイナマイトと導火線の間から心臓を撃ち抜く。
弾みでスイッチを押してしまわないように犯人のスイッチに添えている親指を撃ち抜いてくれ。くれぐれも落とした弾みでスイッチを入れるなよ。」
「それはつまり、犯人のスイッチか親指を吹き飛ばした後でスイッチを回収しろと?」
「あぁ。」
「…随分鬼畜な内容ね。」
「君なら出来るだろう?」
「ギリギリだろうけどね。
とにかく、私はまだしもこんなダイナマイトぐるぐる巻きの犯人、撃てる…?隙間ある?大丈夫?」
「問題ない。このライフルの直径は7.62mm。
最悪1.5cmあれば良いだろう。
この写真を見る限り2〜3cmくらいは隙間がありそうだ。余裕だな。」
「流石です。」
「いつでも撃てるようにしておけよ。合図は俺がする。」
「もしもし、風見君。俺がカウントダウンをしたら狙撃の合図だと思ってくれ。
まずは犯人の気を逸らしてできる限り長く外に居させる時間を作ってくれないか?
…頼んだぞ。電話はそのままにしておいてくれ。」
10分後、犯人に食料を渡すべく捜査官が近づいて行く。
犯人が恐る恐るドアから出てきて捜査官と言葉をかわす。
弁当を受け取ると少し気が緩んだような顔をした。
「5…4…3…2…1……"0"」
同時に引き金を引いた。
銃声が耳をつんざく。
その瞬間に犯人の近くまで瞬時に移動し血にまみれたスイッチを奪った。
犯人の背中から起爆装置を外すと足で踏んで破壊した。これで爆発はしないはず。
スイッチを床に放って人質の元に急いだ。
背後からは警察官達の怒号のような声が聞こえる。
中に入ると服をズタズタに裂かれて裸の状態に近い女性がいた。
「怖かったね。もう大丈夫。」
声をかけた瞬間女性は聞いているこっちが辛くなるほど金切り声を上げて大声で泣いた。
わんわん泣くという表現がピッタリだ。
近くにあった女性ものの服を羽織らせてやりしばらく抱きしめた。
「もしもし、シュウ?」
「よくやった。俺は次の現場に行く。マスタングに積んでいる荷物を頼む。梓さんは風見君に送ってもらうようにしている。」
「分かった。次って、何処に?」
「安室君が銀行強盗で苦戦しているらしい。」
「分かった。お昼ご飯は?大丈夫?」
「少々飯抜きでも問題はない。気にするな。
…じゃあな。」
「うん、頑張って。」
電話を切った瞬間に警察官と救急隊が駆け込んできたので女性を引き渡す。
部屋から出て風見の所へ向かい梓さんを送ってもらうように改めて伝えた。
しぶしぶだったが了承してくれた。
鍵は預かっていたのでマスタングに乗り込んでポアロまで車を走らせて荷物を店内に置いた。
全部常温品だったので適当に置いても問題ないだろう。
いつ帰ってくるか分からないシュウの為に何か出来ることはないか考えながら帰路に着いた。