第3章〈完結〉
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【性的描写あり】
最近本当にポアロの常連になりつつある。
顔見知りの女子高生も増えて色々話が出来るのも1つの楽しみだった。
「ナマエさぁん!」
「こんにちは!今日は…英語の勉強?」
「そうなのー。もうすぐ夏休み前でテストがあるから…。」
「大変だよね、頑張って!」
「ありがとう!夏休みは推し活で忙しくなりそうだから今のうち頑張る。」
「…ずっと気になってたんだけど…カバンにつけてるそのぬいぐるみキーホルダー、緋色の捜査官のキャラクターの?」
「そう!私あれ大ッ好きなの!ナマエさんも?」
「私も凄い好き!映画良かったよね!工藤優作さん、初めての脚本とは思えない素晴らしさ。」
「知ってます?来年続編が出るらしいですよ!
しかも来月からは緋色の捜査官がアニメ化もするという…。」
「え゛ぇ!?ホントに!?絶対見る!ヤバ!」
「アニメの予告見ます?」
スマホで予告動画を見せてもらった。
「なにこれ…作画…神すぎん!?」
泣ける…。
「ですよね!しかも来週先行販売でグッズも発売されるらしいですよー!」
「アクキーにアクスタ、フィギュアにぬいぐるみ…。はわー。これ、ヤバい、全部買う…。でもブラインド商品結構あるから被ったら困るなー。推し出るかな…。」
「緋色の捜査官推しですか?」
「もちろん!」
「私、捜査官の弟さん推しなんですよ。プロのチェスプレーヤーの!」
「良いよね、カッコ良いよね!」
「あの普段のだらしない感じと、チェスの時のキリッとしたギャップが堪らないです!
あ、もしお互いの推しが出たら交換しません?」
「やった!そうしよ!」
その後他の女子高生達とも推しが違う人とグッズ交換の約束を取り付けた。
「ムフフ…映画にアニメ、楽しみだなー。」
「随分腑抜けた顔してますね。」
「腑抜けた顔にもなるよー。推しのグッズが増えるのが嬉しくて。」
「ホォー?」
ふにゃふにゃし過ぎて昴の顔も見ずに出された紅茶に手をつけた。
今日は昴は閉店まで店にいるらしい。
そんなに客は多くないので閉店まで居座る事にした。
閉店後片付けを手伝ってテーブルを拭いていると、昴が私の腰を抱いて耳元で囁いた。
「そもそもあの緋色の捜査官のモデルは俺なんだが?」
「うん、知ってるよ?見た目そっくりだもん。
映画化した時の主演の俳優さんもかっこよかったなー。ほんの少しだけ似たタイプのイケメンだったよね!
アクションシーンも良かったし。
アニメの絵の方がより似てる気がするから、来月楽しみだなー。早くグッズ買いたい。」
「ホォー?」
「……あ。」何か確実に地雷を踏んだ気がする。
ずっと何も考えず腑抜けた発言をしていたが…。
「俺よりもそっちが良いんですか。よーーく分かりました。」
まずい…。ギギギギと音がしそうな位ゆっくりと後ろを振り向くと、昴がしっかりと目を見開いて見下ろしていた。獲物を見るような目つきだ。
「あわわ…あっ、いや、違ッ…あのね?そういうんじゃなくて…シュウに似てるから好きって言う感じ?
分かる?粒あんのたい焼きと、こしあんのたい焼きみたいな感じ…。見た目似てて中身違うみたいな?」
我ながら意味不明な説明をしていると思う。
「どちらが良いか、身体にしっかりと分からせて差し上げる必要がありそうですね?」
「そんな事は…ないと思う、よ?分かってるよ?うん。」
冷や汗がタラタラと垂れてくる。
両手を上げてゆっくりと昴から離れて後ろに下がった。
1歩下がると昴も1歩近づいてくる。
そんな事をしても店内の奥に行くばかりで逃げられないのは確実だった。
最奥まで行くとドアにぶつかった。
「…。」
「…。」
「今だッ!」
慌ててドアを開けて中に入るもドアを完全に閉める前に足で妨害されてしまった。
「ヒィーッ!」
「逃げないで下さいよ。」
笑顔100%の顔が怖い!怖すぎるッ!
しかもさりげなく腕をしっかりと掴んでるし!
「だだだだ…だって…。」
「…ね?」
ね?じゃないよ…何故後ろ手に内鍵をかけた?
ちなみにここは洗面所&トイレ。
「大丈夫です、いくら汚しても掃除するのは僕ですから。」
「ぜ、全然大丈夫じゃないです、ここ、一応出先だよ?外だよ?」
「建物内ですし、誰もいないから犯罪ではありません。」
そう言うと壁ドンされて動ける範囲がより狭まった。
「リアル壁ドン…。」
「あ゛?それが何か?」
怒ってらっしゃる!マジ切れしている!
昴からシュウが少し漏れている!
こんな嫉妬を超えて怒りのパターンは初めて見るかもしれない…。
「ナンデモアリマセン。」
「昼からずっと、他の男の話を聞いていて我慢出来るほど出来た男ではないんですよね。」
「いや、アニメと芸能人の話…。」
「もしも、僕がアイドルや女優の良さを延々と話していたらどんな気分になりますか?」
「…嫌です。」
「そうでしょう?それだけならまだしも、ずっと腑抜けた顔をしてこちらを見向きもせず、ろくに話も聞いていない。」
「えっ?そうだった?…ごめん。」
「だから、僕の事しか考えられないようにしてあげます。」
「家に帰ってからでも…。」
「そうしたら変装、解くでしょう?…赤井秀一の姿だと嫌でも緋色の捜査官の事を考えてしまうのではないですか?重ねられるのは、嫌です。」
「そんな事」
「それ以上喋るようなら口を塞ぎますよ。」
「…。」
「良い子だ。」
昴のモノがズボン越しにでも怒張しているのがよく分かる。
スカートを捲りあげて硬くなったモノを私の秘部に下着越しに押し付けた。
そのまま押し付けるように腰を動かされると嫌でも反応してしまう。
よく見るとトイレの窓開いている。慌てて両手で自分の口を塞いだ。
トイレには昴の早い呼吸の音と布が擦れる音だけが響く。
その音が妙に官能的でゾクゾクした。
「外でこんなに濡らして…。僕のズボンまで濡れて染みが出来てしまいましたよ?」
絶対自分のものだけではないとは思うが、愛液で昴のズボンの一部が目に見えて色が変わっていた。
「〜ッ、変態!」
「お互い様でしょう?こんな所で、こんなに興奮して。」
ベルトを外し、ズボンとチャックをおろすと私の下着をずらして怒張したものを直接擦り付けた。
「あッ…ん。」慌ててまた手で口を塞いだ。
「ハァーッハァーッ…気持ち良いでしょう?でもまだ挿れません。お仕置ですから。」
我慢出来なくて足が震えた。
「まだイってはダメですよ?」
「も…無理…ぃっ…。」
その時トイレの外で梓さんの声が聞こえた。
「Shit…。」
昴はズボンを直すとエプロンで覆い隠した。
上半身だけをドアから出して梓さんに声をかけた。
「梓さん、どうしたんですか?」
「あっ、昴さん!ちょっと用があって。
電話しても繋がらなくて、たまたま近くにいたので来ちゃいました!」
「そうでしたか、すみません。今トイレ掃除をしていまして。少し待っていて貰えますか?」
「分かりましたー。」
トイレのドアを閉めると機嫌が悪そうにこっちを見た。
「…魔法でトイレ綺麗にしておいたから。私、そのまま帰るからね!」
「…用が終わったらすぐに帰る。」
その言葉を最後まで聞く前に姿くらましで帰宅した。
「梓さん、お待たせしました。どうされましたか?」
「そろそろ材料が足りないものが増えてきて。コストコに買い出しに一緒に行って欲しいんです。」
「構いませんよ。いつですか?」
「いきなりなんですけど、明日ってどうですか?」
「大丈夫です。車、出しましょうか?」
「助かりますー!沢山買うと思うので。
それじゃあ明日の10時、ポアロの前で待ち合わせで良いですか?」
「分かりました。」
「ではよろしくお願いします!あ、何か片付け手伝いましょうか?」
「いえ、もう終わっているので大丈夫です。もう店閉めますから。」
「分かりました。ではまた明日!」
「えぇ。」
急いで店を閉めて車に乗り込み帰宅した。
下半身はおさまっているものの、身体の熱はまだ逃げていなくて重だるい感覚だけが中途半端に残っていた。
最近本当にポアロの常連になりつつある。
顔見知りの女子高生も増えて色々話が出来るのも1つの楽しみだった。
「ナマエさぁん!」
「こんにちは!今日は…英語の勉強?」
「そうなのー。もうすぐ夏休み前でテストがあるから…。」
「大変だよね、頑張って!」
「ありがとう!夏休みは推し活で忙しくなりそうだから今のうち頑張る。」
「…ずっと気になってたんだけど…カバンにつけてるそのぬいぐるみキーホルダー、緋色の捜査官のキャラクターの?」
「そう!私あれ大ッ好きなの!ナマエさんも?」
「私も凄い好き!映画良かったよね!工藤優作さん、初めての脚本とは思えない素晴らしさ。」
「知ってます?来年続編が出るらしいですよ!
しかも来月からは緋色の捜査官がアニメ化もするという…。」
「え゛ぇ!?ホントに!?絶対見る!ヤバ!」
「アニメの予告見ます?」
スマホで予告動画を見せてもらった。
「なにこれ…作画…神すぎん!?」
泣ける…。
「ですよね!しかも来週先行販売でグッズも発売されるらしいですよー!」
「アクキーにアクスタ、フィギュアにぬいぐるみ…。はわー。これ、ヤバい、全部買う…。でもブラインド商品結構あるから被ったら困るなー。推し出るかな…。」
「緋色の捜査官推しですか?」
「もちろん!」
「私、捜査官の弟さん推しなんですよ。プロのチェスプレーヤーの!」
「良いよね、カッコ良いよね!」
「あの普段のだらしない感じと、チェスの時のキリッとしたギャップが堪らないです!
あ、もしお互いの推しが出たら交換しません?」
「やった!そうしよ!」
その後他の女子高生達とも推しが違う人とグッズ交換の約束を取り付けた。
「ムフフ…映画にアニメ、楽しみだなー。」
「随分腑抜けた顔してますね。」
「腑抜けた顔にもなるよー。推しのグッズが増えるのが嬉しくて。」
「ホォー?」
ふにゃふにゃし過ぎて昴の顔も見ずに出された紅茶に手をつけた。
今日は昴は閉店まで店にいるらしい。
そんなに客は多くないので閉店まで居座る事にした。
閉店後片付けを手伝ってテーブルを拭いていると、昴が私の腰を抱いて耳元で囁いた。
「そもそもあの緋色の捜査官のモデルは俺なんだが?」
「うん、知ってるよ?見た目そっくりだもん。
映画化した時の主演の俳優さんもかっこよかったなー。ほんの少しだけ似たタイプのイケメンだったよね!
アクションシーンも良かったし。
アニメの絵の方がより似てる気がするから、来月楽しみだなー。早くグッズ買いたい。」
「ホォー?」
「……あ。」何か確実に地雷を踏んだ気がする。
ずっと何も考えず腑抜けた発言をしていたが…。
「俺よりもそっちが良いんですか。よーーく分かりました。」
まずい…。ギギギギと音がしそうな位ゆっくりと後ろを振り向くと、昴がしっかりと目を見開いて見下ろしていた。獲物を見るような目つきだ。
「あわわ…あっ、いや、違ッ…あのね?そういうんじゃなくて…シュウに似てるから好きって言う感じ?
分かる?粒あんのたい焼きと、こしあんのたい焼きみたいな感じ…。見た目似てて中身違うみたいな?」
我ながら意味不明な説明をしていると思う。
「どちらが良いか、身体にしっかりと分からせて差し上げる必要がありそうですね?」
「そんな事は…ないと思う、よ?分かってるよ?うん。」
冷や汗がタラタラと垂れてくる。
両手を上げてゆっくりと昴から離れて後ろに下がった。
1歩下がると昴も1歩近づいてくる。
そんな事をしても店内の奥に行くばかりで逃げられないのは確実だった。
最奥まで行くとドアにぶつかった。
「…。」
「…。」
「今だッ!」
慌ててドアを開けて中に入るもドアを完全に閉める前に足で妨害されてしまった。
「ヒィーッ!」
「逃げないで下さいよ。」
笑顔100%の顔が怖い!怖すぎるッ!
しかもさりげなく腕をしっかりと掴んでるし!
「だだだだ…だって…。」
「…ね?」
ね?じゃないよ…何故後ろ手に内鍵をかけた?
ちなみにここは洗面所&トイレ。
「大丈夫です、いくら汚しても掃除するのは僕ですから。」
「ぜ、全然大丈夫じゃないです、ここ、一応出先だよ?外だよ?」
「建物内ですし、誰もいないから犯罪ではありません。」
そう言うと壁ドンされて動ける範囲がより狭まった。
「リアル壁ドン…。」
「あ゛?それが何か?」
怒ってらっしゃる!マジ切れしている!
昴からシュウが少し漏れている!
こんな嫉妬を超えて怒りのパターンは初めて見るかもしれない…。
「ナンデモアリマセン。」
「昼からずっと、他の男の話を聞いていて我慢出来るほど出来た男ではないんですよね。」
「いや、アニメと芸能人の話…。」
「もしも、僕がアイドルや女優の良さを延々と話していたらどんな気分になりますか?」
「…嫌です。」
「そうでしょう?それだけならまだしも、ずっと腑抜けた顔をしてこちらを見向きもせず、ろくに話も聞いていない。」
「えっ?そうだった?…ごめん。」
「だから、僕の事しか考えられないようにしてあげます。」
「家に帰ってからでも…。」
「そうしたら変装、解くでしょう?…赤井秀一の姿だと嫌でも緋色の捜査官の事を考えてしまうのではないですか?重ねられるのは、嫌です。」
「そんな事」
「それ以上喋るようなら口を塞ぎますよ。」
「…。」
「良い子だ。」
昴のモノがズボン越しにでも怒張しているのがよく分かる。
スカートを捲りあげて硬くなったモノを私の秘部に下着越しに押し付けた。
そのまま押し付けるように腰を動かされると嫌でも反応してしまう。
よく見るとトイレの窓開いている。慌てて両手で自分の口を塞いだ。
トイレには昴の早い呼吸の音と布が擦れる音だけが響く。
その音が妙に官能的でゾクゾクした。
「外でこんなに濡らして…。僕のズボンまで濡れて染みが出来てしまいましたよ?」
絶対自分のものだけではないとは思うが、愛液で昴のズボンの一部が目に見えて色が変わっていた。
「〜ッ、変態!」
「お互い様でしょう?こんな所で、こんなに興奮して。」
ベルトを外し、ズボンとチャックをおろすと私の下着をずらして怒張したものを直接擦り付けた。
「あッ…ん。」慌ててまた手で口を塞いだ。
「ハァーッハァーッ…気持ち良いでしょう?でもまだ挿れません。お仕置ですから。」
我慢出来なくて足が震えた。
「まだイってはダメですよ?」
「も…無理…ぃっ…。」
その時トイレの外で梓さんの声が聞こえた。
「Shit…。」
昴はズボンを直すとエプロンで覆い隠した。
上半身だけをドアから出して梓さんに声をかけた。
「梓さん、どうしたんですか?」
「あっ、昴さん!ちょっと用があって。
電話しても繋がらなくて、たまたま近くにいたので来ちゃいました!」
「そうでしたか、すみません。今トイレ掃除をしていまして。少し待っていて貰えますか?」
「分かりましたー。」
トイレのドアを閉めると機嫌が悪そうにこっちを見た。
「…魔法でトイレ綺麗にしておいたから。私、そのまま帰るからね!」
「…用が終わったらすぐに帰る。」
その言葉を最後まで聞く前に姿くらましで帰宅した。
「梓さん、お待たせしました。どうされましたか?」
「そろそろ材料が足りないものが増えてきて。コストコに買い出しに一緒に行って欲しいんです。」
「構いませんよ。いつですか?」
「いきなりなんですけど、明日ってどうですか?」
「大丈夫です。車、出しましょうか?」
「助かりますー!沢山買うと思うので。
それじゃあ明日の10時、ポアロの前で待ち合わせで良いですか?」
「分かりました。」
「ではよろしくお願いします!あ、何か片付け手伝いましょうか?」
「いえ、もう終わっているので大丈夫です。もう店閉めますから。」
「分かりました。ではまた明日!」
「えぇ。」
急いで店を閉めて車に乗り込み帰宅した。
下半身はおさまっているものの、身体の熱はまだ逃げていなくて重だるい感覚だけが中途半端に残っていた。