第3章〈完結〉
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目が覚めたら朝7時だった。
気付いたらシュウの腕の中にいた。
モゾモゾと腕の中からすり抜けて起き上がる。
朝食は8時半。まだ余裕があるな。
せっかくだから部屋の露天風呂でも入ろうかな〜。
着替えを取ろうと荷物を漁っているとシュウも目が覚めたらしい。
「おはよ。」
「おはよう。風呂にでも入るのか?」
「うん、部屋の露天風呂に入ろうかなと。」
「…俺も入る。」ボーッとした様子で布団から出てきた。
「…ちょ、パンイチで寝てたの?笑」
「浴衣着るのが面倒になった。こういうのは慣れない…。」
部屋の露天風呂に入った後朝食を食べに下へ降りた。
「おはよー。」「おはようございます!」
佐藤さんと高木刑事にまた会った。
「「おはよう。」」
二人とも目の下に少し隈がある。
…きっと夜色んな意味で楽しみすぎたんだろう…。
朝食を食べ終えて少し部屋で寛いだ後、旅館を出発した。目指すは牧場!車で30分ほどの距離だ。
「あんまり道混んでないね。」
「渋滞がなくて助かる。」
混雑なく到着した。
「まずはうさぎとモルモット触りたい!」
うさぎとモルモットの建物に着いて入った。
そういえば自分が動物の声が分かるという事を忘れていた。人の会話以外にも動物の声がザワザワ聞こえた。
「触らせてねー。」小声で声をかけた。
"どうぞ!"という子もいれば"いまご飯食べてるんだけど。"というそっけない子もいた。
みんな毛がふわふわで柔らかい。
皆大人しい子たちばかりだな。癒されるー。
チラッとシュウを見ると意外にも楽しそうだった。
「可愛いな。」微笑みながら薄茶色の少し大きいうさぎを撫で回していた。
シュウとうさぎのコラボ!良すぎ…。
思わずスマホで連写した。
「こら、音でうさぎが驚くだろ。」
「あっ、ごめんなさい。」
うさぎにも優しい、流石です。
手を洗って次はヤギのコーナー。
「この自販機みたいなのでエサ買えるらしいよ。」
"ごはんくれんの?""早く!"
しまった、言葉通じるんだった。私の声に反応してヤギがワラワラ柵の近くに来てしまった。
とりあえず二つ買ってシュウと1つずつ餌やりをした。
モナカみたいなものの中に粒のエサが入ってる。
まずはモナカを割って中の粒を出してヤギにあげた。
「可愛い、凄い食べる。しかもちゃんと舌でとって食べてくれてる。」
「手がベタベタになるけどな。」
最後にはモナカみたいな部分もヤギが食べた。
説明文にモナカの部分も食べますと書いてあった。
こういうのも食べるんだ…。
バリバリといい音がする。
再度手を洗って今度は馬のコーナーへ。
「乗馬出来るって!乗ろ!」
「馬に乗った事がないんだが。」
「教えてくれるって。」
職員さんに声をかけると馬を用意してくれた。
説明を受けてはじめにシュウが乗った。
「ヤバい…白馬の王子様というより、なんか武将とか騎士って感じがする。強そう。武器持っててもきっと違和感ない。」
「…安室君なら王子感出るかもしれないな…。」
「そうかも。」
想像しただけで王子というイメージにピッタリだ。
意外にもシュウは上手く乗りこなしていた。
凄いカッコイイ、という感想しか出なかった。
語彙力0。
私は言葉が通じてしまうので小声で馬に指示を出して乗っていた。乗馬は箒に乗る感覚に近いかもしれないな。楽しい。
あっという間に30分が経過し乗馬の時間は終わってしまった。
馬に別れを告げて移動した。
微妙に股が痛い。普段使わない筋肉が動いた感じ。
そろそろお昼の時間だが朝ごはんを食べすぎてお腹が空かない。
私は適当にアイスで済ませた。
シュウもお腹が空かないらしくホッドドッグのみ。
私達は基本朝パン食だった。
おかずの量が多いのもあったけど、朝にご飯食べ慣れてないからお腹が空かないのかも。
少し歩かないと。
その後牛を眺めたりお土産コーナーをうろついたりしてのんびりすごした。
私は記念にうさぎとヤギのぬいぐるみを買った。
「ヤギの瞳孔って目を閉じてるみたいだよね。ちょっと昴っぽい。」と笑うと、
心外だと言わんばかりに目を瞑り、
「僕が草食動物だとでも?肉食だと言う事を昨日の夜分からせたつもりでしたが、足りなかったんですかね?」と昴の口調で言われた。
シュウの声で昴の話し方をすると違和感しかなくて思わず吹き出した。
「ブフォ…!ちょ、やめて笑。あは…笑いとまらない…フフ………ブフォ!」
「笑いすぎだ。」
帰りの車でヤギのぬいぐるみに昴と名前をつけ遊んだ。
「昴、ヒゲもふもふ。」
「…その呼び方やめてくれ。…ふっ」
「シュウだって堪えきれずにちょっと笑っちゃってるじゃん!」
「変な事言うからだ…クッ…」
しばらくちょっかい出していたけれど途中で慣れてきたらしく笑わなくなった。
最終的にいつの間にかつけていた変声機のスイッチを入れて「僕で遊ぶのはやめてください。」と昴の声で怒られてしまった。
「いつの間に変声機を…。そういえばシャツのボタン全部止めてるなと思った…。」
気付いたら旅館に到着してしまった。
牧場楽しかったなー。
気付いたらシュウの腕の中にいた。
モゾモゾと腕の中からすり抜けて起き上がる。
朝食は8時半。まだ余裕があるな。
せっかくだから部屋の露天風呂でも入ろうかな〜。
着替えを取ろうと荷物を漁っているとシュウも目が覚めたらしい。
「おはよ。」
「おはよう。風呂にでも入るのか?」
「うん、部屋の露天風呂に入ろうかなと。」
「…俺も入る。」ボーッとした様子で布団から出てきた。
「…ちょ、パンイチで寝てたの?笑」
「浴衣着るのが面倒になった。こういうのは慣れない…。」
部屋の露天風呂に入った後朝食を食べに下へ降りた。
「おはよー。」「おはようございます!」
佐藤さんと高木刑事にまた会った。
「「おはよう。」」
二人とも目の下に少し隈がある。
…きっと夜色んな意味で楽しみすぎたんだろう…。
朝食を食べ終えて少し部屋で寛いだ後、旅館を出発した。目指すは牧場!車で30分ほどの距離だ。
「あんまり道混んでないね。」
「渋滞がなくて助かる。」
混雑なく到着した。
「まずはうさぎとモルモット触りたい!」
うさぎとモルモットの建物に着いて入った。
そういえば自分が動物の声が分かるという事を忘れていた。人の会話以外にも動物の声がザワザワ聞こえた。
「触らせてねー。」小声で声をかけた。
"どうぞ!"という子もいれば"いまご飯食べてるんだけど。"というそっけない子もいた。
みんな毛がふわふわで柔らかい。
皆大人しい子たちばかりだな。癒されるー。
チラッとシュウを見ると意外にも楽しそうだった。
「可愛いな。」微笑みながら薄茶色の少し大きいうさぎを撫で回していた。
シュウとうさぎのコラボ!良すぎ…。
思わずスマホで連写した。
「こら、音でうさぎが驚くだろ。」
「あっ、ごめんなさい。」
うさぎにも優しい、流石です。
手を洗って次はヤギのコーナー。
「この自販機みたいなのでエサ買えるらしいよ。」
"ごはんくれんの?""早く!"
しまった、言葉通じるんだった。私の声に反応してヤギがワラワラ柵の近くに来てしまった。
とりあえず二つ買ってシュウと1つずつ餌やりをした。
モナカみたいなものの中に粒のエサが入ってる。
まずはモナカを割って中の粒を出してヤギにあげた。
「可愛い、凄い食べる。しかもちゃんと舌でとって食べてくれてる。」
「手がベタベタになるけどな。」
最後にはモナカみたいな部分もヤギが食べた。
説明文にモナカの部分も食べますと書いてあった。
こういうのも食べるんだ…。
バリバリといい音がする。
再度手を洗って今度は馬のコーナーへ。
「乗馬出来るって!乗ろ!」
「馬に乗った事がないんだが。」
「教えてくれるって。」
職員さんに声をかけると馬を用意してくれた。
説明を受けてはじめにシュウが乗った。
「ヤバい…白馬の王子様というより、なんか武将とか騎士って感じがする。強そう。武器持っててもきっと違和感ない。」
「…安室君なら王子感出るかもしれないな…。」
「そうかも。」
想像しただけで王子というイメージにピッタリだ。
意外にもシュウは上手く乗りこなしていた。
凄いカッコイイ、という感想しか出なかった。
語彙力0。
私は言葉が通じてしまうので小声で馬に指示を出して乗っていた。乗馬は箒に乗る感覚に近いかもしれないな。楽しい。
あっという間に30分が経過し乗馬の時間は終わってしまった。
馬に別れを告げて移動した。
微妙に股が痛い。普段使わない筋肉が動いた感じ。
そろそろお昼の時間だが朝ごはんを食べすぎてお腹が空かない。
私は適当にアイスで済ませた。
シュウもお腹が空かないらしくホッドドッグのみ。
私達は基本朝パン食だった。
おかずの量が多いのもあったけど、朝にご飯食べ慣れてないからお腹が空かないのかも。
少し歩かないと。
その後牛を眺めたりお土産コーナーをうろついたりしてのんびりすごした。
私は記念にうさぎとヤギのぬいぐるみを買った。
「ヤギの瞳孔って目を閉じてるみたいだよね。ちょっと昴っぽい。」と笑うと、
心外だと言わんばかりに目を瞑り、
「僕が草食動物だとでも?肉食だと言う事を昨日の夜分からせたつもりでしたが、足りなかったんですかね?」と昴の口調で言われた。
シュウの声で昴の話し方をすると違和感しかなくて思わず吹き出した。
「ブフォ…!ちょ、やめて笑。あは…笑いとまらない…フフ………ブフォ!」
「笑いすぎだ。」
帰りの車でヤギのぬいぐるみに昴と名前をつけ遊んだ。
「昴、ヒゲもふもふ。」
「…その呼び方やめてくれ。…ふっ」
「シュウだって堪えきれずにちょっと笑っちゃってるじゃん!」
「変な事言うからだ…クッ…」
しばらくちょっかい出していたけれど途中で慣れてきたらしく笑わなくなった。
最終的にいつの間にかつけていた変声機のスイッチを入れて「僕で遊ぶのはやめてください。」と昴の声で怒られてしまった。
「いつの間に変声機を…。そういえばシャツのボタン全部止めてるなと思った…。」
気付いたら旅館に到着してしまった。
牧場楽しかったなー。