第3章〈完結〉
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今日は一昨日までの事件の後始末で現場と警視庁を往復、山のような書類をなんとか一日で処理した。
おかげで夕食には間に合いそうだ。
「降谷君、そろそろ帰る。」
「あぁ、お疲れ。何か問題があったら連絡する。」
「分かった。そうだ、風見君。改めてきちんと梓さんを紹介したいんだが。」
「あっ、えっと、大丈夫です。」
「何か問題があったか?」
「あっ、いえ…実は言われた通りあの後昼食へ行ったんですが…。思ったより楽しくて…今度甘い物を一緒に食べに行こうと約束しまして…。」
風見君が耳まで赤くなっている。
「…そうか、それは良かったな。」
「ありがとうございました。」
「えっ?梓さんを紹介したのか。なるほど。
風見、恋愛にうつつを抜かして仕事に身が入らないような事だけは無いようにしろよ。」
「わ、分かってます!そもそも、まだ恋愛とかそういう段階では!」
それだけ慌てているという事はかなり好意があるのだろう。関係が進むのは時間の問題か。
そのまま荷物を手に駐車場へと向かった。
「あの!すみません!」
「なんだ?」
見知らぬ女性の警察官に話しかけられた。
「赤井さん、良かったら、連絡先教えて貰えませんか?」
「…それは、俺を好意的に思っての事か?」
「そ、そうです…。」
「悪いが妻が居るんでね。他を当たってくれ。」
「知ってます…。に…2番目でも…ダメですか?」
「馬鹿か!自分を大切にしろ。」
はっきり言うと車にさっさと乗り込んでエンジンを吹かした。
明らかに泣きながら女が立ち去った。
「チッ。」イライラする。
まるで俺が泣かしたみたいじゃないか。
馬鹿な提案をしているのはあちらなのに。
家のドアの前に着いてもまだイライラはおさまらなかった。
「おかえり〜。」
「ただいま。」
玄関にデカいダンボールが畳まれて置いてある。
恐らくナマエが購入した緋色の捜査官のグッズ類だろう。
今日届くと朝から大騒ぎしていたからな。
ナマエの横を通り過ぎるとふわっとミントと石鹸を足したような香水の匂いがした。
「…女物の香水じゃないだろ。誰かと会っていたのか?」
イライラしていたのもあって少し強めにぐっと引き寄せ首筋の匂いを確かめた。
「え?今日は蘭ちゃん達と会ってただけだよ?
この匂いは、じゃーん!これです!」
「…香水変えたのか?」
「これ、緋色の捜査官の変装バージョンの役柄をイメージした香水でね。
映画の続編で登場するんだけど、その役が昴にそっくりなの!
男物っぽいけど、爽やかな香りで良いかなって。」
「つまりは、他の男の香りを漂わせていると言う事か?」
「えっ?」
「…ちょっと待ってろ。」
自分の部屋に行き一つ掴む。
ナマエの手にしている香水を奪うと自分の香水を代わりに手元に押し付けた。
「俺のを使え。他の男の香りがするのは気に入らない。その役柄をイメージした香水とやらは俺が使う。
匂いを嗅ぎたければ俺の傍にいれば良い。」
我ながら馬鹿みたいな提案をしていると思ったが、
イライラしているのもあって迷わず言ってしまった。
「あははは!分かった。せっかくだから昴の姿の時につけてもらいたいなー。多分、優作さんが昴をイメージしてキャラクターを作ったと思うから。」
「…怒らないのか?」
「なんで?」
「馬鹿な嫉妬をしていると。」
「…むしろ、嬉しい…。」
照れて伏し目がちな彼女を見てイライラしていた気持ちはいつの間にか消えた。
代わりに自分の欲望がじわじわと感情を支配する。
「夕食は後だ。その香水の香りを消してやる。」
「ぇっ」
ナマエを担ぐと自室のベッドへと足を進めた。
香水を買ったことを後悔するくらい抱き潰してやる。
おかげで夕食には間に合いそうだ。
「降谷君、そろそろ帰る。」
「あぁ、お疲れ。何か問題があったら連絡する。」
「分かった。そうだ、風見君。改めてきちんと梓さんを紹介したいんだが。」
「あっ、えっと、大丈夫です。」
「何か問題があったか?」
「あっ、いえ…実は言われた通りあの後昼食へ行ったんですが…。思ったより楽しくて…今度甘い物を一緒に食べに行こうと約束しまして…。」
風見君が耳まで赤くなっている。
「…そうか、それは良かったな。」
「ありがとうございました。」
「えっ?梓さんを紹介したのか。なるほど。
風見、恋愛にうつつを抜かして仕事に身が入らないような事だけは無いようにしろよ。」
「わ、分かってます!そもそも、まだ恋愛とかそういう段階では!」
それだけ慌てているという事はかなり好意があるのだろう。関係が進むのは時間の問題か。
そのまま荷物を手に駐車場へと向かった。
「あの!すみません!」
「なんだ?」
見知らぬ女性の警察官に話しかけられた。
「赤井さん、良かったら、連絡先教えて貰えませんか?」
「…それは、俺を好意的に思っての事か?」
「そ、そうです…。」
「悪いが妻が居るんでね。他を当たってくれ。」
「知ってます…。に…2番目でも…ダメですか?」
「馬鹿か!自分を大切にしろ。」
はっきり言うと車にさっさと乗り込んでエンジンを吹かした。
明らかに泣きながら女が立ち去った。
「チッ。」イライラする。
まるで俺が泣かしたみたいじゃないか。
馬鹿な提案をしているのはあちらなのに。
家のドアの前に着いてもまだイライラはおさまらなかった。
「おかえり〜。」
「ただいま。」
玄関にデカいダンボールが畳まれて置いてある。
恐らくナマエが購入した緋色の捜査官のグッズ類だろう。
今日届くと朝から大騒ぎしていたからな。
ナマエの横を通り過ぎるとふわっとミントと石鹸を足したような香水の匂いがした。
「…女物の香水じゃないだろ。誰かと会っていたのか?」
イライラしていたのもあって少し強めにぐっと引き寄せ首筋の匂いを確かめた。
「え?今日は蘭ちゃん達と会ってただけだよ?
この匂いは、じゃーん!これです!」
「…香水変えたのか?」
「これ、緋色の捜査官の変装バージョンの役柄をイメージした香水でね。
映画の続編で登場するんだけど、その役が昴にそっくりなの!
男物っぽいけど、爽やかな香りで良いかなって。」
「つまりは、他の男の香りを漂わせていると言う事か?」
「えっ?」
「…ちょっと待ってろ。」
自分の部屋に行き一つ掴む。
ナマエの手にしている香水を奪うと自分の香水を代わりに手元に押し付けた。
「俺のを使え。他の男の香りがするのは気に入らない。その役柄をイメージした香水とやらは俺が使う。
匂いを嗅ぎたければ俺の傍にいれば良い。」
我ながら馬鹿みたいな提案をしていると思ったが、
イライラしているのもあって迷わず言ってしまった。
「あははは!分かった。せっかくだから昴の姿の時につけてもらいたいなー。多分、優作さんが昴をイメージしてキャラクターを作ったと思うから。」
「…怒らないのか?」
「なんで?」
「馬鹿な嫉妬をしていると。」
「…むしろ、嬉しい…。」
照れて伏し目がちな彼女を見てイライラしていた気持ちはいつの間にか消えた。
代わりに自分の欲望がじわじわと感情を支配する。
「夕食は後だ。その香水の香りを消してやる。」
「ぇっ」
ナマエを担ぐと自室のベッドへと足を進めた。
香水を買ったことを後悔するくらい抱き潰してやる。