家に帰るとナマエがお昼ご飯を作っていた。
「おかえりなさい。」
「あぁ、ただいま。」
「うどん作ったんだけど、食べれる？…ってなんか顔色悪いよ？大丈夫？」
「大丈夫だ。少し休めば治ると思う。」
「とりあえず栄養ドリンクでも飲んで。」
渡されたビンを開けて飲み干す。
「うどんはそのまま置いておくから食べれそうになったら食べて。」
「すまないな、部屋で少し休ませて貰う。」

何処へ行ってきたの？等余計な事を聞かれないのは少しほっとした。
財布とスマホをテーブルに置いて横になった。

「そういえば…。」
財布にチケットが入っていた。
これを利用させてもらうか。
その為にスマホを色々と操作した。
電話とデータがダメになったくらいでネットが使えるのは助かるな。

その後ディズニーまでの日は何事も無かったなかったように仲睦まじく過ごした。
家で一緒に食事を作ってみたりテレビを見たり時々家にあったゲームをしてみたり。
時々ショッピングモールでデートをしたり、気になるレストランで外食をした。

そしてディズニーに行く日になった。