第3章〈完結〉
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旅行の次の日、安室や蘭、園子にお土産を渡しに行った。
昼過ぎにあちこち行っていたらもう夕方になってしまった。夕食の支度をしなければ。
「ブロッコリー洗ってくれる?
魚をグリルに入れて…と。お、ご飯炊けた。」
「洗ったぞ。」
「ありがとう。」
今日はご飯にカブの味噌汁、サバの西京漬、ブロッコリーの梅マヨ和え、なすの漬物。
カブとブロッコリー、サバ、漬物は道の駅で買ったものだ。
「旨いな。野菜が新鮮だ。」
「うん、美味しい。」
「お、このサバ特に旨い。」
「あ、ほんとだ!全然鯖臭くないし美味しい!こんな美味しいサバ初めてかも。」
しばらく食べ続け、シュウに声をかけた。
「シュウって食べ方綺麗だよね〜。骨格標本作ってんのかなと思うくらい背骨の骨しか残ってないし。
もしかして小骨は食べてる?」
「…昔から母親に"作ってもらった料理は骨をしゃぶるくらい綺麗に食え。将来の嫁が泣くぞ"と言われてな。俺と秀吉には厳しかった。
小骨は面倒臭いからそのまま食べている。」
「すご…。骨刺さらないようにね…。
私の魚の食べ方恥ずかしくなる。」
「作った側だし良いんじゃないか?」
「魚焼いただけだし、元々味ついてるから私もある意味作ってもらった側に近いけど。」
「いや、魚焼くのは十分労力だ。野菜を洗うのも作った料理を皿に盛るのもそれだけで俺からしたら手間をかけていると思う。
俺なんて潜入していた頃カップ麺そのまま食っていた。」
「え゛。初めて聞いた。お湯入れないでって事?」
「あぁ。昔チキンラーメンそのままかじっていたら安室君が信じられないような顔して俺から奪ってお湯入れて卵とレタスまで入れてくれた。」
「優しい…笑。まぁ、チキンラーメンはまだ分かる。でも塩ラーメンとかそういうのは流石にお湯入れてたでしょ?」
「本気で疲れていた時は汁の粉末かけてそのまま食っていた。安室くんが呆れて軽蔑したような目で見ていたが…。」
「それは私も同感…。」
「それからは安室君が時々夕飯作ってくれていた。」
「もはや憐れまれてるじゃん…。」
「料理が出来ない時は食えれば良いと思っていた。それこそ酒と煙草さえあればと思っていて酷い生活していたな。カロリーメイトをよく食っていた。」
「だからライの時ちょっと痩せてたのか。危険がないかとか監視はしてたけど、まさかそんな食生活してたとは…。」
「今は随分健康的な食生活が出来ている。
ナマエが料理を教えてくれたおかげだ。」
これからも料理ちょっと頑張ろうと思った。
「そういえばディズニー行きたいと言っていたがいつ行きたい?」
「どうしようかな。7月だと暑いから今月中が良いな。」
「6月下旬で調べておこう。泊まりにするか、日帰りにするかどちらが良い?」
「泊まりは行ったばっかりだから日帰りかな。」
「了解。」
「休みは大丈夫なの?」
「大使館は問題ない。もう少ししたら辞めるしな。今後は一緒に公安の仕事を手伝うつもりだ。」
「辞めちゃうんだ。」
「あまりする事がないからな。」
ネットで予約を取ってもらった。
3週間後。"昴"と一緒に行く事になるけれど。
昼過ぎにあちこち行っていたらもう夕方になってしまった。夕食の支度をしなければ。
「ブロッコリー洗ってくれる?
魚をグリルに入れて…と。お、ご飯炊けた。」
「洗ったぞ。」
「ありがとう。」
今日はご飯にカブの味噌汁、サバの西京漬、ブロッコリーの梅マヨ和え、なすの漬物。
カブとブロッコリー、サバ、漬物は道の駅で買ったものだ。
「旨いな。野菜が新鮮だ。」
「うん、美味しい。」
「お、このサバ特に旨い。」
「あ、ほんとだ!全然鯖臭くないし美味しい!こんな美味しいサバ初めてかも。」
しばらく食べ続け、シュウに声をかけた。
「シュウって食べ方綺麗だよね〜。骨格標本作ってんのかなと思うくらい背骨の骨しか残ってないし。
もしかして小骨は食べてる?」
「…昔から母親に"作ってもらった料理は骨をしゃぶるくらい綺麗に食え。将来の嫁が泣くぞ"と言われてな。俺と秀吉には厳しかった。
小骨は面倒臭いからそのまま食べている。」
「すご…。骨刺さらないようにね…。
私の魚の食べ方恥ずかしくなる。」
「作った側だし良いんじゃないか?」
「魚焼いただけだし、元々味ついてるから私もある意味作ってもらった側に近いけど。」
「いや、魚焼くのは十分労力だ。野菜を洗うのも作った料理を皿に盛るのもそれだけで俺からしたら手間をかけていると思う。
俺なんて潜入していた頃カップ麺そのまま食っていた。」
「え゛。初めて聞いた。お湯入れないでって事?」
「あぁ。昔チキンラーメンそのままかじっていたら安室君が信じられないような顔して俺から奪ってお湯入れて卵とレタスまで入れてくれた。」
「優しい…笑。まぁ、チキンラーメンはまだ分かる。でも塩ラーメンとかそういうのは流石にお湯入れてたでしょ?」
「本気で疲れていた時は汁の粉末かけてそのまま食っていた。安室くんが呆れて軽蔑したような目で見ていたが…。」
「それは私も同感…。」
「それからは安室君が時々夕飯作ってくれていた。」
「もはや憐れまれてるじゃん…。」
「料理が出来ない時は食えれば良いと思っていた。それこそ酒と煙草さえあればと思っていて酷い生活していたな。カロリーメイトをよく食っていた。」
「だからライの時ちょっと痩せてたのか。危険がないかとか監視はしてたけど、まさかそんな食生活してたとは…。」
「今は随分健康的な食生活が出来ている。
ナマエが料理を教えてくれたおかげだ。」
これからも料理ちょっと頑張ろうと思った。
「そういえばディズニー行きたいと言っていたがいつ行きたい?」
「どうしようかな。7月だと暑いから今月中が良いな。」
「6月下旬で調べておこう。泊まりにするか、日帰りにするかどちらが良い?」
「泊まりは行ったばっかりだから日帰りかな。」
「了解。」
「休みは大丈夫なの?」
「大使館は問題ない。もう少ししたら辞めるしな。今後は一緒に公安の仕事を手伝うつもりだ。」
「辞めちゃうんだ。」
「あまりする事がないからな。」
ネットで予約を取ってもらった。
3週間後。"昴"と一緒に行く事になるけれど。