第3章〈完結〉
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
スマホを買いに外へ出たは良いが、暑い。
もう7月、汗がにじみ出る。
こんな暑いのにシュウは紺の半袖シャツに黒のスラックス、黒のスニーカー、薄い青のサングラスを身につけている。なんだか見るだけて暑苦しい。
「ねぇ…シュウ、暑い…飲み物欲しい。」
「暑いな。スマホ買う前に飲み物買うか。」
「歩きながら飲もーよ…。スタバが良い。」
「分かった。」
「私、東京 オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ。期間限定商品だって!」
「コーヒー大丈夫なのか?」
「スタバのは美味しいから飲める。」
「…金は払うから自分で注文してくれ。俺はドリップコーヒーのアイスで、サイズはGrande。」
「メニュー言うのが面倒なんでしょ。」
「長すぎる。」
「はいはい。…ねぇ、あれ蘭ちゃんじゃない?」
「何処だ?」
「ほら、あの絡まれている…。」
「そうだな。」
「ちょっと、助けてきてよ!」
「あの子なら自分でどうにか出来そうだが。」
「そうかもしれないけど絡まれたら怖いでしょ!
それにせっかくデートで可愛い格好しているんだろうし余計な戦闘させないの!」
「分かった。その間コーヒー頼む。あとあの子の分も適当に。」
「はーい。」財布を渡されて買いに行った。
【赤井視点】
「その子は俺のツレなんだが。」
「あぁ!?…そ、そうでしたか…すみません!」
サングラス越しに睨むとそそくさと男達は去っていった。なんだ、大した事ないな。
「あ、ありがとう…ございます…。」
「そんな警戒するな、俺だ。」
サングラスを取ってやるとほっとした顔をした。
「赤井さん!一瞬誰かと思いました。何か変装ですか?」
「あぁ…まぁ、そんな所だ。絡まれていたから助けてこいと言われてな。」
「ありがとうございました。」
「ボウヤはどうした?」
「新一ったら連絡取れないんですよ!?どうせまた何か事件に首を突っ込んでいるんだと思うんですけど…。」
「恋人をほっぽらかして事件に熱中とは関心しないな。」
「もう!やっぱり電話繋がらない!」
「蘭ちゃん!絡まれてたけど大丈夫?」
「ナマエちゃん!赤井さんが助けてくれたから大丈夫、ありがとう。二人でデート?何かの捜査?」
「ただのデートだよ。シュウのスマホ、壊れちゃって…。新一君来ないの?」
「そうなの!電話繋がらなくて。」
「私達とコーヒー飲みながら日陰でゆっくりしてようよ。これ、スタバの新作フラペチーノ!暑いでしょ?良かったら飲んで。」
「えぇっ?良いの?悪いよ…。」
「遠慮しないで、シュウの奢り。」
「あぁ、遠慮する必要はない。こんな所で待っていては熱中症になるぞ。」
「ありがとうございます…いただきます。」
「私もいただきます。美味しい。」
「あっ、美味しい!」
「ナマエ、俺のコーヒー…。」
「あっ、ごめん。はい。」
「…冷たくて生き返る。旨い…。」
建物の日陰に入ってコーヒーを各々楽しんだ。
専ら話題は新一の愚痴。
愚痴とは言いつつ、彼女の頬が緩んでいるあたり、彼女なりの惚気だろう。
「そろそろ電話してみたらどうだ?」
「かけてみます………あ、もしもし新一!?今どこ?…すぐ来てよね!もう!…あと5分?分かった…待ってる。
あと5分で来るみたい。一緒にいてもらって良かった。ありがとうございました。」
「5分か。それくらいならボウヤが来るまで待っていよう。」
「暑いですし、大丈夫ですよ!あと5分くらい。」
「その5分の間にまた絡まれても困るからな。」
「うん、5分くらい余裕だよ。一緒に居るよ。」
「ごめんね…付き合わせちゃって。」
それから本当に5分くらいで到着した。
…何故かパトカーに乗って到着した。
横には高木刑事。
「あれぇ、ナマエさんに赤井さん!蘭さんと一緒に居たんですね。お久しぶりです!旅行以来ですね。」
「高木君、久しぶりだな。」
「蘭さんすみません、新一君お借りしました〜。」
「蘭!悪かった。高木刑事と遭遇して、つい…。」
「ボウヤ、あまり恋人を待たせるものじゃないぞ。事件があったらせめて現場近くまで彼女を連れてきてからにしろ。絡まれていたぞ。」
「えっ、蘭、ごめん!」
「赤井さん達が助けてくれたから大丈夫。もう、事件に首を突っ込むのはほどほどにしてよね。事件に夢中な新一も良いけど、たまにはゆっくりデートしたいんだから…。」
「分かった…。」
「蘭ちゃん、新一君、またね!」
「ありがとうございました!コーヒーご馳走様でした!」
二人と別れてようやくスマホを買いに行った。
画面が大きめの最新機種を購入した。
椅子に座って手続きを待っていると妙に視線を浴びている。
「何か格好が変か?」
「大丈夫じゃない?せめて建物内サングラス外せば?」
「そうだな。」
外してぼんやりと周囲を見ていると余計に視線を感じる。主に女性の。
「…やっぱり、シュウは目立つね。」
「そんなに怖いか?」
「いや、イケメンだからでしょ。」
「…。」
その後手続きを手早く行うとスマホを受け取り外に出た。
「スマホ、見せて〜!おおっ、新機種だからか更に画質良いね。綺麗に写真撮れそう。」
そう言うとシャッターを数回切った。
「絵になるね〜。せっかくだからシュウの写真集作りたい…笑」
「勘弁してくれ。」
「えぇー。私に酷い事した罰でしょ?いいじゃん。」
「そう言われると断りづらいな…。」
「街中で何枚か撮って、その後オシャレなカフェで撮って…後は家の中かな〜。」
「また喫茶店に入るのか。」
「後で甘いもの食べたいし。」
「…仕方がない。好きにしろ。」
「写真集用にシュウの服も買おうかな。」
嫌だとは言いづらくて服を買いにショッピングモールへ向かう事にした。
もう7月、汗がにじみ出る。
こんな暑いのにシュウは紺の半袖シャツに黒のスラックス、黒のスニーカー、薄い青のサングラスを身につけている。なんだか見るだけて暑苦しい。
「ねぇ…シュウ、暑い…飲み物欲しい。」
「暑いな。スマホ買う前に飲み物買うか。」
「歩きながら飲もーよ…。スタバが良い。」
「分かった。」
「私、東京 オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ。期間限定商品だって!」
「コーヒー大丈夫なのか?」
「スタバのは美味しいから飲める。」
「…金は払うから自分で注文してくれ。俺はドリップコーヒーのアイスで、サイズはGrande。」
「メニュー言うのが面倒なんでしょ。」
「長すぎる。」
「はいはい。…ねぇ、あれ蘭ちゃんじゃない?」
「何処だ?」
「ほら、あの絡まれている…。」
「そうだな。」
「ちょっと、助けてきてよ!」
「あの子なら自分でどうにか出来そうだが。」
「そうかもしれないけど絡まれたら怖いでしょ!
それにせっかくデートで可愛い格好しているんだろうし余計な戦闘させないの!」
「分かった。その間コーヒー頼む。あとあの子の分も適当に。」
「はーい。」財布を渡されて買いに行った。
【赤井視点】
「その子は俺のツレなんだが。」
「あぁ!?…そ、そうでしたか…すみません!」
サングラス越しに睨むとそそくさと男達は去っていった。なんだ、大した事ないな。
「あ、ありがとう…ございます…。」
「そんな警戒するな、俺だ。」
サングラスを取ってやるとほっとした顔をした。
「赤井さん!一瞬誰かと思いました。何か変装ですか?」
「あぁ…まぁ、そんな所だ。絡まれていたから助けてこいと言われてな。」
「ありがとうございました。」
「ボウヤはどうした?」
「新一ったら連絡取れないんですよ!?どうせまた何か事件に首を突っ込んでいるんだと思うんですけど…。」
「恋人をほっぽらかして事件に熱中とは関心しないな。」
「もう!やっぱり電話繋がらない!」
「蘭ちゃん!絡まれてたけど大丈夫?」
「ナマエちゃん!赤井さんが助けてくれたから大丈夫、ありがとう。二人でデート?何かの捜査?」
「ただのデートだよ。シュウのスマホ、壊れちゃって…。新一君来ないの?」
「そうなの!電話繋がらなくて。」
「私達とコーヒー飲みながら日陰でゆっくりしてようよ。これ、スタバの新作フラペチーノ!暑いでしょ?良かったら飲んで。」
「えぇっ?良いの?悪いよ…。」
「遠慮しないで、シュウの奢り。」
「あぁ、遠慮する必要はない。こんな所で待っていては熱中症になるぞ。」
「ありがとうございます…いただきます。」
「私もいただきます。美味しい。」
「あっ、美味しい!」
「ナマエ、俺のコーヒー…。」
「あっ、ごめん。はい。」
「…冷たくて生き返る。旨い…。」
建物の日陰に入ってコーヒーを各々楽しんだ。
専ら話題は新一の愚痴。
愚痴とは言いつつ、彼女の頬が緩んでいるあたり、彼女なりの惚気だろう。
「そろそろ電話してみたらどうだ?」
「かけてみます………あ、もしもし新一!?今どこ?…すぐ来てよね!もう!…あと5分?分かった…待ってる。
あと5分で来るみたい。一緒にいてもらって良かった。ありがとうございました。」
「5分か。それくらいならボウヤが来るまで待っていよう。」
「暑いですし、大丈夫ですよ!あと5分くらい。」
「その5分の間にまた絡まれても困るからな。」
「うん、5分くらい余裕だよ。一緒に居るよ。」
「ごめんね…付き合わせちゃって。」
それから本当に5分くらいで到着した。
…何故かパトカーに乗って到着した。
横には高木刑事。
「あれぇ、ナマエさんに赤井さん!蘭さんと一緒に居たんですね。お久しぶりです!旅行以来ですね。」
「高木君、久しぶりだな。」
「蘭さんすみません、新一君お借りしました〜。」
「蘭!悪かった。高木刑事と遭遇して、つい…。」
「ボウヤ、あまり恋人を待たせるものじゃないぞ。事件があったらせめて現場近くまで彼女を連れてきてからにしろ。絡まれていたぞ。」
「えっ、蘭、ごめん!」
「赤井さん達が助けてくれたから大丈夫。もう、事件に首を突っ込むのはほどほどにしてよね。事件に夢中な新一も良いけど、たまにはゆっくりデートしたいんだから…。」
「分かった…。」
「蘭ちゃん、新一君、またね!」
「ありがとうございました!コーヒーご馳走様でした!」
二人と別れてようやくスマホを買いに行った。
画面が大きめの最新機種を購入した。
椅子に座って手続きを待っていると妙に視線を浴びている。
「何か格好が変か?」
「大丈夫じゃない?せめて建物内サングラス外せば?」
「そうだな。」
外してぼんやりと周囲を見ていると余計に視線を感じる。主に女性の。
「…やっぱり、シュウは目立つね。」
「そんなに怖いか?」
「いや、イケメンだからでしょ。」
「…。」
その後手続きを手早く行うとスマホを受け取り外に出た。
「スマホ、見せて〜!おおっ、新機種だからか更に画質良いね。綺麗に写真撮れそう。」
そう言うとシャッターを数回切った。
「絵になるね〜。せっかくだからシュウの写真集作りたい…笑」
「勘弁してくれ。」
「えぇー。私に酷い事した罰でしょ?いいじゃん。」
「そう言われると断りづらいな…。」
「街中で何枚か撮って、その後オシャレなカフェで撮って…後は家の中かな〜。」
「また喫茶店に入るのか。」
「後で甘いもの食べたいし。」
「…仕方がない。好きにしろ。」
「写真集用にシュウの服も買おうかな。」
嫌だとは言いづらくて服を買いにショッピングモールへ向かう事にした。